パブリッシャーSlitherineは、1994年に発売された4Xストラテジーゲーム『Master of Magic』の最新アップデートをリリースするとともに、新たなDLC「Caster of Magic」の配信を開始しました。
『Master of Magic』は90年代の人気ストラテジー作品の1つで、『Civilization』と『Heroes of Might and Magic』の融合とも表現される4Xファンタジーストラテジーゲームです。1997年には日本でPS移植版『シヴィザード 魔術の系譜』も発売されました。
新たにリリースされた最新版ではかつては非公式だったコミュニティー製のパッチを導入。AIが改善されるなど洗練度が大幅に向上しているとのことです。『Master of Magic』は既存のGOG.comに加えて、SteamとSlitherine公式ストアでも配信が開始されました。
『Master of Magic』の最新アップデートとともに登場するDLC「Caster of Magic」は、前述のコミュニティパッチの上に構築されていた人気Modを公式に統合したもの。多くの改善や新要素を特色としています。
- ウィザードのカスタマイズを改善し、最大限のリプレイ性を提供。
- 外交システムの改善。
- 魔法の呪文と幻想的なクリーチャーを特に重視。
- さらに多くの呪文とユニット。
- 新しい都市の建物。
- ベテランプレイヤーにも挑戦的な新AI。
- より多くの難易度。
- さらに多くのマップ生成オプション。
- 便利で高速なゲームプレイのためのキューシステムの構築。
「Caster of Magic」はSteam/GOG.com/Slitherine公式ストアにて310円/2.99ドル/350円で配信中。元々無料のModが有料DLCとして配信されることに関しては、「Caster of Magic」の開発を続けるとともに今後の計画に向けて適切なソースコードを生成するため(「Caster of Magic」はEXEファイルをハックして開発された)と作者のSeravy氏は語っています。