PC/PS4/Xbox One向けに発売予定の新作オープンワールドアドベンチャーゲーム『The Sinking City』。本作は強力な都市生成ツールを使用して開発を進めていることが以前伝えられていましたが、デベロッパーFrogwaresはそのツールの限界を探る“Istanbul Challenge”を実施しました。
このチャレンジでは8時間で実在の都市イスタンブールの再現に挑戦。映像ではGoogleマップを参考に道路を敷き、あとは建物の外観(独自のアセットを使用することも可能)などを設定するだけで見事な都市が生成される様子が披露されています。このツールによってこれまで何週間もかかっていた作業がわずか数時間で完了できるとのことです。
FrogwaresのCEOであるWael Amr氏は「『The Sinking City』が発売されたらこの技術を無料で公開し、他の開発者や教育機関、愛好家が利用できるようにしたいと思っています。このツールは本作の開発にとって非常に有益でしたので、他の人たちがこれを使ってどんなものを創り出していくのか、思いを馳せています」と語っています。
ゲームの基礎技術にも力を注ぐ『The Sinking City』は、2019年3月21日に海外発売予定です。