inXileが『The Bard's Tale IV』売上次第でInterplay版権の買収を検討―発売後18ヶ月で200万本売れれば | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

inXileが『The Bard's Tale IV』売上次第でInterplay版権の買収を検討―発売後18ヶ月で200万本売れれば

2018年9月18日の発売が迫る、名作ダンジョンRPGシリーズ30年ぶりのナンバリング新作『The Bard's Tale IV』。同作を手がけるinXile EntertainmentのトップBrian Fargo氏は、現在Interplay社が版権を保有するタイトル群について言及しました。

ニュース ゲーム業界
inXileが『The Bard's Tale IV』売上次第でInterplay版権の買収を検討―発売後18ヶ月で200万本売れれば
  • inXileが『The Bard's Tale IV』売上次第でInterplay版権の買収を検討―発売後18ヶ月で200万本売れれば
2018年9月18日の発売が迫る、名作ダンジョンRPGシリーズ30年ぶりのナンバリング新作『The Bard's Tale IV』。同作を手がけるinXile EntertainmentのトップBrian Fargo氏は、現在Interplay社が版権を保有するタイトル群について言及しました。

『The Bard's Tale IV』は、3DダンジョンRPGに回帰し、タクティカルな戦闘システムを備えた40時間以上のゲームプレイが展開します。Fargo氏は、Twitterにて「18ヶ月内に『The Bard's Tale IV』が200万本を売り上げた場合、Interplayを買い戻す」と発言しました。

Interplay Entertainmentは、Fargo氏が、inXile Entertainmentの前に設立した有名ゲームメーカー。1983年に設立された同社は、その後2000年まで精力的に活動を続け、最盛期は『Fallout』『バルダーズゲート』『The Bard's Tale』『Descent』『Earthworm Jim』『FreeSpace』など多くの人気IPを所有していました。

しかしながら同社は2000年以降急速にその勢いを衰えさせ、『Fallout』を始めとした多数の版権は他社へと売却されていきました。現在では他社にいまだ買収されていない版権の維持管理を行うに留まっています。

特に目立った人気版権は既に無いとはいえ、『FreeSpace』などはもちろん、『Kingpin』『Giants: Citizen Kabuto』などコアなオールドPCゲーマーであれば名前を聞いたことも多い版権が残っているのも事実。果たして、Fargo氏は再びInterplayをその手にすることができるのでしょうか。また、Interplayの過去作品が新たな形で復活する可能性はあるのかも含め、注目が集まるところです。

『The Bard's Tale IV』はSteamなどにて2018年9月18日に発売予定です。複数のエディションが用意されており、各エディションに様々な特典が付属する他、最上位のUltimate Editionには先日リリースされた旧三部作リマスター『The Bard's Tale Trilogy』も付属します。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 【1,260円→0円】2人協力専用ADV『We Were Here Together』年末第10弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布。12月28日午前1時まで

    【1,260円→0円】2人協力専用ADV『We Were Here Together』年末第10弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布。12月28日午前1時まで

  2. 【4,100円→0円】高評価探偵RPG『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』年末第9弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布。12月27日午前1時まで

    【4,100円→0円】高評価探偵RPG『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』年末第9弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布。12月27日午前1時まで

  3. Xの不評“画像を勝手にAI編集”新機能で…『ヘブバン』イラストコンテストは「X以外の応募方法」も視野に

    Xの不評“画像を勝手にAI編集”新機能で…『ヘブバン』イラストコンテストは「X以外の応募方法」も視野に

  4. Amazonプライム会員なら初代『Fallout』&『Fallout 2』が無料!不朽の名作が1月27日まで遊べる

  5. 「ゲーム史上最悪」と酷評…元『GTA』プロデューサーの新作『MindsEye』がMetacriticで2025年ワーストゲームに

  6. 【期間限定無料】見た目のクセが強すぎる!原始人がウホウホ突き進む横スクACT『Caveman World: Mountains of Unga Boonga』Steamで配布中

  7. エグすぎる『The Callisto Protocol』がEpic Gamesストア年末無料配布第8弾!も、日本は対象外…クリスマスにサンタが来なかった

  8. 「AIは、人が作品を作るためのツール」レベルファイブ日野社長、生成AI巡る議論を受けたコメントを投稿。誤解や誇張に釈明

  9. 『Clair Obscur: Expedition 33』GOTY剥奪後、繰り上げ受賞の『Blue Prince』パブリッシャーが「AI不使用」を明言

  10. 『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」。生成AI使用で「GOTY」剥奪に関し弁明

アクセスランキングをもっと見る

page top