今日も元気に『モンスターハンター:ワールド』していますか?ゲームは繰り返し遊んでも楽しいものですが、初見ならではの驚きや刺激は一度きり。そんな初プレイならではの楽しさを通じて、本作の魅力を綴っていくプレイ日記を、今回もお送りします。
未だに蛮族チックな見た目から逃げられない日々を送っていますが、色味的にはマタギっぽいのかもと最近思うようになりました。どっちにしても、クールでスタイリッシュなハンターとはほど遠い! 地味な狩人生活はまだ続きそうです。
そんなマイハンターの装備はともあれ、今回は『モンスターハンター:ワールド』のプレイして実感した魅力の一端などに触れられればと思います。魅力と一口にいっても、ビジュアル・新要素・システム面の改善などなど枚挙に暇がないほどですが、プレイして特に実感したのは、テンポの良さです。
立ち止まることなく採取ができたり(一部例外はありますが)、素材を入手したら自動的に調合したり、回復薬を歩きながら飲めたりと、ハンティングをする上でシステム的なテンポが改善したのはもちろんですが、ストーリー進行のテンポが実に心地いい!
これまでのシリーズ作品は、キークエストを全てクリアすることで緊急クエストが登場し、この緊急クエストを達成することで次のハンターランク(HR)に上がれる、という形が大半でした。このキークエストは一見して分からない場合も多く、また複数あるため、HRを上げるのはなかなか大変でした。
ですが本作にはキークエストはなく、任務をクリアしていけば自然とストーリーが展開する形になっています。また、ストーリーを追いかけているだけで新しいモンスターが次々と登場。物語を進める上で、同じモンスターと何度も何度も戦う、といった足止めを食らうことはありません。もちろんフリークエストを受ければ、任意のモンスターを集中的に狩ることもできるので、プレイヤーのスタイルに合わせてチョイスが可能です。
ここまでのプレイ日記でも任務を中心にしており、ジャグラスから始まってケストドン、ドスジャグラス、クルルヤックにプケプケを倒すことで、新フィールド「大蟻塚の荒地」に辿り着きました。その最初の任務でリオレイアと出会い、ボルボロスとの狩猟まで一気に展開。惜しみないモンスターの登場ぶりは実にテンポがよく、止め時を見失うほどです。
そして新たに、行方不明になった学者を捜索して欲しいとの依頼を受け、再び大蟻塚の荒地へ。そこで見つけたのは、ボルボロスの不審な亡骸。怯える学者と合流すると、その躯が沼地に飲み込まれていき……待って! そのボルボロスから素材剥ぎたい!
願いは届かず亡骸は沼に引きずり込まれ、沼地の主「ジュラトドス」が登場。私のボルボロスを返してー! そんな叫びを胸に秘めつつ、沼に足を取られつつのバトル。新モンスターと戦うのは、緊張するけど刺激的で楽しいです。
ジュラトドス討伐の後は、樹上を飛び回る「トビカガチ」、さらにこれまで何度も見かけてきた「アンジャナフ」と、濃密な狩りが続きます。アンジャナフ戦では、初めてツタ罠による拘束も発動し、興奮度も更に上乗せ。ノリノリなハンティングが続きます。
様々なモンスターと対峙する展開が相次ぎましたが、次の任務はなんと「ゾラ・マグダラオス」の捕獲作戦! 確かに調査団の任務は、ゾラ・マグダラオスを目標としていましたが、それだけに対決はもっと後だろうと思い込んでいました。展開が矢継ぎ早だ…!
さすがに巨大すぎる体躯を持つため、捕獲作戦もかなり大がかり。大砲やバリスタを駆使してダメージを与えつつ、ゾラ・マグダラオスの背に乗り込んだら排熱器官の破壊を目指します。が、どこから排熱器官に行くのか分からずウロウロするマイハンター。そうか、オープニングでゾラ・マグダラオスの背に放り出されたのは、予習を兼ねてだったのか……地形をしっかり覚えておけばよかった!
そんなプチパニックに拍車をかけるように、なんとネルギガンテが襲来! まさかこのタイミングで登場するとは思わず、右往左往するマイハンター。装備も腕も整ってると思えないー!
