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オリジナルがないのにリマスタ版?レトロアクションADV『The Eternal Castle [REMASTERED]』プレイレポート!

昔のPCゲームのようなレトロ風味4色ドット絵アクションアドベンチャーゲーム『The Eternal Castle [REMASTERED]』のプレイレポートをお届けします。

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オールドPCゲームのようなレトロ風味4色ドット絵アクションアドベンチャーゲーム『The Eternal Castle [REMASTERED]』のプレイレポートをお届けします。

本作はLeonard Menchiari氏、Daniele Vicinanzo氏、Giulio Perrone氏らが開発、PlaysaurusによってSteamで1月5日に配信されました。原作となるのは1987年に発売されたPCゲーム『The Eternal Castle』。原作の空気感やプレイ感覚をそのままに、洗練されたグラフィックや音楽によって現代版としてリメイクした作品です。フランスのゲームデザイナー、エリック・シャイ氏の開発した名作アクションアドベンチャーゲーム『Another World』(北米版は『Out of This World』、日本版は『アウターワールド』)が1991年に発売されたことを考えると、それより4年先んじて作られた作品ということになります。

Menchiari氏はSteamで配信されているデモ隊シム『RIOT - Civil Unrest』の開発も行っている人物で、『The Eternal Castle』には幼いころ熱中したことがあり、フロッピーディスクの破損によってプレイできなくなった思い出もあるのだとか。『プリンス・オブ・ペルシャ』や『Another World』のようなロトスコープ(実写映像からアニメ―ションを作る手法)系のゲームで、リメイクにあたってはそれらのゲームの影響も受けているそうです。

……と長々と説明してきましたが、本作は以上の「設定」のもとに開発された「完全新作」。そもそも、オリジナル版『The Eternal Castle』は存在しません。しかし、こういうのは雰囲気づくりが大切で、わかってて乗っかるのがファンというもの。昔のDOSゲームを再現するかのごとく4色グラフィックによって描かれているのも、そういった雰囲気を大切にしていることの表れでしょう。

『The Eternal Castle [REMASTERED]』のトレイラー

本作の内容ですが、宇宙への植民が進んだ未来を舞台として、惑星を探索するSFアドベンチャーです。トレイラーを見る限り、雰囲気や動きなどは『Another World』のようですね。ちなみに筆者は昔、スーパーファミコンの『アウターワールド』をプレイしましたが、とにかくよく死ぬ謎解きアクションゲームで、クリアまで非常に苦労した記憶があります(Steamでリメイク版『Another World - 20th Anniversary Edition』が配信されていますので、興味のある方はプレイしてみてください)。本作もそのような「死んで覚えるゲーム」なのでしょうか。さっそくプレイしていきましょう。

起動後からの徹底した雰囲気づくり



ゲームを起動させると、タイトル画面が出る前にDOSのコマンドプロンプト画面が表示されます。EXE起動後にちょっとした待ち時間があったりなど、このあたりのこだわりもレトロゲームの雰囲気が重視されています。ゲームは全画面ですが、Alt+Enterキーでウィンドウ化でき、ウィンドウサイズも自由にストレッチ可能。またコントローラにも対応しています。

ゲーム開始~操作可能になるまで

ゲームスタート時、主人公は宇宙船の中にいます。左右で「ADAM」「EVE」のどちらかが選択できますが、これは主人公の性別のようです。今回は男で。選択後、惑星に着陸しようとする主人公の宇宙船に対して攻撃が加えられ、墜落してしまいます。パラシュートで脱出した主人公は、着陸前に木にひっかかってしまいました。ここから操作可能になり、主人公を左右に揺らして脱出します。

ジャンプや射撃など基本動作

操作ですが、Xboxコントローラーの場合、Aボタンがジャンプ、Bボタンががかむ動作、Xボタンが攻撃です。ジャンプは『アウターワールド』や『プリンス・オブ・ペルシャ』を彷彿させるかのごとくワンテンポ遅れて反応するので、ダッシュジャンプ時は気持ち早めにボタンを押すのがいいでしょう。方向転換の動作も『プリンス・オブ・ペルシャ』っぽいです。

しばらく進み、落ちていた銃を入手。射撃の仕方ですが、LTで銃を構えてからXボタン。ちなみにYボタンを押すことによって、銃と投石を切り替えることができます。目の前にある扉の操作パネルを銃で破壊し、先へ進みます。

致命的なバグが……



ゲームのセーブですが、チェックポイントに到達すると自動的に行われます。チェックポイントはこまめに用意されているので、リトライが面倒ということはありません。また画像のような石のそばでしゃがむと主人公は瞑想を行い、体力が回復します。


