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『World of Warships』広島取材ツアー!潜水艦実装に備え日本で唯一の実物潜水艦を見学

『World of Warships』の運営・Wargaming.net主催の広島取材ツアーに招待され、日本一の海軍工廠として栄えた呉を取材してきました!潜水艦「あきしお」の内部の見学など、ほぼゲームとは関係のない広島・呉の観光レポートをお楽しみください。

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『World of Warships』広島取材ツアー!潜水艦実装に備え日本で唯一の実物潜水艦を見学
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Wargamingが運営するオンライン海戦ACTゲーム『World of Warships』(以下、『WoWs』)PC版に間もなく潜水艦が実装されます。ゲーム環境が大きく変わるであろう変革の前に、Wargamingは日本の海軍史に触れられる取材ツアーを実施。当編集部も参加した今回の取材ツアーでは、戦艦大和の母港としても知られる呉市内の施設を取材しました。「潜水艦実装」の詳細はこちらで確認いただき、本稿ではゲームを離れた広島・呉の観光レポートをお楽しみください!




ツアー1日目には日本で唯一実物の潜水艦が展示されている「てつのくじら館」こと「海上自衛隊呉史料館」、呉の歴史に加え戦闘機六二型の実物資料も展示されている「大和ミュージアム」に赴き、2日目は、広島平和記念公園に移動し「平和記念資料館」を見学するという行程でした。

海上自衛隊呉史料館




この史料館は、「海上自衛隊佐世保史料館」の水上艦、「鹿屋航空基地史料館」の航空機と並び、潜水艦と機雷を掃海する掃海艇を紹介、展示するために設立されました。入り口には2004年まで実際に使用されていた全長76.2m、幅9.9mの潜水艦「あきしお」が展示されています。

中に入ると呉に基地を置いている「海上自衛隊の歴史」が展示されているほか「掃海艇の活躍」などが展示。実物の機雷に加え、水中での機雷を除去する水中処分員の装備、水面の機雷を銃撃で除去するための「20ミリ機関砲」なども見られました。
70式機雷


3式2号航空機雷1型


水中処分員の装備


沈底機雷が主な処分具「S-4」


掃海時に使用するフロート


水面の機雷を処分する「20ミリ機関砲」


3Fでは潜水艦の歴史、技術などが紹介、展示されています。内部の構造を紹介する模型に加え、乗員の生活風景の展示を見たあとには、この史料館にあった潜水艦「あきしお」の内部を見学することが出来ました。ゲーム内の潜水艦の内部を見る事はできませんが、「あきしお」では操舵席に座ってみることも可能、内部を乗員がせわしなく動いている姿を想像しながらプレイしてみるのも楽しいかもしれません。

潜水艦「あきしお」内部






魚雷発射管室








「あきしお」内部は壁に計器やパイプなど張り巡らされており、通路では人がすれ違うのがやっとなほど狭い……。食事をする椅子の下に食料をいれたり、ベッドも狭くなっているため入り方の手順があったりと乗員の細かな工夫がされているのが分かりました。

大和ミュージアム




次は、海上自衛隊呉史料館の向かい側に建てられている「大和ミュージアム」へ。この大和ミュージアムには設計図や写真から可能な限り再現された全長26.3mの大和が目玉です。加えて海軍工廠として栄えた呉の歴史や零式艦上戦闘機や人間魚雷「回天」などの実物資料、屋外では戦艦「陸奥」の主砲身、スクリュー、主舵などが展示されています。大和の前甲板を実寸大で表現した大和波止場では、大和が建造された造船所を見学でき、この日は護衛艦「うみぎり」の姿が確認できました。

戦艦「大和」


左 二式魚雷 中 八八式三型潜望鏡 右 回天十型


戦艦「金剛」に搭載された「ヤーロー式ボイラー」


護衛艦「うみぎり」


今回、見学に訪れた際は、企画展「海底に眠る軍艦「大和と「武蔵」」が行われており、戦艦「大和」の引き上げ品に加えて、(撮影禁止でしたが)大和に搭載されていた「ロ号艦本式ボイラー」の図面、戦艦「武蔵」を撮影した写真など貴重な資料が展示されていました。こちらは期間限定で2020年1月26日まで開催されているので、興味がある方はチェックしてみてください。

平和記念資料館


最後に、ツアーでは広島市内の平和記念公園にある平和記念資料館に訪れました。訪れた日はちょうど、長崎に原爆が投下された日。投下時間である11時2分には慰霊碑の前で黙祷を捧げている人も見受けられました。





今回、『WoWs』で登場する潜水艦は米独ソの3カ国のもの。今後実装予定とされる日本の潜水艦がどのようなものになるのかにも注目が集まります。今回ツアーで回った場所以外にも呉からフェリーで行ける江田島「海上自衛隊 第1術科学校」では、戦艦「陸奥」の主砲塔や高角砲、4連装魚雷発射管などが展示されており、呉周辺には戦艦や潜水艦など、旧海軍の歴史を辿る史跡が多数存在しています。

『WoWs』では、艦長として勇敢に振る舞う人も多いと思いますが、実際の内部や艦装を見てみると、ゲームをプレイする際に新たな視点や感覚で楽しめるはずです。食べ物も美味しいですし、『WoWs』プレイヤーの方は、ぜひ秋の行楽シーズンなどの目的地として検討してみてはいかがでしょうか。

取材協力:Wargaming.net
《ふーまん》
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