米陸軍公式e-SportsチームのTwitchチャンネルで、ユーザーの戦争犯罪に対するコメントを削除したアメリカ陸軍e-Sportsチームの行為が「アメリカ合衆国憲法修正第1条に違反している可能性がある」と報じられています。
アメリカ陸軍は2018年からマーケティング戦略の一環としてe-Sportsチームを結成し、若者への陸軍への参加を呼びかけています。7月中頃に行っていた『コール オブ デューティ ウォーゾーン』のストリーミング中に一部のユーザーがアメリカの戦争犯罪に対する質問をチャット欄で投稿、管理者はコメント削除とスパム投稿者に対しての接続禁止措置を行っていました。
ワシントンポストによると、コロンビア大学ナイト憲法修正第1条研究所の弁護士Katie Fallow氏が今回のケースについて「米国憲法修正第1条に違反する可能性がある」と指摘。あくまで陸軍はアメリカの行政組織であるため、不快と感じたコメントを削除することは禁じられているとしています。陸軍は報道に対し「禁止されたユーザーはTwitchの利用規約に違反している」と返答しています。
なお、同様のケースとして2018年に大統領のドナルド・トランプ氏に対し「Twitterでユーザーをブロックすることを禁止する」とニューヨークの連邦地裁が裁定を下した例があります。
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