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各作品の独自要素まで解説!PC/スマホで遊べる本格派「MOBA」ゲーム5選

読者の皆様は、RTS(リアルタイムストラテジー)から派生した、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)というジャンルをご存知ですか?本稿では、今盛り上がっているMOBAタイトルを5作品ご紹介します。

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各作品の独自要素まで解説!PC/スマホで遊べる本格派「MOBA」ゲーム5選
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読者の皆様は、RTS(リアルタイムストラテジー)から派生した、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)というジャンルをご存知ですか?個性豊かなキャラクターの中から1人を選び、自陣を守りながら敵陣を攻め、智略と腕前とチームワークを駆使しながら勝利を目指す、という競技性の高いジャンルです。

RTSとは異なり、アクションRPG的な要素を持ちつつも、戦略的な行動が必要とされ、カジュアルシーンから競技シーンまで非常に盛り上がっています。本稿では、「ランク戦にがっつり打ち込む」「e-Sportsシーンの観戦/参加」「Twitch/YouTubeなどの映像配信」「フレンドと一緒に遊ぶ」と多様な魅力を持つMOBAの中でも、特に盛り上がっているタイトルを5作品をご紹介。「MOBAには興味があるが、どれから始めたらいいか分からない」「遊んだことのないMOBAの特徴を知りたい」という方の参考になれば幸いです。



『リーグ・オブ・レジェンド』



こんな人におすすめ:様々なキャラクターを使いたい人
1ゲームの平均試合時間:約30分
公式Webサイト:https://jp.leagueoflegends.com/ja

世界中で最もプレイヤー数が多いMOBAとして知られる『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』。一般的にMOBAと呼ばれるジャンルのセオリーを踏襲しており、個性豊かなキャラクターや多種多様なスキンが特徴で、ルールは非常にシンプルです。5vs5で遊べる基本的なモードだけでなく、週末に開催されるイベント用の特別モードもあり、全員同じチャンピオンを使用して戦ったり、スキルのクールダウンが超高速な状態で戦えるモードなどが週替りで開催されています。

今作は日本国内向けにも展開していて、ゲーム中のテキストはすべて日本語になっています。本作で使用するキャラクターはチャンピオンと呼ばれ、ボイスは国内の有名声優が担当し、アニメや洋画の吹き替えを担当しているお馴染みの人も多数見つかります。ジョーク的なボイスも日本語版独自のものになっていたりするので、英語が得意な方もそうでない方もより楽しめます。



『Dota 2』



こんな人におすすめ:頻繁にぶつかり合う、ハードな戦いを楽しみたい人
1ゲームの平均試合時間:約30分
公式Webサイト(Steam):https://store.steampowered.com/app/570/Dota_2/

『Dota 2』は、言わずとしれた「Steam」運営元のValveによる硬派なMOBA。現在は最も賞金額の高いe-Sports大会を開催していることでも有名です。本作では使用キャラクターをHeroと呼び、それぞれメインとなる属性があり、上がる能力に特性が付くようになっています。他のMOBAには自分の本拠地に戻るための「リコール」という機能がありますが、『Dota 2』においては「Town Portal Scroll」という帰還用アイテムが用意されています。本拠地以外でもアイテムが購入できるのも今作の特徴のひとつ。その場合の購入アイテムは「クーリエ」と呼ばれる動物を利用して運んでくる必要があります。

ユニットを倒してお金を稼ぐというシステムは他のMOBAと共通ですが、敢えて味方のユニットを倒して敵に経験値やゴールドを稼がせないようにする「Deny」という独自の機能があります。また、レーンサイドにある「木」を切ってジャングル内のルートを増やすことができ、戦略の幅を広げることも可能。比較的複雑にはなりますが、他のMOBAには見られないユニークな要素が散りばめられています。




『Heroes of the Storm』



こんな人におすすめ:Blizzard Entertainmentのタイトルが好きな人
1ゲームの平均試合時間:約20分
公式Webサイト:https://heroesofthestorm.com/en-us/

Blizzard Entertainmentが開発するMOBAタイトルで、同社の販売している他のタイトルに登場するキャラクター(Hero)が勢揃いしているのが特徴。『World of Warcraft』『オーバーウォッチ』の登場キャラクターが、原作の特徴そのままにプレイできます。ゲーム中にイベントが起きるのも今作ならではの特殊要素で、マップ独自のギミックを生かして有利にゲームを進めることもできます。

