海外ペンテスターの2Eggs(@2Eggsss)さんは、Valveのオンライン対戦FPS『Counter Strike: Global Offensive』のチート利用者を検知する深層学習AI「HestiaNet」を開発しました。
ギリシャ神話に登場する女神「ヘスティア」にちなんで命名したという「HestiaNet」では、『CS:GO』に搭載されているリプレイ検証システム「Overwatch」を採用。チート使用疑惑のあるリプレイ映像を自動で分析・判定し、ユーザーのSteam IDをデータベースに保存します。実際にBAN処分が下された場合は、今後の検知精度向上のためにその情報も統合します。
公開された統計によれば、「HestiaNet」は約一日の稼働で17,659件のケースを分析し、チート使用(および嫌がらせ行為)を15,336件確認。そのうち15,104件がBAN処分となっています。
同AIの開発者2Eggsさんは、イギリスに住む10代の青年。GDC 2018でのJohn McDonald氏(Valveのシニア・ソフトウェアエンジニア)の公演を聞いて、このアイデアを思いついたとのこと。同氏は以前にも、『CS:GO』とSteamに関連する脆弱性を複数発見・報告し、Valveから11,450ドル(およそ125万円)の褒賞金を受け取っていました。
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