コーラス・ワールドワイドより日本語版リリースが発表された、Devespresso Games開発のホラーADV『The Coma 2: Vicious Sisters(ザ・コーマ2:ヴィシャスシスターズ)』。本記事では先日の東京ゲームショウ2019にてDevespresso Gamesスタッフより伺った同作の詳細について紹介します。
同作は、Devespresso Gamesのデビュー作でもある『ザ・コーマ』の続編。プレイヤーは、前作のサブキャラクターであるミナを新たなプレイヤーキャラクターとして操りゲームを進行していきます。
本作の舞台は『ザ・コーマ』の3週間後。ミナが歪んだ世界でが目を覚ましたところからゲームが始まります。その世界の中で、彼女を追う英語の教師によく似た殺人鬼から逃げ延びることがゲームの目的です。
ビジュアルノベル風の物語とパズルアクション要素を主軸に展開する『ザ・コーマ2』では、反撃できない殺人鬼から逃げたり隠れたりしながらゲームを進行していきます。また、プレイ中に負ってしまった傷はゲーム全体を通じて蓄積し、負傷の具合は主人公のイラストやカットシーン、プレイヤーが迎えるエンディングに影響を与えます。
閉鎖された高校のみを舞台としていた『ザ・コーマ』と異なり、『ザ・コーマ2』ではその周辺地域、廃墟になった警察署や地下鉄駅や、スーパーマーケットなどもフィールドとして登場。ストーリーもよりダイナミックにパワーアップしていて、登場キャラクターも増えています。
殺人鬼は普段は一定のルートを巡回しているものの、見つかってしまえば追いかけられることに。序盤では刃物で切りつけてくるのみですが、ゲーム進行に伴ってより凶悪になり、出会った瞬間にQTEを成功させないと即死してしまうようなギミックも登場します。プレイヤーが捕まってしまえば反撃する術はありません。
なお、『ザ・コーマ2』は同社の『ヴァンブレイス:コールドソウル』と並行して開発が進行していたとのことで、TGS2019時の開発度は80%~90%程度。ストーリーなどは完成済み、残るはゲームの洗練のみということで、2019年内には発売できる見込みであるとしました。
『ザ・コーマ2:ヴィシャスシスターズ』はSteamにて2019年内発売予定。国内コンソール版は後日発売予定です。
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