アイドル事務所経営洋ゲー『Shining Song Starnova: Idol Empire』―崖っぷちグループ引き連れ夢はトップアイドル、日本語Modも配信開始【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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アイドル事務所経営洋ゲー『Shining Song Starnova: Idol Empire』―崖っぷちグループ引き連れ夢はトップアイドル、日本語Modも配信開始【爆速プレイレポ】

ビジュアルノベル『Shining Song Starnova』のスピンオフタイトルで、オフィス運営からアイドルプロデュースまでを行うシミュレーションゲーム。プロデューサーとは言えど、アイドルのマネジメントから営業もとい受注、アイドルの派遣からライブまでの全てを楽しめる。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年2月21日にSekai ProjectよりPC向けにリリースされた、アメリカのインディーデベロッパーLove in Spaceが手掛ける『Shining Song Starnova: Idol Empire』について生の内容をお届けしたいと思います。



『Shining Song Starnova: Idol Empire』とは


『Shining Song Starnova: Idol Empire』は、ビジュアルノベル『Shining Song Starnova』のスピンオフタイトルで、オフィス運営からアイドルプロデュースまでを行うシミュレーションゲーム。プロデューサーとは言えど、アイドルのマネジメントから営業もとい受注、アイドルの派遣からライブまでの全てを楽しめます。

プレイヤーの仕事はアイドルをトレーニングしつつ、休憩やメンタル管理も行い、給料の調整をしつつ、依頼のあった案件を受けるかどうかを決定し、派遣するアイドルを決めて……と実に多忙。さらにパパラッチによるアイドルの評判を落とす行為に対し、どう対応していくかといった点までマネジメントする必要があり、通常のシミュレーションではなかなか味わえないような、等倍ですら忙しすぎるほどの多忙感を味わえます。


なお、本稿においては、Game*Spark編集部のうちの一人が業務終了後の余暇で仕上げたもので、先日Game*Sparkにてインタビューを行ったYuzchastics氏にも一部ご協力いただいている日本語化データを利用しています。開発元のLove in Spaceの許可を得たものではありますが、あくまで非公式のためキャラクターの漢字表記などが公式ではないことを予めご了承ください。

『Shining Song Starnova: Idol Empire』の実内容に迫る!


実際にプレイを開始すると、まずはフリープレイとストーリーモード、クエーサーモードとジェネレーションという特殊なモードから選べます。フリープレイはストーリーモードをプレイ後に推奨と書かれていたので、まずはストーリーモードのSTAGE 1をプレイ。

いきなり放り出されたのは何も配置されていないオフィススペース。ここに最初から雇用されているアイドルの沙々美(ささみ)が手順を追って説明してくれるので、それに従って1つずつ配置したり進めていくことになります。初期段階では「芸能事務所は資金(KN)の確保が一番大事」とのことで、プロデューサーのオフィスを設置し、商談相手が来るのを待つことになります。筆者はとりあえずデスクと商談用にソファを2つ配置。しばらくすると商談相手が来ましたが、いい感じの配置になりました。


最初の仕事として依頼されたのは、「温泉宿ステージ出演」という仕事。駆け出しの営業としてはまさに鉄板ではないでしょうか。要求能力は特になく、必要な時間は3時間。リスクとして少々の悪評が付くものの、少々の評判と少々の収益が得られます。筆者がこの時点で驚いたシステムとしては、どの部分に対しても良い面と悪い面がかならず共存するということ。必ず全員が納得するもの、メリットだけを享受できるものはないというのが厳しくもリアルだなと感じました。


一方で、業界ならではといった仕事もあり、アイドルに「大金と引き換えにえっちな仕事を依頼してくる」という企業もあるようで、あくまでも音楽をやっているアイドルとしてはイメージが傷ついてしまうとのこと。他の依頼でも、アイドルの純真さが失われるだけでなく、ハイリスクな依頼もいくつかあり、何でもかんでも引き受けてお金にするというわけにはいかないようです。


