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メガドライブの歴史を40本の厳選タイトルで体感!マジこぼれ話も飛び出した「メガドライブ ミニこぼれ話」【セガフェス2019】

3月30日にベルサーレ秋葉原で開催されたセガのファンイベント「セガフェス2019」において『メガドライブ ミニ』のトークイベント「メガドライブ ミニこぼれ話」が開催されました。この記事ではこちらをレポートします。

ニュース 発表
メガドライブの歴史を40本の厳選タイトルで体感!マジこぼれ話も飛び出した「メガドライブ ミニこぼれ話」【セガフェス2019】
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3月30日にベルサーレ秋葉原で開催されたセガグループのファンイベント「セガフェス2019」において、セガの21年ぶりの新ゲームハードとなる『メガドライブ ミニ』の正式な発表が行われました。

「メガドライブミニ」9月19日世界同時発売! 収録タイトルは40本─『バンパイアキラー』や『レンタヒーロー』、『魔導物語I』も
https://www.inside-games.jp/article/2019/03/30/121435.html


ここではその発表直後に1階配信ブースで行われた「メガドライブ ミニ(仮)こぼれ話」をレポートします。

正式発表されたので、もう「(仮)」はいいでしょ、ということで……。聞き手は椿彩奈さんと荒木美鈴さん。

開発エムツー、サウンド古代祐三! ファンの熱意が納得の仕様を後押し


『メガドライブ ミニ』のキーマン2名が登壇。セガゲームス・国内アジア事業部 副事業部長の宮崎浩幸氏と同事業部所属で国内版ラインナップ担当の奥成洋輔氏。

まずは宮崎氏のお詫びから。去年の「セガフェス2018」で発表をしたものの、あまりにも反響が大きく、下手なものは出せないゆえに(初期の仕様を捨てて)ほぼ一から作り直したという理由に加え、海外からもリクエストがあり全世界対応も行う、ということで延期のリリースをこっそりTwitter経由で出したことが語られました。


いよいよ実機をお披露目!「これがメガドライブの実機です!1988年10月(発売月)に横浜高島屋で買いました!」と私物のメガドラを取り出しボケをかまして会場をあたためる奥成氏。


宮崎氏が持ってきたのはその本体よりも小さい『メガドライブ ミニ』(パッド1個)のパッケージ!こちらは初期のメガドライブのパッケージを模したものになっています。


ちなみに『メガドライブ ミニW』(パッド2個)のパッケージはメガモデムやメガCDが発売以降、メガドライブ2になるまでのニューバージョンとなっています。このあたりはセガハード大百科のメガドライブのページに記載されています。

中身はHDMIケーブルと、USBケーブル(電源)に……


ファイティングパッド6B(『ストリートファイターIIダッシュプラス』に合わせて発売された6ボタンパッド)。端子はATARI規格ではなく、USBです。



そして本体! 無茶苦茶小さい!

本体サイズ幅 154mm × 高さ 39mm × 奥行 116mm
コントローラーサイズ 幅 140mm × 高さ 70mm × 奥行 29mm
コントローラーケーブル 長さ 約2m
入力端子 HDMI端子、USB端子(USB Micro-B)
映像出力 720P、480P
音声出力 HDMIからのリニアPCM出力

しかも無駄にメガドライブ本体を再現したギミックとして、「サウンドボリュームがちゃんと動く(ただし機能なし)」「カートリッジスロットのふたが開閉する(ただしカートリッジは刺せない)」「メガCD接続用の拡張スロットのふたが取れる(中から基版は出てこない……そもそもメガCD ミニの発売予定がない)」といったものをコスト上昇にも負けず実装しました!このこだわりは名越CCOも太鼓判、とのこと。

さらに本日はソフト開発の担当会社も発表されました。開発担当はスイッチ『SEGA AGES』、3DS『セガ3D復刻プロジェクト/アーカイブス』などを手掛け、近年はPS4『M2 Shot Trigger』を立ち上げた有限会社エムツーが担当。ちなみに『SEGA AGES』とは別ライン、だそうです。さらにメニュー画面のサウンド周りは、メガドライブなら『ベアナックル』シリーズや『ザ・スーパー忍』、近年の作品では『世界樹の迷宮』『湾岸ミッドナイト マキシマムチューンズ』などを手掛けるゲームサウンド界の重鎮の一人、古代祐三氏が担当しています。
さらに、PVのナレーションはメガドライブ初期のCMナレーションを担当し、発売前CMでは出演もされていた、いとうせいこう氏を起用していることも発表されました。

『メガドライブ ミニ』の機能としてはステートセーブが各ゲームに4スロット可能であるということ。この機能によって難所をやり直すためのチェックポイントとして使用できます。

国民投票で選ばれた人気シリーズ3作を含めた第1弾収録10タイトルをご紹介!


