今やPC/コンソール/モバイルそれぞれのプラットフォームでサバイバルジャンルの作品は定着していて、多くのプレイヤーがさまざまな世界を舞台にサバイバルを楽しんでいます。
Game*Sparkでは【クラフトサバイバル名鑑】として、同ジャンルが好きな筆者が、定番作品を中心にクラフトサバイバルジャンルの作品の魅力を紹介・解説しています。今回は、日本時間2026年1月28日に待望の最新アップデートが配信された『テラリア』の第2弾をお伝えします!

ついに15周年!最終アプデは続く
『テラリア』は、アメリカに本拠を置くインディーゲームスタジオRe-Logicが手がける作品で、2011年5月17日に配信されたので今年でついに15周年を迎えます。現行機はもちろん、PS3/PSVita/WiiU/ニンテンドー3DSなどでも配信されていたこともあり、多くのゲーマーが一度は触った事があるのではないかと思います。
ゲームはいわゆるサンドボックス作品で、自動生成される2Dワールドを自由に探索しながら、クラフトや戦闘、拠点建築などを楽しめます。世界には多くのバイオームがあり、そこでは強力なボスとの戦いや隠された秘密などもあり、遊びながら、どのようにすればイベントが発生するかなどを考える必要もあります。
条件を満たせば新しいアイテムが作れるようになったり、冒険をサポートしてくれるNPCとのも登場。RPG的なゲームを楽しめるのはもちろん、マルチプレイで他のプレイヤーと冒険や建築を楽しんだり、特殊条件のあるマップをプレイしたりと、幅広い遊び方が楽しめるのも大きな魅力です。
そして『テラリア』といえば“最終アップデート”です。本作は2020年に配信された「Journey's End(v1.4.0.1)」にて“最後のメジャーアップデート”宣言をしています。しかし、その後も数回の“最終アップデート”を実施、e-Logic創設者のアンドリュー・スピンクス氏は「final updateがある限りゲームは終わらない」とも発言しています。
およそ3年をかけて登場の最新アプデ!
2026年1月28日に配信されたアップデート「Bigger & Boulder」が発表されたのは、2022年11月まで遡ります。最初の発表は、Motion Twinの手がける人気アクションゲーム『Dead Cells』とのコラボレーションを告げるもので、発表時に『Dead Cells』ではゲーム内に『テラリア』とのクロスオーバーが実現しています。
発表当初は2023年にリリース予定だったものの、その後は想定を超えるアップデートであること、ユーザーに万全な品質のものを提供することなどの理由で数回の配信延期を告知。開発中のコンテンツに関しては、当社の公式情報「Terraria State of the Game」にて、少しずつ明かされてきました。
今回のアップデートでは、なんと650種類以上の新アイテムが追加され、さらに空に浮かぶ小さな島からゲームが始まる「SKYBLOCK」などのスペシャルシードを追加。クラフトを含むUIの改善や選択できる機能の実装、ハウジングの改善など、ゲーム内のQoLを上げる数々の要素も登場しています。
もちろんコラボレーションとして、最初に発表された『Dead Cells』、そして2024年11月に電撃発表された『パルワールド』のコンテンツで新しい装備や召喚アイテムなども登場しています。そしてPC版は待望の公式日本語対応も行われ、さまざまな点でボリュームアップ、かつ遊びやすくなっています。



アップデートでは、書ききれないほどの新要素が追加されています。公式サイトおよびSteamニュース投稿では、ダイジェストを画像込みで紹介しています。また、フォーラムでは修正パッチを含む「Bigger & Boulder」のパッチノートも公開しているので、気になる方はこちらも要チェックです。



新コンテンツをチェック!
早速アップデート周りの変化を確かめましたが、まずはクラフト関連のUIや異能がとても便利に鳴っています。クラフト施設にアクセスすることで作れるアイテムだけを表示できるだけでなく、作成できるものの検索や種類のタブ切り替えもできるようになっています。また、周囲のチェストへの自動収納機能は複数モードに切り替え可能です。
650種類という膨大すぎるアイテムの追加に関しては、何が増えたのかすぐにわからないレベルです。ダイジェストおよびパッチノートでは、追加された武器として新しい鞭や序盤に便利なスライム装備なども紹介されています。もちろんレシピはわかりませんが!ちなみに施設の近くにいれば従来通りの制作も可能です。



次は新しいワールドである「SKYBLOCK」を試してみます。このワールドは雲と土のみで構成されていて、中央には最低限のクラフト施設が置いてあります。しかし、島には木どころか草一本も生えていません。この状況を打破するための方法は、周囲から出てくるスライムを倒してドロップを狙うことです。
運良く地面に蒔く草の種やドングリが入手できれば樹木栽培もできます。とは言え初期装備ではスライムを倒すのも少し時間がかかりますが、スライムから出るジェルでスライム武器を作れば少しは強くなります。なるほど、このモードのための追加武器だったんだなと感心します。



少しずつ小動物が登場するなどの変化も面白いですが、ドロップが狙えるわけではないので、かなりじっくりと世界を広げていくことになります。遊び方のひとつとしては非常に面白いですね!ちなみにガイドは初日に投身自殺しました。合掌。





コラボコンテンツも楽しい!
今回のアップデートの目玉でもある『Dead Cells』『パルワールド』のコラボレーションも試してみました。『Dead Cells』のアイテムの多くは既存の施設で制作することができて、マッシュルームボーイを呼び出す杖なども作れます。また、フラスコ瓶には「アイテムを入れて飾れる」機能もあり、家具としても重宝しそうです。
『パルワールド』のコラボレーションでは、ツッパニャンやドリタスなど5種類のパルを入手できます。マップ内にいるパルを見つけて条件を満たせば召喚アイテムとして獲得できます。もちろんパルはプレイヤーのために労働をしてくれる存在で、例えばツッパニャンならプレイヤーが採掘してるのを見ると手伝ってくれます。




ドリタスは更に便利なパルで、設置後に方向を指定すると、その方向に掘り進める能力を持っています。条件があれば注意してしまいますが、ひたすらに掘り進めた結果、地面のそこ近くまで掘り進んでくれました。ある程度離れていても作業は継続するので、地下を探索している内にさらなる深層への穴を開けてくれます。
今回のアップデートは本当に膨大な種類のアイテムが追加され、コラボレーションも2つのゲームという大盤振る舞いです。どちらのゲームも個性を活かしたアイテムやペットが追加されていますし、まだ見ぬアイテムも隠されていると思います。




およそ3年あまりの時間をかけて、ついに『テラリア』の今回の“最終アップデート”が実装されました。既存のコンテンツを遊びやすくする改善、650種類もの新規アイテム、新たなコラボレーション、やりごたえがありそうな新ワールドやシークレットシードなど、遊び尽くすのには大変そうな要素が満載です。
PC版の公式日本語対応も嬉しいですし、細かな部分での操作やクラフト関連のUI改善はとてもわかりやすく思います。多くの機能は任意でプレイヤーがON/OFFできることもあり、よりプレイの幅が広がったのではないでしょうか。



アップデート配信後のホットフィックスも早く、まだまだ『テラリア』の旅は続いてくれそうだと確信しています。気が早いですが、次の“最終アップデート”も楽しみですね!