このゲームで一番最初の謎解き場面(と言うほどのものでもありませんが)。向こう側には犬がいて、その間の水は酸か何かのようで、入ると死にます。あからさまに解決策っぽいオブジェクトがあるので、どうすればいいかはすぐにわかると思います。


初の人間登場。それ以上近づくなと銃を構えて脅してきます。そしてまたもやあからさまなオブジェクト配置。いきなり発砲しないあたり、結構いい人なんじゃないかと思うのですが……。心が痛みますが、先へ進むためには仕方がありません。


銃を持った人を倒して室内に入ると、奥の行き止まりにパネルがありました。先ほどの要領でパネルを壊そうと銃を構えて発砲したとたん、エラーメッセージが表れ、ゲームが強制終了。何度やってもゲームが中断されてしまいます。フォーラムでもこのバグは報告されていました。

ゲーム進行が止まってしまうため、ここだけ解法を書いておきます。銃を撃つと高確率で強制終了しますので、絶対に撃たないように。パネルに近づき、キーボードならスペースキーを、Xboxコントローラーなら十字キーの上を押してください(アナログスティックの上ではないことに注意)。クリアまで遊びましたが、ここ以外のバグには遭遇していません。この手のバグはアップデートで直るとは思います。

本格的な冒険が始まる


ボス戦~タイトル表示

さらに進むと、ボス戦が始まりました。ボスの倒し方は伏せておきますが、そんなに強くはありません。倒した後に奥へ行くと女性の映像が。女性はマザーAIで、「エターナル・キャッスル」に閉じこめられているようです。主人公の目的は彼女を助け出すこと。この後やっとタイトルが現れます。ここまでは序章なのでしょう。


そばに墜落した自分の宇宙船があるので調べてみると、エネルギーが足りていないようです。さっきのボスを倒したことで25%を得られたと考えると、残り3カ所をクリアしなければならないということでしょう。


ワープシステムも使えるようになり、残り3カ所へ行けるようになりました。一番上にあるのはエターナル・キャッスルのようですが、今はまだ選択できません。とりあえず一番距離の近い場所から探索してみましょう。


たどり着いたのはどこかの墓場。モンスターっぽい敵の攻撃力が高いうえに、画面が暗い(というか黒い)ことからどこにいるかもわかりづらく、何度も死んでしまいました。ここは後回しにしたほうがいいと思い、いったん拠点に戻って別の場所へ。


今度は盗賊団か何かのアジトにたどり着きました。敵がどんどん襲ってきて、それをパンチやキックで倒していきます。『アウターワールド』的なゲームかと思っていたのですが、謎解きより格闘が多く、どちらかといえば『カラテカ』を思い出してしまいました。しかし先ほどのモンスターたちとは違って人間の攻撃力はそれほど高くないため、攻撃ボタン連打のゴリ押しでも何とかなります。途中、斧やメイスなどの武器を拾い、もはや横スクロール格闘ゲームに。遊んでいてすごく楽しいです。


そして登場するこのステージのボス。玉座を下り、正々堂々蹴りや拳の格闘戦を挑んできます。主人公の手には、ここまでもう何人葬ったかわからない血塗られたメイスが握られています。果たして主人公は勝てるのか。この対決の結末はあなた自身の目で確かめてみてください。

バトルアクション多めのロトスコープゲーム


プレイ前は『アウターワールド』的なゲームかと思っていたのですが、遊んでみるとアクション性と格闘性の強いゲームで、『プリンス・オブ・ペルシャ』のほうが近いかなという感じでした。謎解き要素もあることはあるのですが、『アウターワールド』のようなレベルの難しさはないので、そういうのが苦手な人も問題ないかと思います。


そして何より、本作は遊んでいて楽しいのです。レトロ調のグラフィックは想像力を掻き立てられ、次にどんなものが出てくるかが興味をそそられます。ステージによっては銃撃戦重視だったり、逃げたほうがよかったりなど様々で、アクションも簡単すぎず難しすぎずのちょうどいい難易度。筆者はやめどきがわからず、3時間ほどで一気に最後までクリアしました。ギミックやボスの倒し方が分かってしまえば1~2時間程度でクリアできるかと思います。逆に言うと、プレイするのであれば事前情報はあまり見ないほうが楽しめます(特にボスの倒し方)。

レトロ調のハードコアなグラフィックとは裏腹に、取っつきやすく誰にでも楽しめるように作られた本作。現在のところ日本語はありませんが、基本的には非言語系のアクションゲームなので、プレイする分には問題ないかと思います。レトロゲームファンやグラフィックにビビッと来た方は、とにかくプレイしてみることをおススメします。

製品情報


《渡辺仙州》
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