いとうせいこう氏のナレーションによる10タイトルの紹介PVが紹介された後、収録タイトルの詳細な解説が行われました。なお、日本版のタイトルの収録コンセプトとして「メガドライブの時代を収録タイトルで表現する」ということがあり、メガドライブの歴史に輝くタイトルやユーザーの心に深く残ったタイトルなどが収録されています。

●ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

1992年発売。前年に発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の爆発的な人気を受け、開発された第2作。新キャラクターとして「マイルズ“テイルズ”パウワー」という中の2尾のキツネが新登場。こちらは性能が若干異なる上に、2Pキャラクターとして使用することができました。また、画面分割による対戦モードも搭載。このモードは実機ではインターレース表示でしたが、メガドライブ ミニではプログレッシブ表示となります。

●ぷよぷよ通

1994年発売(発売元:コンパイル)。『ぷよぷよ』シリーズの人気を決定づけた作品で、連鎖で送られるおじゃまぷよを自分の連鎖で“相殺”が可能になる新ルールは対戦をより熱くしました。この対戦ルールの完成度の高さは25年経った今、『ぷよぷよカップ』『ぷよぷよチャンピオンシップ』などeスポーツ大会での公式ルールとなっています。

●シャイニングフォース 神々の遺産

1992年発売。現在でも『ブレードアークスリベリオン』などのタイトルが発売されている『シャイニング』シリーズの初期作品で、前年発売の3DダンジョンRPG『シャイニング・ザ・ダクネス』の成功を受け開発されたシミュレーションRPG。人間だけでなく、ケンタウロスなどの亜人種を交えたパーティを編成できるところが話題に。また、謎のキャラクター“ヨーグルト”も人気になりました。

この3タイトルは先日行われた「国民投票」で決定しました。



「これは鉄板で入るだろう」という3シリーズ6タイトルのうち、シリーズごとにどれか一本に絞る、というものだったのですが、それをやった結果「なんで2本とも入れないんだ!」と無茶苦茶怒られたそうです。

とはいえ、「総タイトル数という大枠が決まっているため、同一シリーズで何本も入れてしまうとその分タイトルが溢れてしまう」ということもあり、今回は1シリーズ1タイトル、という形になりました。

こちらが国民投票の総得票数。

●バンパイアキラー

1994年発売(KONAMI)。『悪魔城ドラキュラ』シリーズのメガドライブ版で、20世紀のヨーロッパを舞台にドラキュラを復活させるために暗躍するエリザベート・バートリーを倒すべく二人のバンパイアハンターが立ち向かう、という内容です。
本作は過去にバーチャルコンソールなどでの復刻が行われてなく、(現時点では)今回のメガドライブ ミニが初復刻となります。

●レッスルボール

1991年発売(ナムコ)。格闘技とサッカー・ラグビーを組み合わせたまったく新しい球技のゲーム。ボールを持った状態でも相手を攻撃していい、という攻撃的なルールとなっています。スポーツ枠は実名選手をモチーフにしたものなどは入れづらいようで(過去のこの手のゲーム機でもそういうゲームは未収録)、本作は貴重なスポーツ枠となっています。

●ガンスターヒーローズ

1993年発売。元KONAMIのスタッフがスピンアウトして結成された技術者集団「トレジャー」のデビュー作。4種類の武器アイテムを掛け合わせて10種類の武器が用意されており、それを駆使して破壊神を復活させようとする敵に立ち向かう、という内容です。多関節キャラクターが多く登場するのが特徴で、特に坑道ステージのボスキャラとなる“セブンフォース”はその多彩な攻撃パターンが話題になりました。なお、本作は『魂斗羅スピリッツ』のスタッフが多く携わっており、それに対抗して奮起したKONAMIスタッフによる『魂斗羅ザ・ハードコア』(こちらも現状では未復刻)がメガドライブに登場したこともトピックの一つです。

●コミックスゾーン

1995年発売。セガの海外スタジオで開発された、自分の描いたコミックに取り込まれたスケッチ・ターナーが元凶の悪役・モータス率いる軍団を体術を駆使して戦うというアクションゲーム。ゲームフィールドはコミックのコマになっていて、それを利用した多彩な演出が用意されています。セガサターン発売後のリリースだったため、日本ではかなりのプレミアソフトになっていました。日本版ではかなり丁寧なローカライズが行われているのも特徴です。

