Devolver Digitalは、Gamepiresが手がけるゾンビサバイバル『SCUM』のゲーム内に存在したナチスの意匠を持つタトゥーを削除し、その表現について謝罪しています。
海外メディアのPolygonによると、このタトゥーは同作のDLC「SCUM Supporter Pack」に同梱されていたもので、白人至上主義者やネオナチが隠語として用いる「14」の数字とナチス式敬礼を表す「88」の数字、及び頭蓋骨と鉄十字が組み合わさったデザインのものであったとのこと。
これに対してパブリッシャーであるDevolver Digitalは、同メディアを通して謝罪し、タトゥー実装の経緯について説明。曰く、タトゥーの使用は刑務所文化のリアリティとその恐ろしい要素の描写を意図していたものの、同社はタトゥーのシンボルやその内容には同意しておらず、これを受けてゲームの全コンテンツを再確認していることを伝えています。
また、開発を手掛けるGamepiresも同メディアを通してコメントしており、彼らはタトゥーの実装について『SCUM』で犯罪者による最悪の雰囲気を演出するため、未来的なリアリティショーで「死と戦う」状況にある人々を描写することが目的であったと説明。ただし、フォーラムの反応から、これが不要であったことを受け止め、ファンに誤解を生んだことを謝罪しています。
なお、同メディアによれば既に公式SNSやゲーム内からもこれらの画像やデザインは削除されており、DLC内のタトゥーも修正されているとのことです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム文化 アクセスランキング
-
『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介
-
DDRをミニ化したリメイク版「DanceDanceRevolution Classic Mini」9月27日に発売決定!初代から3rdの曲を中心に収録予定
-
『呪術廻戦 ファンパレ』ハーフアニバーサリーを記念したリアルイベント「ファンパレード」を6月に開催!抽選申し込みもスタート
-
『星のカービィ』生みの親・桜井政博氏がカービィを食べちゃった?美味しそうにフォークを入れる写真にファンも「だめぇぇぇぇぇ」
-
廃墟となった東京に潜む怪異と戦え!ローポリスタイリッシュホラーアクション『NIGHTMARE OPERATOR』Steamストア公開
-
海外人気サンドボックスゲーム『Garry's Mod』製作者が任天堂関連のSteamワークショップアイテムの削除要求に応じる「二度とアップロードしないでほしい」
-
現実に欲しいゲームの機能は?セーブ&ロード、ファストトラベル、リスポーン...魅力的な機能が盛りだくさん
-
ドラマ「フォールアウト」で熱視線の“作中時系列”問題に新たな説が浮上。登場人物が「わざと嘘をついていたのかも」と初作開発者が語る
-
あの狂気が再現…!映画「ジョーカー」の非公式オープンワールドゲーム映像が凄まじいクオリティ
-
堀井雄二氏が『ドラクエ3リメイク』をテストプレイしていることを明かす…2年半続報なくも開発は進んでいる模様