このピンチに颯爽と駆けつけてくれたのは、1期団メンバーのソードマスターさん! 華麗な太刀さばきで、ネルギガンテと互角の立ち回りを見せてくれます。ハンターって頼もしい! 憧れる! ……若干アイデンティティーの揺らぎを感じますが、あれくらいのハンターになってみたい、ということでどうかひとつ。
こうして大きな山場を乗り越えましたが、ゾラ・マグダラオスを追う日々は続き、新たなフィールド「陸珊瑚の台地」に辿り着きます。連絡が取れなかった3期団との合流も果たし、新たなモンスターも更に登場。思わず、探索中に遭遇したツィツィヤックを2頭も討伐してしまいました。普通にクエスト受けてから倒した方が報酬もお得だと思うのに、勢いって恐い。
新たなフィールドに挑む前に毒大剣を強化しようとプケプケ狩りに行ったら、アンジャナフとドスジャグラスが一気に襲いかかってきて、恐ろしい三つ巴状態に。モンスターの乱入もテンポ良すぎです。一度に相手できるかーっ!
筆者の性格的に多少の寄り道こそしたものの、任務クエストだけでテンポよくシナリオが展開し、ゲームが進行していく『モンスターハンター:ワールド』。この時点でも、まだ下位の範囲に過ぎません。過去作を体験している方ほど、このテンポの良さには驚いたのではないでしょうか。この調子で、ゾラ・マグダラオスとの決着まで一気に駆け抜けたいものです。
テンポと言えば、卵の運搬がものすごくテンポいい! これまでの苦労が夢のようです。アプケロスたちのやる気も、ものそいスゴイんですけども。群れになって迫ってくるよ……!
【関連記事】
・『モンハン:ワールド』蛮族ハンター、いざ蟻塚へ─ボルボロスに“最強の武器”を食らわせる!【プレイ日記】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/02/11/112706.html
・『モンハン:ワールド』“蛮族”を返上したい! 装備の更新に挑むが、なぜかケモミミに…【プレイ日記】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/02/06/112591.html
・『モンハン:ワールド』実質無職を改め、正しいハンターになろう! ……あれ? この見た目だと、むしろ……【プレイ日記】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/02/01/112506.html
・『モンハン:ワールド』に降り立つが、しかし狩りに出られない!やり甲斐のあるキャラクリや可愛すぎるオトモアイルーのせいで…【プレイ日記】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/01/29/112419.html
・『モンハン:ワールド』もうキャンプ送りはイヤだ! 初心者がモンスターを狩るための10ヶ条【特集】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/02/08/112635.html
・『モンハン:ワールド』オンラインデビューを考えているハンターへ! マルチの前に知っておきたい10のポイント
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/02/03/112563.html
・「『モンハン:ワールド』どの武器使う?」結果発表─どの武器も超接戦! わずか“0.1”%で明暗が分かれることも…【アンケート】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/01/31/112464.html
・『モンハン:ワールド』新要素をおさらい―シームレス、導蟲…注目ポイントは?【狩猟編】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/01/25/112354.html
・『モンハン:ワールド』新要素をおさらい─かまど焼きやマカ錬金でアイテムゲット、一部の武器は“強化の巻き戻し”も可能!【拠点編】
URL:https://www.inside-games.jp/article/2018/01/25/112370.html
(C)CAPCOM CO., LTD. 2018 ALL RIGHTS RESERVED.
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
美少女ACT『Stellar Blade』体験版配信され好評も一瞬で削除/オープンワールド「ゾイド」2次創作ゲーム期間限定で再配布予定/任天堂の主要な開発会社おさらい特集【週刊スパラン3/8~】
-
ちょっと待ってください、激しく尖ったダークローグライクADV『PENNY BLOOD: HELLBOUND』が濃密で面白いんですよ…というプレイレポート
-
海外レビューハイスコア『STAR WARS: Battlefront Classic Collection』―シリーズの中で一番楽しい体験を新しいファンにも味わって欲しい
-
世界を救うヒーローにもただの農家にもなれる協力プレイ対応サンドボックスサバイバル『Delverium』自動生成されるオープンワールドで自由なスタイルで遊べる【今週のインディー3選】
-
【漫画じゃんげま】410.「忘るべからず」の巻
-
海外で高評価、その実態はどんなゲーム…? 新作オープンワールドSF ACT『アウトキャスト 新たなる始まり』は懐かしさも感じるハイクオリティ“洋ゲー”だ
-
今週発売の新作ゲーム『ドラゴンズドグマ 2』『Rise of the Ronin』『ファイナルファンタジーXIV』『Horizon Forbidden West Complete Edition』他
-
新作オープンワールドACT『アウトキャスト 新たなる始まり』は美しい異世界を駆ける探索&壮大なSFストーリーが融合した“やめどきが見つからない作品”!【プレイレポ】
-
『スト6』伝説のプロゲーマー“ウメハラ”が主催する『Beast Cup Tokyo』現地レポート!初のオフライン大会は大盛り上がり
-
「PlayStation 5」の魅力を引き立てる周辺機器ラインナップをチェック。再プレイも楽しくなる極上の環境を構築