●レンタヒーロー

1991年発売。AM2研(現セガ・インタラクティブ第2研究開発部)のメガドライブソフト第2弾で、東京都大田区羽田およびその近辺をモチーフにした街を舞台に、ヒーロースーツを手に入れたプレイヤーが人助けをするうちに巨大な悪の陰謀と立ち向かうという、最初は笑えて、エンディングではホロリとする熱いアクションRPGです。のちにドリームキャストでのセルフリメイクも行われ、舞台化もされました。会場では「容量少ないのによく入れた」と話題のオープニングデモが最後まで流され「セーブの1スロットはこのデモの直前に行っていつでも見られるようにしよう!」という発言も。なお、本作の地名はほとんどそのまま現実世界の地名のもじりや英語であり、発売当時のセガの最寄り駅である大鳥居も“オートリ―”となっています。セガは現在大崎が拠点となっており、大鳥居の旧本社も売却されましたが、セガが長年ホームとしてきたこの地を後世に残すため、本作を収録したという話も飛び出しました。

●スペースハリアーII

1989年10月29日発売。ファンタジーランドに迫りくる新たな脅威に立ち向かうため、再びハリアーが立ち向かう! というシリーズ第3弾(マークIII版『スペースハリアー3D』というものがありました)。発売日の通りローンチタイトルの一つでありましたが、もう一本の同発タイトルは同じくシューティングの『スーパーサンダーブレード』。こちらは中裕司氏の作品であるためこちらを(も)入れようという話もありましたが、『ソニック2』以外にも中氏開発の収録タイトルがあるらしく泣く泣く見送りに? という話もポロリ。なお、メガドラの89年内発売タイトルはこの2本に加え日本ではクマが圧倒的人気の『獣王記』とゲーム内容より灰皿に関する都市伝説の方が圧倒的に有名な『おそ松くん はちゃめちゃ劇場』の4本でした……。

●魔導物語I

1996年発売(コンパイル)。日本におけるメガドライブソフトの最終作となります。パソコンで発売された『魔導物語1-2-3』の第1章を移植した3DダンジョンRPG。幼稚園児時代のアルル・ナジャが幼稚園を卒業するために塔の中の試練に立ち向かいます。なおコンパイル時代の『ぷよぷよ』の登場キャラクターは『魔導物語』シリーズのものがそのまま登場します。あと細かい話ですがタイトルの『I』は“いち”と発音するそうです。そもそもオリジナル版の『1-2-3』も“いっちょうめにばんちさんごう”ですし……。



なお、第2弾収録タイトルは4月18日夜に発表されるとのことです。今回はアクションゲームを中心としたラインナップで、シューティングやシミュレーションといったジャンルのゲームの発表がなかったため、そのあたりも期待したいところです。

また、『メガドライブ ミニ』は多言語対応となっており、言語を切り替えると、ゲームソフトもその言語版に切り替わる(一部タイトルを除く。今回発表分では『レッスルボール』が多言語版未対応)ことも発表されました。

●海外版
30日夜にアメリカ版『SEGA GENESIS MINI』、欧州版『SEGA MEGA DRIVE MINI』の第1弾収録10タイトルが発表されました。10タイトル中5タイトルが変更になっています。


ソニック・ザ・ヘッジホッグ2→Sonic The Hedgehog(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
ぷよぷよ通→Dr. Robotnik's Mean Bean Machine(海外版『ぷよぷよ』)
レンタヒーロー→ToeJam & Earl(トージャム&アール)
レッスルボール→Altered Beast(獣王記)
魔導物語I→Ecco The Dolphin(エコー・ザ・ドルフィン)

つまり、漏れた初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が欲しい人は海外版を買うといい、ということになりますね!(なお、アジア地域版もリリースされる予定となっています)。

なお、セガフェス会場では既発表10タイトルの試遊が可能となっています。近隣のメガドライバーの方はこのチャンスをお見逃しなく!

『メガドライブ ミニ』は1パッド版が6,980円、2バッド版『メガドライブ ミニW』が8,980円(税別)。いずれも9月19日発売予定です。

(C) SEGA
(C) Konami Digital Entertainment
(C) 2019 D4Enterprise Co.,Ltd. 「魔導物語」はD4エンタープライズの登録商標です。
(C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
《岩井省吾》

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