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5周年直前!『黒い砂漠』の歴史とプレイヤーコミュニティの歩みを全力で振り返る

『黒い砂漠』の歩んできた道のりを現役プレイヤーからご紹介。これから始めたい方に向けた本作の魅力もあわせてお届けします。

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このページでは「これから『黒い砂漠』を遊びたい人」向けに筆者がハマっていった過程を記すと共に、推せる“おもしろさ”をご紹介します。実は筆者にとっては本作が初めて長期間続いているオンラインゲーム。ほかにも有名オンラインゲームはいくつもプレイしてきましたが、正直どれも長続きしませんでした……が、『黒い砂漠』だけは楽しくプレイし続けているのです。この理由を紐解くと共に「それなら自分も遊べそう、遊びたいかもしれない」と思えるような内容をお届けします。

これから始める人、または諦めた人のための『黒い砂漠』の歩き方


まずはキャラクリ! 顔の形のみならず体型もめちゃくちゃ自由に作れます。

プレイを開始するに当たって、まずはクラスを選んでからキャラクリを行うわけですが、人によってはこれが最初の難関かもしれません。課金をすればやり直せるのでご安心ください! しかし、課金するほどガッツリ遊ぶかどうか決めていない状態で適当に作ってしまっても、なにかもったいない気がしませんか? そんなわけで、最初は全力で愛着が湧くようなキャラクターを作ることをオススメします。

プレイヤーが作ったキャラをアップロードできるビューティアルバム。こちらから選んでもヨシ。

本作はいろいろな楽しみ方がありますが、その分「何をすればいいのか分からない」、もしくは「何を楽しめばいいのか分からない」という気持ちが襲いかかってきやすいのです。むしろここで脱落する人が多いでしょう。

そこで筆者からは、本作を楽しむコツとして「スルー力」を挙げたいと思います。骨の髄まで遊ぶためのあえての「初手スルー」です。冒険を始めると豊富なコンテンツがじゃんじゃん現れて、何から楽しめばいいかわからなくなることもしばしば。だからこそ最初はメインクエストを進めて、流れるまま大きな街「ハイデル」に向かいましょう。

そこで請けられるサイドクエストを受けてゲーム内の知識を徐々に増やしていく、そして気付けばだいたい楽しめている……というフローが、個人的には理想型と思います。「何をすればいいかわからないのなら、わかるまで手を広げない」というのがオススメです。

「戦闘」にも視線を向けていきましょう。『黒い砂漠』はスラッシュアクション的に遊べる戦闘システムなので、モブとのバトルでも充分楽しめます。俗にいう「狩り」行為が楽しいのです。これだけ1時間から2時間、あるいはもっと長時間遊んでいる人もいるくらいです。

コンボを繋いで戦えるガチの3Dアクション。対人戦コンテンツもあり。

前述したとおり、『黒い砂漠』にはたくさんのコンテンツが備えられています。「栽培」であったり「採集」であったり、そうして手に入れたアイテムの「加工」だったり「料理」だったり、はたまた「錬金術」であったり「馬の調教」だったりと……生産コンテンツもとにかく多いです。

ここで注目して欲しいのは、本作が「放置ゲーム」風味な要素を持っているという点です。『黒い砂漠』を最適画質というVRAM 1G程度しか使わないモードに設定して「馬の自動調教」を仕込みタスクトレイにしまっておけば……ゲームを進めながら仕事(執筆)ができてしまうんです! もちろん他にゲームでもネット閲覧でも作業でもメモリが許す限りは大丈夫!


ゲーム内で「加工」をしたままタスクトレイにしまい放置、「料理」したまま放置、このようにやらないときは放っておける、かつゲームを進行できるのでとっても気軽。「怪奇・忙しかったらやらなくていいゲーム」です。私が本作を続けられている大きな理由はこの放置要素にあります。なぜなら現在本稿を書きながら実際に「馬の調教放置」をしているのですから……!

そして、本作は人と人の交流が気さくなゲームでもあります。Twitterアカウントでギルド募集や体験入学(?)させてもらうハードルがとても低く、いろいろな人と出会って、楽しんでいくモチベーションを保つこともできます。

ギルメンとパシャリ。左の紳士が筆者です。

「人と人の繋がりこそオンラインゲームの最大の意欲」という人もいるでしょう。とはいえ本作はソロプレイヤーにもやさしいデザインで、メインクエストやサイドクエストを人と協力してプレイすることは、良くも悪くもありません。裏返すと、それだけ「自分のペースで楽しめるように作られている」ということです。

そしてなにしろ基本プレイ無料。『黒い砂漠』に興味を持った皆さま、どうか前述した「スルー力」を忘れず気軽にプレイしてみてください。そして遊び方の全体像わかるようになったら、いろいろなゲーム内要素に触れてみてください。正直、『黒い砂漠』を始めた直後の筆者は「1週間保てばいいな」くらいの感覚でいたのですが、いざプレイして見ると3年続いてガッツリのめり込んでいるので、やはり遊ばないと何があるかわからないな、と思います。

本稿が『黒い砂漠』を遊びたくなった方の背中を押しつつ、この5周年に少しばかりの花を添えられたら幸いです。公式サイトからアカウントを作成&ゲームを導入し、ぜひとも『黒い砂漠』でお目にかかりましょう!
《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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