昨今オリンピックを始め、既存のゲーム業界以外の様々な方面より大きく取り上げられることになったe-Sports。アメリカ陸軍でもそのe-Sportsをレクリエーションに取り入れる動きがあるようです。
発表によれば、アメリカ陸軍では2018年7月28日より『ストリートファイターV』の大会を開催するとしており、全ての現役陸軍兵士に参加資格があるとのこと。ダブルイリミネーション形式で展開する大会は8つの基地で予選が開催され、各基地での勝者は2018年9月1日にワシントン州シアトルで行われるゲームイベント「PAX West」にて実施予定のグランドファイナルへの挑戦権を得ることができます。
勝者にはマンダレイ・ベイMGMリゾートの2泊宿泊権および、Twitchのグッズ、特別ジャージ及びコインと500ドル相当のギフトカードが与えられるとのこと。なお、7月28日のフォート・ブリス、8月11日のフォート・ゴードン、8月18日のジョイス・ベース・ルイス・マクコード、8月25日のフォート・ウェインライトでの試合及びグランドファイナルについては配信も行われる予定です。
トーナメントの開催にあたって、運営のArmy Entertainmentは、e-Sportsは競技練習を通じて、兵士の手と目の調整、精神的な集中と反応時間の改善に繋がっており、通常の職務にも役立つ旨をコメントしています。
今回は『ストリートファイターV』での開催となったこの米陸軍のe-Sports大会ですが、将来的には『レインボーシックス シージ』や『PUBG』、『Arma 3』であったりと、より“業務に即した”テーマを扱うタイトルが採用されるケースに期待してみたくなるところかも知れません。
※ UPDATE(2018/7/27 13:33):本文・見出し中「PAX East」を「PAX West」に修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
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