
Bohemia Interactiveは、ミリタリーサンドボックス『Arma 3』の2018年ロードマップを公開しました。
ロードマップ公開に際し、Bohemia Interactiveは、『Arma 3』開発チームが徐々に新プロジェクトへ移行していることと、スタンドアローン版『DayZ』でも用いられている新エンジン“Enfusion”が誕生したことに触れながらも、新たな『Arma』まではおそらくまだ数年は掛かる旨をコメント。既に400万人を超え、500万人近いプレイヤーを擁する『Arma 3』については、過去5年間とは異なる形で今後もサポートを継続していくとしています。

なお、今回公開されたロードマップでは新たに2つの大きな計画が記載されています。7月に予定されている“ENCORE”アップデートでは「Jets」DLCを手がけたBRAVO ZERO ONE Studiosによる新コンテンツ、駆逐艦“USS Liberty”や、NATO/CSAT両軍の長距離SAMシステム、アクティブレーダー使用中のターゲットを自動ロックするミサイル、NATO戦闘機向けの空対地小型精密誘導爆弾などが追加されるとのこと。
また、“ENCORE”アップデートでは、これまでにリリースされた公式の『Arma 3』シナリオとキャンペーンの全てが、最新アセットおよびゲーム機能に最適化される予定です。

更に、2018年Q4には「Arma 3 Apex」導入者向けのボーナスシングルプレイヤーシナリオ「OLD MAN」が発表。これは、Tanoaを舞台に、本編及びApexのキャンペーンのエピローグとして展開するシナリオで、オープンワールド的なゲームプレイが特徴です。これらの作業と並行して、小規模な改良や修正を伴うプラットフォームのアップデートも予定されています。
そのほか、今後数年間ゲームとコミュニティをサポートするために、『Arma 3』の才能のあるMod製作者など外部の製作者とのパートナーシップを組み、新たな『Arma 3』DLCを計画しているとのこと。新たな試みが成功すれば2019年にはその第1弾をお披露目できるとしています。
そして、「Laws of War」DLCを手がけたアムステルダムスタジオについても、“『Arma 3』プラットフォーム”を用いた新たな実験プロジェクトへと取り掛かっており、2019年初めに詳細公開予定とのことです。
なお、今回のロードマップ公開にあわせ「Marksmen」DLCのテーマソングのレコーディング風景を収めたミュージックビデオも公開されています。
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