Valveは、同社の人気MOBA『DOTA 2』の世界大会「The International 2018」本戦開催に合わせ、Steam新ブロードキャストシステムの運用を開始しました。
「steam.tv」(Steam.tv)のドメインで運用されている同サービスは、以前のSteamブロードキャストに比べ、再生機能が強化。以前はユーザー側の視聴開始以前に遡る手段はありませんでしたが、視聴開始前まで巻き戻すことが可能になりました(最大30分)。また、先日リリースされた新Steamチャットが統合され、配信映像を見るためのグループをテキスト、ボイスチャット問わず任意に作成可能です。さらに、再生画質の解像度のみでなく、フレームレート選択も行える機能も備わっています。
『DOTA 2』公式ブログ表によれば、この新ブロードキャストシステムは現時点では、「The International 2018」用にカスタムされているとのことですが、同大会終了後に、サポートを全ゲームへと拡大、各パートナーへ関連するSteamworksAPIの配布を始める予定となっています。なお、その際に「Steam.tv」の名称が継続されるか、現時点で判明していない新機能が追加されるか、などについては明らかになっていません。
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