米ロサンゼルスで開催されたE3 2019にて、『ディビジョン2』のクリエイティブ・ディレクターを務めるテリー・スピア氏にインタビューを実施。「エピソード3」で再びニューヨークが舞台になった理由や今後のアップデート情報を聞いてきました。
――エピソード3でニューヨークが再び舞台になる理由は?
テリー・スピア氏(以下テリー)このゲームには豊富な物語があり、前作の舞台でもあったニューヨークのコニーアイランドでも展開します。夏という季節の変化は、その地域の美しい歴史のいくつかを探検できる絶好の機会だと思ったのです。
――前作は冬でしたが、夏になってどのような変化があるのでしょうか?
テリー『ディビジョン2』でのシステムの変更はそのままに、前作から時間が経過して変化したコニーアイランドを見ることができます。
――5月に配信された新レイドモードの反響はいかがだったでしょうか?また、今後はどのような改善に取り組むのでしょうか?
テリー多くのプレイヤーが楽しんでくれたようで、私たちも嬉しかったです。これまで一度も8人でプレイできるレイドモードを導入したことがなかったので心配していたのです。プレイヤーたちが望む難易度のレイドをクリアしてくれたことも私たちにとって嬉しいことでした。これから追加していく必要がある要素も把握できました。
――ニューヨーク以外のロケーションも追加される予定はあるのでしょうか?
テリーこのゲームで起こっている惨状は、世界中で発生していることを私たちは示唆しています。今回は、アメリカの国土における戦略的な場所としてワシントンD.C.を選んでいますが、この世界では日本でも戦闘が起こっており、戦略基地もあるのです。私たちは世界中の都市で展開させたいと思っていますが、今は話せるようなことはありません。でも、ディビジョンの体験はどんな場所でもできるかもしれないし、未来は明るいです!
――同じトム・クランシーシリーズの『レインボーシックス クアランティン』ではエイリアンが敵として設定されましたが、イベントミッションのような形で『ディビジョン2』にも人間以外の敵は追加されないのでしょうか?
テリー『レインボーシックス』は同じトム・クランシー原作のゲームですが、私たちのゲームは現実に根ざした設定でなければなりません。現実で起こりそうなフィクションということです。現実には存在しないエイリアンや、SF的なロボット工学技術といった要素は、私たちは進むべき方向ではないと思っています。
――日本の『ディビジョン2』のプレイヤーにメッセージをお願いします。
テリー『ディビジョン2』をプレイしてくれてありがとうございます!日本のプレイヤーコミュニティは素晴らしいものだと聞いていますし、レイドも楽しんでもらえたと聞いています。私たちのゲームで友達といろいろな遊び方を見つけてくれているのなら、本当にありがたいです。私たちはコミュニティからのフィードバックを受けてより良いゲームにしていきますので、よろしくお願いします!
――ありがとうございました。
『ディビジョン2』はPS4/Xbox One/PCを対象に発売中です。
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