【吉田輝和の絵日記】空想世界で繰り広げられるパズル的ローグライクカードゲーム『Iris and the Giant』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】空想世界で繰り広げられるパズル的ローグライクカードゲーム『Iris and the Giant』

インタビュー記事も掲載されたパズル的なローグライクカードゲーム『Iris and the Giant』を吉田おじさんがプレイ!

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今回プレイするのは、Louis Rigaudが贈るPC向け『Iris and the Giant』。本作は、主人公のイリスが自身の空想世界で様々なモンスターと戦う、ローグライクタイプのカードゲームです。

同ジャンルの『Slay the Spire』は、僕が優れたゲーム作品を勝手に決める賞「YOTY2019」で1位になるほどハマったゲーム。同作と出会ったことで、すっかりカードゲーム中毒者になっちゃいました。


本作でもまた、ズブズブとカードゲーム沼にハマっていく予感がします!

空想の世界でカードバトル!



少女イリスは同年代の子供たちと馴染めず孤立していた。

イリスは己の中の悪魔と向き合うため、現実と想像の世界を隔てる川を渡り、空想の世界へやってきたのだった。


そこで敵と出会う。これも少女が空想したものだろうか。

バトルのルールはシンプル。剣や弓をはじめとした様々な効果を持つカードを使用して、敵を倒していくだけ。剣のカードは前列の敵1体を、斧のカードは前列の全ての敵を、弓のカードは前列後列関係なく敵1体を攻撃できる。

こちらが攻撃し終えると敵のターン。攻撃力が高い敵のほかにも、後列から弓で攻撃してくる敵がいるので、注意しなければならない。

どの敵から倒せば受けるダメージが最小限に出来るか考えるパズル的な楽しさがあるな~


毎回おなじみのゲームオーバーフラグが立ってしまった。


前列の敵を倒すと後列の敵やオブジェクトが前列にスライドしてやってくる。階段が目の前までやってきたら、敵が残っていようが次のエリアへ行ける。

ちなみに意思(HP)が0になるとゲームオーバー。


手持ちのカードが無くなってもゲームオーバーになるので、意思とカードの残り枚数を注意する必要があるぞ。

死んでも大丈夫。強くなって帰ってくるぜ!



エリアが進むごとに入手出来るカードも増えていく。奥3列にダメージを与える魔法カードや、敵の武器を盗むカードなんてものが手に入り、使い道を考えるだけでも面白い。


カードは宝箱から入手可能。どんどんデッキを強化していくぜ!


だがそれに伴い、敵も強化されていく。さらに様々な特徴を持った敵も増えていくので、どの敵から倒すかしっかり考えねばならない。


倒す順番もそうだが、どのカードを使ってどのカードを残すのかも重要だ。強力なカードは後々の為にストックしておきたいところ。悩ましい……。


「なんとか強敵を倒したぜ!」と喜んでいたら、強制的にダメージを与えられるトゲの罠がやってきてやられてしまうことも……。

こうなる前に罠を破壊しておけば良かった……。


ゲームオーバーになってしまうと、これまでに獲得したデッキは全て無くなってしまうが、進行状況に応じて次回のプレイ時にボーナスが付与される。

ボーナスは、特殊な魔法の力がアンロックされたり、新しいカードが貰えたりと様々なものがあるのだ。


また、エリア内で敵や宝箱と同じように登場する思い出のオブジェクトに触れると、獲得した思い出の個数に応じてスキルがアンロックされる。


スキルの効果は永続的なので、繰り返しプレイしてスキルを入手するたびに、どんどん強くなっていくぞ!

道はひとつではない。空想の友達と共に突き進め!



エリア内に登場するものは、敵だろうがなんだろうが攻撃可能。岩を破壊するとアイテムや隠し階段が出現することがある。

隠し階段のルートは通常よりも近道になるかもしれないが、その分強力な敵が登場する。


繰り返しプレイしてスキルやボーナスを入手していれば、どんな敵でも容易いはず!と思っていても、デッキの構成によってはあっさりやられてしまうことも……。


だが!まだ強化手段は残っているのだ!その名はイマジナリーフレンド!

「一定数の敵を倒す」「指定されたエリアまでたどり着く」といったチャレンジをクリアすると連れていけるようになる空想上の友達だ。


空想上の友達と言うとちょっと悲しい感じだが、カード・ボーナス入手時の選択肢の数が増えたり、行動回数が増えたり、主人公をサポートしてくれるぞ。


僕も1人暮らしの寂しさに耐えかねて、たびたび空想上の友達を召喚し、一緒にDVD鑑賞会を開くことがある。ただ、鮮明に空想出来るのが自分と同じ中年男性だけなので、僕のイマジナリーフレンドは大抵おっさん……。


話は脱線してしまったが、イリアは自分のトラウマと向き合い、心の弱さを打ち破ることが出来るのか?空想世界の奥で待ち受けるのは一体なんなのか?吉田輝和はいつか美少女のイマジナリーフレンドを召喚することが出来るのか……!?



ローグライクタイプのカードゲーム、大好きです!冒頭の予想通り、ズブズブと沼にハマってしまいました。


上記の動画の通り、前列の敵を倒すと、後列の敵がスライドして前列にやってくるバトルシステムなので、どの敵から倒せば被ダメージを減らせるか頭を捻るのが楽しかったです。まるでパズルゲームをやっているような気分になりました。

ただ、隠し階段はあるものの、『Slay the Spire』と違って基本的にルートは固定です。ランダム要素はないので、繰り返しプレイしているとちょっと飽きてきそうではあります。とはいえ、もう10時間以上プレイしているし、これからも続ける気まんまんです!

バトルシステムもわかりやすく、難易度選択のほかにもスキルやボーナスといった強化要素があるので、ローグライクタイプのカードゲームの入門用に向いている一本です。

『Iris and the Giant』は、PCを対象に配信中です。Game*Sparkでは、本作開発者のインタビュー記事が掲載されています。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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