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【e-Sportsの裏側】本当の意味での「最強」になりたい。プロゲーマーときど氏インタビュー

日本での知名度や人気も際立つときど氏。彼はいま、何を思うのか。その裏側に迫ります。

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【e-Sportsの裏側】本当の意味での「最強」になりたい。プロゲーマーときど氏インタビュー
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e-Sportsに携わる「人」にフォーカスを当てて、これからのe-Sportsシーンを担うキーパーソンをインタビュー形式で紹介していく【e-Sportsの裏側】。

■e-Sportsとは?
e-Sports(Eスポーツ)とはElectronic sportsの略で、コンピュータゲームやビデオゲームで行われる競技のことです。高額な賞金のかけられ
た世界的な規模で行われるプロフェッショナルな大会から、アマチュアまで競技が行われており、ジャンルやゲーム毎にプロチームやプロ
リーグが多数あります。現在e-Sportsの対象となっているゲームを遊ぶ人の数は、全世界で5500万人を超えています。(ゲーム大辞典参照)

第24回目となる今回は、日本での知名度や人気も際立つときど氏。インターネットテレビ局AbemaTVのウルトラゲームスで放映しているゲームバラエティ「賞金首」の参加に合わせ、弊誌独占インタビューを実施。彼はいま、何を思うのか。


――本日はよろしくお願いします。まずはときどさんの自己紹介をお願いします


ときど:Echo Fox所属の谷口一というプロゲーマーです。「ときど」と名乗っている33歳です。

――現在の日本のゲームシーンはどうでしょう

ときど:すごい注目を集めていますよね。メディアさんにもすごい取り上げてもらっていますし、波が来ていると思います。

――変わったことはありますか

ときど:親とか親戚の見る目が変わったのが一番感じやすいですかね。

――ご両親は最初からプロゲーマーになることは理解していたのでしょうか

ときど:親父はそうでしたね。元々ミュージシャン志望で、どっちかというとそっちの感じなんですよ。夢を追うみたいな。「俺は追えなかったからやったれよ!」みたいなところは多分あると思います。

――大学院まで進み、プロゲーマーになるか公務員になるかで悩まれたと思います。「プロゲーマーとしてやるんだ」ということを決めたポイントはどのあたりだったのでしょう

ときど:その時まで本当に思い詰めて自分自身と向き合ったことってなくて、かなり悩みました。いろいろ想像したのですが、例えば、僕は普通に働く道を選んだして、e-Sportsの世界がどんどん発展していって、しのぎを削っていたウメハラやマゴまごというプレイヤーが活躍しているのを見たり、未だにしのぎを削ってプレイしている姿を普通の社会にいる僕が見たら絶対後悔するだろうなと。耐えられないだろうなと。そういう自分の心の声を聞けたんですよ。それまで考えてなかったので、やっぱりゲームバカなんだなって気付けたのが最後の決め手ですよね。自分と向き合えた瞬間ですね。



――EVO 2018が終わりましたが、今1日どれぐらいトレーニングをしているのでしょうか

ときど:ゲームをプレイしているのは、3時間から4時間ほどです。

――EVO 2018も良い試合でした

ときど:まぁしょうがないですよね、あれは。よく頑張ったと思いますけど。練習が足りなかったです。
※EVO 2018は「Problem X」選手が「ときど」選手を破り優勝

――練習というのは、ゲームの練習と別の練習のどちらでしょうか

ときど:あれは完全にゲームの練習不足です。難しいですよね。抜けているところだったんですよ。対戦相手はダークホースが上がってきたっていうのもあって。

――私もあまり聞いたことなかったプレイヤーでした

ときど:そうですね。本当に真面目にやっているプレイヤーで、ヨーロッパでそこまで恵まれていない環境でしっかりやっていたプレイヤーだったので、今回は仕方なかったなっていうところですね。

――ときどさんの中で注目している選手はいますか?試合をしてみたい選手とか

ときど:本当に彼がちゃんとこのゲームに時間を割いてやってくれるんだったら、シャオハイっていう中国のプレイヤーと1回やりたいなと思っています。

――シャオハイ氏は『ストリートファイター』のプロゲーマーですか

ときど:格闘ゲームのプロゲーマーですね。『King of Fighters』っていうゲームの中国の神様なんですけど、『ストリートファイター』をやってもすごく上手くて、プレイスタイルが堂々としているんですよ。


姑息な手を使わず、表面上の浅い知識で勝とうとしないんですよ。

例えば、自分が食らわないであろう行動は、彼自身も相手にやらないとか、彼の信念や哲学をプレイに垣間見ることができて、ものすごく強いのでいつかやってみたいと思っています。

