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大幅に進化した空戦アクション『World of Warplanes』をプレイ!メディア向け説明・体験会レポ

Wargaming.netは、7月18日に渋谷にあるオフィスにてオンライン空戦MMOゲームPC版『World of Warplanes』のメディア向けの説明体験会を実施しました。

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大幅に進化した空戦アクション『World of Warplanes』をプレイ!メディア向け説明・体験会レポ
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Wargaming.netは7月18日、渋谷にてオンライン空戦MMOゲームPC版『World of Warplanes』のメディア向けの説明体験会を実施。編集部も参加しました。

今回の説明体験会では、Wargaming.netの『World of Warplanes』開発ディレクターであるアレクサンダー・カシアネンコ氏と、パブリッシング・アジアパシフィク・プロデューサーの藤田健氏が登壇しました。長時間のゲームプレイも含めた説明会のレポートをお伝えします。

左・藤田健氏、右・アレクサンダー・カシアネンコ氏

海外向けVer 2.0解説映像


初めにカシアネンコ氏は、本作の特徴を説明しました。ウクライナのキエフで開発された『World of Warplanes』は、現時点で1200万人以上のプレイヤーを持ち、航空戦を簡単操作でプレイ可能です。航空機のクラスには5つあり、空戦に特化した戦闘機やマルチロール機、対地攻撃機、爆撃機などが存在します。ゲームには施設の占領、中立軍の存在、そしてリスポンなど戦力的要素が盛り込まれています。また新たな対戦モードやコンテンツを順次リリースしています。


次に藤田氏が説明に入りました。『WoWP』は、これまで日本で展開されていなかったときにもかかわらず、日本から北米サーバーにアクセスして遊んでいたプレイヤーは大勢いたと語ります。また日本語の攻略サイトなどがあることから、「意外と航空ファンが多いのではないのか」とも推測しています。他にも、日本のゲーム市場は中国と米国に次ぐ、世界第3位のゲーム市場であるため、『WoWP』を投入することに意義があるとも述べました。


今回配信された『World of Warplanes 2.0』は初のアジアローカライズ版となるもので(欧米では2017年10月に導入された)、技術ツリーの理解と開発スピードの促進となる他にも、プレイヤーのレビューや意見を参考にすることも目的としています。

これらの概要説明の後に質疑応答が実施されました。筆者は、「『WoWP』は、今後PS4/Xbox Oneなどのコンソール機でも展開する予定がありますか?」と質問したところ、「アップデート2.0で7割ほどゲーム内容が変わりました。これからオンボーディングやハイレベルな機能を改善することに集中したいです。そのためコンソールや他のプラットフォームへ展開する前に、今のゲームを100%満足できるようにすることを考えています」と答えました。

他に「このテストで3つの国家に絞ったのは?」という質問には、「このテストの目的は、日本のプレイヤーがどのようにプレイをしているのか、どのように戦闘機を育成するのかというものです。国を絞ることで、短時間でその結果を知れるからです」と回答しています。また、「日本ツリーに爆撃機が入っていないのはなぜ?」という質問には、「去年のアップデート2.0から初めて爆撃機が導入されました。これから他の爆撃機クラスを追加する予定で色々バランスを見てから入れたいと思います」と回答しました。

さらに「雷撃機は?」については、「一度コンサルタントと相談してから答えられると思います」と述べます。また、「日本テスト開始前に北米サーバーにいた日本のユーザー数は?」という質問は、「北米サーバーにて1600人ほどがプレイしています」とのこと。最後に「北米サーバーからアジアサーバーへの移行キャンペーンを展開しますか?」と聞いたところ、「現時点ではテスト段階であるので、検討するのは早いのではないかなと思います。移行キャンペーンをするなら正式に発表したいなと思います」と答え質疑応答は終了しました。


これらの説明と質疑応答の後、ゲームプレイ体験会が実施。筆者は、2013年の欧米で正式サービスが開始する以前のβ版を少しだけプレイしていた事がありましたが、当時のバージョンでは『World of Tanks』をそのまま空に持ってきたようなプレイ感覚でした。



今回のテストでは、日米独の3カ国がプレイ可能。
他にもソ連/イギリス/フランス/中国も登場する。


今回のバージョン2.0は、ゲームシステムが大きく変更されており、敵機をただ倒すだけではなく地域の占領や、中立地帯の兵装を破壊することで加速する占領値の増加など、ゲームプレイの幅が広がったことが大きな違いです。またプレイヤー機は体力制であるため、『World of Tanks』や『World of Warships』とさほど変わらない感覚でプレイ出来るのが大きいです。ジョイスティックやゲームパッドを用いらなくてもすぐプレイ出来ることに加え、バランスよく調整されて戦えるのがとても良く、以前プレイしたときよりも格段に面白くなっています。


しかしながら、HD化された『WoT』の戦車やより高解像度なモデルの『WoWS』の艦艇と見比べてしまうと、現時点の『WoWP』の航空機はどうしても3Dモデルの品質が少しばかり物足りなく感じてしまいます。また、マウス+キーボード操作が標準となるカジュアルな操作であることに加え、シミュレーター寄りのゲームプレイが好みなユーザーには相性が合わないかもしれません。

『World of Warplanes』の国内向けテストの終了日は現時点で発表されておらず18時から翌日午前1時まで開催されているため、気になるユーザーはプレイしてみてはいかがでしょうか?
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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