ニンテンドー・オブ・アメリカは、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』における一部キャラ表現の変更を行う旨を海外メディアを通じ発表しました。
これは、キャラクターの一人“Mr.ゲーム&ウォッチ”に関連したもの。同キャラクターの技表現の多くは任天堂の「ゲーム&ウォッチ」シリーズのリスペクトですが、今回問題とされたのは1982年にオリジナル版がリリースされた『ファイアアタック』に登場するネイティブアメリカンを模した技表現です。同作はログハウスをネイティブアメリカンの攻撃から守るという内容で、後のゲーム機移植版では表現の変更も行われていました。
今回この表現が問題視された経緯は、先日行われた『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を使用した「プレミアムファイト 東京大会 小学生以下部門(1回戦~5回戦)」のストリーミング配信が発端。試合内で使用された技の表現を見た海外ユーザーが掲示板ResetEraなどで、ネイティブアメリカンの差別的表現である、と指摘したという流れです。
ユーザーからの指摘に対し、Nintendo of Americaは、Polygonなど海外メディアに対し声明を発表、「表現は30年以上前のゲームに基づいたもので今日の姿勢を示すものではない」とし、表現のチェック漏れがあったことを謝罪。発売後のアップデートで技表現から「羽の頭飾り」を削除することを発表しています。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は2018年12月7日より、ニンテンドースイッチ向けに発売予定です。
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