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暗闇から迫る恐怖と戦え、サイコホラーADV『Those Who Remain』田舎町が秘める二つの世界を行き来し謎を解く【爆速プレイレポ】

発売48時間以内のプレイでお届けする爆速プレイレポ。今回は二つの世界を行き来するサイコホラーADV『Those Who Remain』をご紹介します。

連載・特集 プレイレポート
暗闇から迫る恐怖と戦え、サイコホラーADV『Those Who Remain』田舎町が秘める二つの世界を行き来し謎を解く【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年5月29日にCamel 101とWired Productions、 WhisperGamesよりPC向けにリリースされた『Those Who Remain』について生の内容をお届けしたいと思います。


『Those Who Remain』とは



舞台は、奇妙な失踪事件の噂が町中を駆け巡り、不安と説明のつかない恐怖が立ち込める田舎町「ドーモント」。この町で暮らす本作の主人公エドワードは、美しい妻と娘に囲まれ完璧な人生を歩んでいました。しかし、そんな彼にも不倫関係を持ってしまったという過ちがありました。ある夜、エドワードは自分の過ちを正すため、不倫相手が待つモーテルへ向かう場面から物語は動き始めます。

『Those Who Remain』は、夜の闇に支配されたドーモントで起こる恐怖と奇妙な謎に立ち向かうサイコホラーアドベンチャーです。家族、別れ、過ちを巡る奥の深いヒューマンストーリーを追いながら、プレイヤーの深層心理に鋭く切り込むような体験をしていきます。

『Those Who Remain』の実内容に迫る!



すでにコワい。

ゲームを起動すると、まずはガンマ値の設定をすることになります。電気が点いているにも関わらず暗い。ホラーゲームをよくプレイする方なら少なくとも体験したことがあるのではないでしょうか。そんな本作の光源達も、ほんの周囲数メートルしか照らしてくれないのではという頼りなさ。暗いほど雰囲気は出るのですが、探索アドベンチャーでもある本作ではデフォルトのガンマ値ではプレイしづらかったため、少しばかり上げることをおすすめします。



設定を終えゲームを開始すると、妻との仲睦まじいツーショット写真を眺めながらウィスキーをあおる主人公エドワード。満たされた環境での生活を送りながら、自分の過ち(不倫)に悩む日々。そんな中、ついにエドワードは不倫関係を終わらせる決意をします。そしてちょうどよく不倫相手からのメッセージが届きました。さっそく、エドワードは不倫相手が待つモーテルへと車で向かうのでした。……飲酒運転では?



何事もなくモーテルに到着し、不倫相手の部屋番号を調べるため受付に向かいます。車を降り周囲を見て回ると、エドワードの車の他に停まっているのは1台だけ。不倫相手の車か他の宿泊客のものでしょうか。あたりは静寂と闇に包まれており、人の気配はありません。


受付に入ると、電気は付いているものの誰もいません。訪問者名簿があったため目を通すと不倫相手が宿泊している部屋が明らかに。しかし、部屋は鍵が掛かっており、連絡も取れないため鍵を探さなくてはなりません。そろそろ何かが起きそうな雰囲気が漂ってきました……。


おわかりいただけただろうか……。

不倫相手の部屋の鍵を見つけ恐る恐る扉を開けると、そこには誰もいませんでした。バスルームからシャワーの音がするためそちらを見てもいません。そんな時、急に部屋の内線が鳴り響きます。受話器を取ると少女のような声で一言「光の中にいて!」。



ここから物語は急展開を迎えます。エンジン音が聞こえ外を見ると、エドワードが乗ってきた車が走り去っていきました。仕方なく、車を追って暗闇の中に歩を進めます。街灯の明かりは乏しく、光の届かない場所には何か得体の知れない影が蠢いています。おそらくウィスキーの飲みすぎたための幻覚症状か何かでしょう。街灯をそれ脇道に足を踏み込んだところ、エドワードは影に襲われ死亡しました



このように本作では、常に光の中にい続けなければいけません。少しでも明かりの下を外れるとゲームオーバーとなりチェックポイントからやり直しとなります。闇の中では得体の知れない人が他の影達が、人間が飲み込まれるのを待ち受けています。