――「プロゲーマーは日本でものすごい勢いで増えているけど、勘違いして調子に乗っている人も多い」という話もあったりしますが、その辺はどう見ていますか

ときど:そんなに僕は悪いことだとは思わないです。メディアさんにも注目してもらっているのでありがたいことですよね、ただ、いつまで続くかわからない危機感を少なくとも僕は持っていて、できるだけ長く続けるためにはどうしたらいいかというのは常に考えています。スッ、と引かれてしまうこともあるじゃないですか。なので、中身があるものをしっかりと作らないとブームだけで終わってしまうので、これからでも遅くないのでどんどん準備して、自分たちが社会に何が言えるのかというのを常に探求し続けないと難しいんじゃないかなと思います。

――業界の発展には若手も育成していく必要もありそうです

ときど:ももちとかは育成も頑張っていますよね。やっていることは本当に偉いなと思っています。プレイヤーである自分自身を犠牲にしてそこにも力を入れているのはすごいと思います。


やっぱりすごい盛り上がっている世界なんですが、そうは言っても、今いる若い人達が全てを投げ出して全力でこの世界に身を投じられるかといえばなかなか難しいと思うんですよね。現に若い人達を見てもそう思ってますし。僕が先輩たちにやられたのは、ボコボコにされて、「この世界はすごい時間をかける価値がある、時間をかけて頭を使ってきた奴が強いものなんだよ」っていうのをゲームの対戦で教えてもらえたんですよ。それを下にやっていけば何100人いる中の数人かもしれないですけど、気付いてくれる人がいるんじゃないかなと思っています。僕はそういうやり方をやろうと思っています。

――アーケード版が無いのも影響しているのかなとうっすら思ってはいますが、一方で、オンラインで知らない人とプレイする場は増えていますよね

ときど:お手軽にはなりましたよね。アーケードの100円入れればどんな人でも対戦できる権利は、今思えばあった方が良かったなとは思いますけどね

――リアルの場で「台の向こう側にいる奴はどんな奴なんだろう…」って思いながらやるのは重要だったのかもしれません


ときど:オンラインだと対戦相手というものがかなり希薄ですよね。ちょっと気付きにくいと言うか、ゲーセンだったらひどいプレイをしたら殴られるかもしれないというような危機感もあったので、それはちょっとコミュニケーションの場がないと残念ですよね。対戦ゲームはコミュニケーションなので。

――リアルな大会とか有志の大会を増やしていけるといいなと思っています

ときど:オフでできる対戦会も増えるといいのかなと思っています。許諾がなかなか降りないらしいですけどね。

――成し遂げたいことや夢はありますか?

ときど:自分のやりたいことは最強のプレイヤーになることですね。やらなきゃいけないこととは別に、自分のやりたいことは最強になるということです。

――ときどさんの言う最強とは?


ときど:ゲームの中で1番にならないと。僕の言う最強は最も信頼されるプレイヤーですよね。この業界、お前にだったら任せてもいいよ、って言ってもらえるようなプレイヤーが僕は本当の意味で最強だと思っていて、そうなるためにはまずゲームの中でてっぺんを取らないと。それはすごい遠い道のりなんですよ。その過程で、まず1番ゲームの中で強いプレイヤーにならなきゃいけないなと思っています。

――大企業や有名企業などがe-Sports大会やチームのスポンサーになる動きも増えています

ときど:僕は会社のこともよくわからないのですが、本当に注目していただいてありがたいですよね。むしろプレイヤーや自分自身に対して言いたいのは、まだまだ世間に出せるような準備ができているとは言えない世界だと思っているので、もっともっと準備が必要だなと思います。今後さらに盛り上がりはくると思うので、いざ社会に対して何か言えるだとか、ゲームはあくまでも人が作ったものをプレイしているだけなので、そこに意味を持たせるにはどうすればいいのかなというのは日々考えてやらなきゃいけないなとは思っています。

――業界をリードしていく人物になる、と

ときど:僕がというよりは、僕より頑張っているプレイヤーもたくさんいますし、それに続こうとしているプレイヤーもたくさん知っているので、頼もしい仲間ができたという感じですよね。1人じゃできないことや、1人の考えじゃ到達できないこともあると思うので、そういう準備はもっとみんなでやっていけるといいと思っています。

――ありがとうございました




日本のゲームシーンに大きな影響を与えているときど氏。ゲームのみならず社会に対して、どのようなメッセージを発信していくのか、注目です。

■9/27(木)22時放送
ときど氏が出演する「勝ったら100万円!ストリートファイターV 賞金首」
《森元行》

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