お金を稼ぐ方法は他にもいくつかあるのですが、序盤から触れられ、最もアイドルらしいところでいくと、作曲家に楽曲制作を依頼して、音源をリリースすることでお金を稼ぐことができます。アマチュア、業界標準、一流、伝説的の4人から選んで依頼ができ、それにアイドルを割り当て、PVを作るかどうかを選んで、総合的なクオリティとコストを見ながら制作を進めていくことになります。PVを作ればクオリティは上がりますが、コストは跳ね上がるため序盤は特に厳しいですし、作曲家もある程度の実力がなければクオリティが落ちてしまうため、最初は低予算から~と、まさに売れない地下アイドルの様。実に生々しいです。


雇えるアイドルは尖りすぎた個性を持っている


雇用できるアイドルは、『Shining Song Starnova』本編に登場したスターノヴァの他のグループメンバー6人に加え、本作でもライバルとして立ち塞がるグループ「クエーサー」の内4人、今作初登場の新キャラクター1人の合計12人。ストーリーモードではスターノヴァのメンバー以外はステージ進行で開放されていきます。それぞれが尖った個性を持っており、突出した能力を持っているものの、どこかに大きな欠点もあるというのがポイント。

筆者は次のアイドルに茉莉也(まりや)を選びましたが、雇用直後にちょっとトレーニングをさせて、休ませつつ数本仕事をさせたところ、連続して不安やアルコール依存症、鬱などを発症。雇用前に発症する可能性が高いことは見えていたので、先に医務室を作っておきましたが、なかなか治療費が高いのもあり、序盤はあまりうまく回せていませんでした。

しかし、ある程度まで進めると、治療費を賄えるどころか、法務部もバリバリと回せる程度にまで成長……と楽しく遊んでいましたが、本稿の執筆に着手するまで他のアイドルを雇用するのを忘れており、しばらく2人だけが所属する事務所となっていました。


他のアイドルもここは良いけどダメなところがな……!と悩むほどには、良い面と悪い面が共存しており、どうそれぞれのアイドルと上手く付き合っていくか、というような感じで徐々に楽しさを感じてきました。トレーニングで能力を上げつつ、食堂で外見やHPを上昇させ、可能であれば効率アップが可能な設置物を、対応した部屋に置いておくというような形で、より効率的に回せるようになるというのも面白い部分です。

特徴的なライブは半自動で進行、プレイヤーの手で盛り上げていく必要も


ライブは3曲以上揃った時点で開催することができ、ライブハウスからスタジアムまで、様々な広さと価格の場所で開催することができます。通常であればライブまでは50時間あり、チケットを最低観客数以上売り上げられなければライブは中止。また、ゲリラで開催することにより20時間で開催できますが、チケットを販売する期間が短くなるため、失敗する確率が高くなってしまいます。人気や予算に応じてハコを選ぶのもポイントです。


見た目上は音ゲー的なシステムに見えますが、実は半自動。アイドルのステータスに応じた色のアイコンをステージに届くまでに撃ち落とすのが目的で、ここに関しては自動で進んでいき、アイドルが得意なものほど早く撃ち落とせるとのこと。食らってしまった場合はアイドルのHPが減少するため、0になってしまわないようにする必要があります。どうしても食らいそう!という時にはKNを使ってステージ効果を使用してアイコンを一掃することができますが、使用するたびに価格が上昇していくため、注意が必要です。


ほとんどSTAGE 1のみで遊びに遊んでしまったものの、難易度も別途用意されているため、よりハードなオフィス運営を楽しむこともできますし、ひたすら理想のアイドルを追い求めてトレーニングと音源リリース、ライブに勤しむことも可能です。少なくとも、今回先行で利用している翻訳であれば、違和感なく日本語でプレイすることができるため、英語は苦手でもプレイしてみたいという人には最適ではないでしょうか。

『Shining Song Starnova』本編OP

本記事公開と同時に配信となった日本語翻訳データはSteamガイドよりダウンロード可能です。

タイトル:Shining Song Starnova: Idol Empire
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年2月21日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:1,520円(2月28日まで10%オフの1,368円)

《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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