Valveは、ゲーム配信プラットフォームSteamのベータ版にて、ライブラリに「スモールモード」を導入しました。
クライアント上部の“表示”メニューにて切替可能なスモールモードは、旧ライブラリ風のリストビューを主体とした、最小限のゲームリスト・ランチャー機能に特化したモード。コミュニティやストア閲覧機能も実装時点では搭載されていませんが、その分、旧ライブラリ以上のコンパクトさとなっています。
未プレイ、いわゆる「積みゲー」の検索や自動カテゴリ化も可能となるなど、高機能となった新ライブラリ。しかしながら、旧ライブラリへの非公式書き戻しツールの開発の動きもあっただけに、スモールモード実装はSteamにシンプルなゲームランチャーを求めていたユーザーにも嬉しいところでしょう。スモールモードでは旧ライブラリ同様、ゲームの複数カテゴリへの一括追加が可能となるほか、新ライブラリの自動カテゴリ機能などは事前に通常のモードで作成しておけばスモールモードでも利用可能です。
また、同ベータ版ではライブラリのリストのアイコン表示のオプション化や、新ライブラリトップのゲーム最新情報表示が削除されるなどの変更も。多数のユーザーの意見を取り入れつつ、正式公開後も更に改善が続く新ライブラリ。最終的により多くのユーザーが納得するものとなることに期待しましょう。
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