しかし、この影達は追いかけてきたり攻撃してくることもありません。本作のパブリッシャーWired Productionsによると、ホラーゲームによくある突然の大きな音と映像の変化で観る人を驚かせるような手法がないゲームを作成したと語っており、探索などに集中しやすい仕組みとなっています。その反面、雰囲気による恐怖はおどろおどろしいものとなっており、恐怖を煽るBGMも相まって何かに見られているような不安感を常に感じられます。


物語を進めていくと、ある一軒家に誘われました。本作のストーリーには13歳の時に事故により死亡したアニカという少女が非常に深く関わっています。この家も、探索をしているうちに彼女の死と関係していることが徐々に明らかになってきました。どうやらこの家に住む家族の息子のマークがアニカを虐めており、彼女が死亡した事故の原因を作ってしまったようでした。



しかし、マークにも虐めを行うようになってしまった理由があり、エドワードはマークを許すか、罰を与えるかの選択を迫られます。


次に、エドワードがたどり着いた警察署では探索を進めることで、またもやアニカの死と関係のある一人の保安官が浮上してきます。調べを進めると保安官はアニカを虐めていたメンバーのうちの一人を息子に持ち、自分の息子の過失によりアニカの事故を起こしてしまった事を隠蔽し、単なる事故として処理していました。そしてまたも、エドワードは決断を迫られます



このように、本作ではプレイヤーの心情に訴えかけるような厳しい選択を迫られることがあります。そしてその選択は、ゲームの結末と、エドワードや町の運命に影響を及ぼします。自分の手により人を裁くことによって、単純な恐怖などとまた違ったおぞましさが後を引きずります。

現実とパラレルワールド、二つの世界を行き来する



本作は、ストーリーを進めるごとにエドワードにいくつもの障害が立ちはだかります。現実では解決できない謎も、もうひとつの奇妙な現実、パラレルワールドに行くことで解決できることも。パラレルワールドでのエドワードの行動は現実にも反映され、二つの世界を何度も行き来することで謎を解き明かします。



ステージによっては手がかりが分かりづらい場面や、ヒントが少ないため少々行き詰まる場面もあり、パズルゲームのようなひらめきが重要になってくるでしょう。


影以外の異形たち



本作では、数多に出現する影たちの他にも、プレイヤーの前に立ちはだかる特徴的な異形の者が出現します。アニカに「ママ」と呼ばれる存在は、どこからともなく現れプレイヤーを追いかけます。彼女が現れると周囲は赤く発光し、奇妙な現象が。町人の失踪事件に関係しているという噂も……。



エドワードが図書館にて初めて遭遇した人型の変異体はたびたび行く手を阻みます。顔が発光しており、視界にとらわれるとプレイヤーを追いかけてきます。この怪異がどのような存在で、この事件に関係があるのかプレイした範囲では明らかになっておりませんが、エドワードにとっては非常に厄介な相手と言えるでしょう。



プレイヤーにとって友好的な者も存在します。椅子に腰掛けた仮面の男はエドワードが重大な選択を強いられる場面になると登場します。意味深なことを言ったり、状況をわかりやすく説明してくれたりしますが、結局はプレイヤー自身での決断を迫られます。




ひとりの少女の死とドーモントの町に降りかかる厄災。物語を進めるにつれ徐々に明らかになっていくストーリー。ステージを進めるごとにいろいろな事実が明らかになってくる感覚はひとつの映画を見ているようで止め時を失います。突発的な恐怖こそないものの、レトロな田舎町の雰囲気と常に蔓延る闇に飲み込まれそうになる恐怖感がじわじわとプレイヤーを侵食してきます。


そんな本作ですが、グラフィックのクオリティも高く、日本語訳も違和感なくすんなりと入ってくるため世界観に没入できます。往年のホラーファンはもちろん、びっくり系のホラーが苦手な方にもおすすめできる作品となっていますのでぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。但し、暗闇でのプレイにはご注意を……。

タイトル:Those Who Remain
対応機種:PC(Steam)/海外PS4/海外Xbox One/海外ニンテンドースイッチ(今夏発売予定)
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年5月29日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:2,050円



《neko》

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