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洋ハクスラRPG風高難度ボスラッシュ『Koi Unleashed』―漂流冒険者が和風妖怪相手に大暴れ【爆速プレイレポ】

2020年4月29日にWild GripよりPC向けにSteamでリリースされた『Koi Unleashed』のプレイレポをお届け。

連載・特集 プレイレポート
洋ハクスラRPG風高難度ボスラッシュ『Koi Unleashed』―漂流冒険者が和風妖怪相手に大暴れ【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。今回は2020年4月29日にWild GripよりPC向けにSteamでリリースされた『Koi Unleashed』について生の内容をお届けしたいと思います。



『Koi Unleashed』とは


『Koi Unleashed』は見下ろし視点のアクションRPGです。6人の冒険者から4人を選んでパーティを作り、リアルタイムで行われる戦闘を繰り広げます。和風な世界観も特徴で、侍がザコ敵として現れたり、「おとろし」や「砂かけ」といった妖怪がボスとして襲ってきます。

『Koi Unleashed』の実内容に迫る!



始めに自身が操作するリーダーキャラの選択を含む、もろもろの設定を行います。本作ではキャラクターはタンク役の戦士、エレメンタル系魔法使いと神聖系の魔法使い、弓矢を扱うマークスマンなど計6人から4人を選択する形式。リーダー以外のキャラクターはAI操作のキャラとして戦いを繰り広げます。非戦闘時には戦闘参加メンバーの切り替えも可能なほか、戦闘中に操作キャラの切り替えも可能です。今回は物理攻撃が得意なDestroyerのOttohをリーダーとして選択しました。


さらにポーズシステムの選択画面に。戦闘中に動かないでいると自動でポーズがかかるオートポーズか、スペースキーで自ら止めるリアルタイムポーズかを選べます。オススメはオートポーズのようなのでそちらを選択。


ゲームが始まると海岸に立つ4人。乗っていた船が嵐に巻き込まれ海岸で座礁したそうです。


移動は伝統的な洋ARPG風にマウスの左クリックで行います。砂浜の奥へ移動すると金棒を持った巨人が出現。この巨人、「Otoroshi」という名前だそうで、話しかけても(知らない方言)で返されます。


会話が終わると襲ってくるOtoroshi。攻撃は敵のクリックもしくは、敵に近づいた状態で数字キーの1を押すことで行えます。数字キー2~4には各キャラごとのスキルが設定されていて、Ottohのような戦士タイプは敵を攻撃したときに溜まっていくFuryゲージを消費して利用できます。


戦闘後、逃げたOtoroshiを追いエリアを移動。近くの橋でHakutaku(白沢?)と言う名の老人が立っていました。白沢って中国の妖怪では…?とは思いつつ話を聞きます。ここは「the land of the rising sun」つまり日の出の国?という場所だそうで、昔は栄えていたものの、最近は不穏なことが多いそう。船を直す手段を知っているというので、ガイドをしてもらいます。


道中に置いてあるドラは鳴らすとパーティーメンバーにダメージアップやリジェネなどの祝福が与えられます。かわりに近くにいる侍がやってきて強制的に戦闘が発生。祝福は一定時間の能力の底上げだけでなく、ボス戦などで全滅した際に、破棄することで全員を復活させるといった用途にも使えるので、ドラを見かけたら積極的に使っていきたいです。

ボスバトルからのボスバトル



Hakutakuとの会話後、エリア奥でOtoroshiと再開。本気のOtoroshiとのバトルが始まります。このあたりから画面右下のコマンドが重要に。HoldやFollowを切り替えてパーティメンバーを移動させ、相手の強力なスキルを回避します。さらに、コマンドの下のうずまき模様のゲージはパーティーシナジーを表しているらしく、相手の攻撃を受けず、こちらの攻撃を数多く当てて行くことで伸びていきます。伸びるほど相手からのダメージは減少し、逆にこちらの攻撃のクリティカルヒット率が上昇するので、ゲージを維持したまま戦えれば戦局を有利にすすめることが可能に。


ボスを撃破するとルーンとクリスタルが手に入ります。各キャラにルーン装備枠とクリスタル装備枠が1つづつあるので、適切に装備させ強化を図ります。ちなみにこのゲーム、通常の戦闘ではレベル、アイテム等は一切増えず、とにかくボス戦を繰り返すボスラッシュゲーム。実際のところ純粋なARPGというよりは、伝統的なハクスラARPG風のシステムを使った、ボス戦特化の死にゲーといった印象です。


TACTICS画面では各キャラの行動方針などを決めておきます。遠距離キャラは遠くで戦うようにしたり、そのキャラが何個までポーションを使うか(1戦闘で使える合計のポーション数は限られている)などを設定。


森エリアの奥でインドの神様っぽい見た目のなにかに遭遇。会話メッセージで砂かけと判明……って砂かけってこういうのでしたっけ……?


いずれにしても儀式の邪魔をした!と戦闘に。Otoroshiと違いデバフを撒くタイプの敵です。恐怖状態にされるとこちらの操作を無視して逃げ出してしまうのが厄介。


次のエリアボスはこのあたりの大名を名乗るGakiです。本作では漢字が表示されないのでこれが「餓鬼」であるのかは不明ですが、鎧兜を身にまとう恰幅のある体には少なくとも食に困っている様子はなさそうです。彼は侍を二人連れ複数で襲ってくる上、本人の攻撃も強力、そして移動速度低下のデバフを撒いてくる上に画面中央にある階段から定期的に岩石が転がってきます。つ、強すぎる…。パーティーメンバーの行動方針などをしっかりセットし、ヒーラーのマナが切れたらすぐ回復させるようにしておくと比較的安全に戦えます。

まとめ


ここまで紹介してきた本作ですが、無策で敵に勝つのは厳しい難易度の高いゲームである上に、こちらから能動的に確認しないとシステムを把握しづらい作りが相まって、良くない死にゲーになってる側面があるという点は否めません。(5月6日のアップデートでイージーの難易度が大幅に減少、ボスの分かりづらい攻撃への視覚的手がかりを増やすなど、改善は着々と行なわれています。今回紹介したボスもアップデート後はイージー難易度でなら簡単に倒せるようになっていました)

とはいえ、伝統的なハクスラARPG風操作の死にゲーといったコンセプトや、アクション面の楽しさ、事前に決めたパーティの方針が相手にガッチリハマったときの爽快感、「中世ファンタジーなパーティが日本ぽい国にやってきて大冒険」といった世界観は他に無いワクワクを提供してくれるのも事実です。難しいゲームほど燃えるぜ!という気概を強く持ったゲーマーにはオススメできるのではないでしょうか。『Koi Unleashed』は現在スペシャルプロモーションにより、5月8日まで10%オフの1,755円で購入できます。

タイトル:Koi Unleashed
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2020年4月29日
記事執筆時の著者プレイ時間:4時間
価格:1,950円


《KADEN》

三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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