アイテムやお金といった概念が存在せず、キャラクターのレベルもチームで共有するため、「自分のレベルが上がるときはチームメイトも一緒に上がる」というのも、『HotS』のユニークなポイントです。つまり、集団戦を仕掛ける際のレベル差が大きなものになるということ。また、一定のレベルに達するごとに、スキルの取得や追加効果などを選択できる「Talent」という要素が存在します。

また、「Healing Fountain」と呼ばれる泉がレーン途中に設置されており、使用することでHPやManaを時間をかけて回復することができますが、その代わりに2分のクールダウンタイムが発生します。「回復を行う際に、必ずしもリコールを行う必要がない」というのがポイントです。また、Mountsと呼ばれる乗り物を呼び出すことで、少し高速に移動することも可能です。




『SMITE』



こんな人におすすめ:3人称視点でMOBAをプレイしたい人
1ゲームの平均試合時間:約30分
公式Webサイト:https://www.smitegame.com/

『SMITE』は、今回ご紹介するMOBAの中でも異色とも言えるジャンルで、見下ろし型ではなく後方からの3人称視点のシューター(TPS)に非常に近いプレイ感を持っています。ゲームシステムはチケット方式で、相手のチケットを減らしていき、0にすれば勝ちというシンプルなもの。自動でアイテムを購入したり、スキルのレベルアップが行える初心者には優しいシステムも導入されています。

エモートやスキンごとに異なるボイス(一部標準スキンとの共通あり)が用意されているのも嬉しいところ。本作での使用キャラクターであるGodは、ゲーム内通貨もしくは課金通貨で購入できます。

ゲームモードは、大きく分けると「Normal」「Co-op vs AI」「Ranked」の3種類。それぞれ異なるマップやルールが用意されています。3vs3や5vs5が行えるマップやモードも多数用意されていますが、初心者には「Co-op vs AI」がRECOMMENDED(推奨)であると勧められるため、ゲームに慣れるまでどれをプレイすれば良いかも一目瞭然。インゲームボイスチャットも実装されているため、「シューターとMOBAの良いとこ取りをしたようなもの」と考えても良いぐらいです。




『Vainglory』



こんな人におすすめ:スマホ、タブレットでMOBAを楽しみたい人
1ゲームの平均試合時間:約25分
公式Webサイト:https://5v5.vainglorygame.com/

『Vainglory』はスマホとタブレットで遊べるMOBAタイトル。アップデートを重ね、現在は5vs5のプレイにも対応し、PCのMOBAタイトルのような本格的ゲームプレイが楽しめます。モバイル向けタイトルとは言えども、システム面は丁寧に作られており、ジャングルの攻略やアイテムの買う順番などで戦略を大きく広げられます。

今作には「ミニオン鉱山」という独自要素が存在。ここにいる「鉱山掘り」を倒すことで、ミニオンの能力が上昇します。同様に「金鉱山」というオブジェクトもあり、こちらの「鉱山掘り」を倒すと、溜まっていたゴールドが味方陣営に与えられます。そのため、今作のジャングル管理は非常に重要と言えます。

また、マップ中央では「クラーケン」と呼ばれる強力な中立モンスターがプレイヤーを待ち受けます。このモンスターは倒すとチームの味方にすることができ、ゲームに大きな影響をおよぼします。「クラーケン」を味方にしたチームは一気に勝利へ近付くことができるため、中盤以降は「クラーケン」を相手に取らせないことも重要になります。






以上、MOBAタイトルを5作品紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。シンプルなゲーム性で多くのキャラクターが楽しめる『リーグ・オブ・レジェンド』、よりハードなゲームプレイが楽しめる『Dota 2』、Blizzard社のキャラクターが勢揃いする『Heroes of the Storm』、3人称視点でMOBAが楽しめる『SMITE』、そしてスマホやタブレットで本格的なMOBAが楽しめる『Vainglory』と、それぞれ際立った個性があるだけでなく、対象とするユーザー層も異なっています。全タイトルが基本プレイ無料で提供されているので、気になるMOBAが見つかった方は、この機会に触れてみてはいかがでしょうか。
《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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