※注:本記事では成人向けゲームを取り扱います。予めご了承ください。
サークルRENを主宰するゲーム制作者のイツキ舞氏は、同氏が開発し海外バプリッシャー経由で販売している成人向けゲームの収益の振り込みが日本国内の銀行によって停止されていることを公表しました。
海外での成人向けゲームの売上を国内銀行がブロック!?コメントには他行への乗り換えを勧める声も

イツキ舞氏は成人向けゲーム『シュブニグラスの夜』を国内向けにはDLsiteで、Steam向けには海外パブリッシャーの072 Project経由で配信しています。同作はSteam向けに2024年12月より販売されていましたが、2026年3月に入って突如りそな銀行への海外からの入金が停止されたといいます。
同氏は国内向けに2年、Steamでは1年以上の販売実績があること、表現に関してもSteam版も国内版と同一の日本の表現規制基準に準拠していることなどを銀行に伝えましたが、それでも入金はできないと再連絡されたとのことです。
弁護士に相談したところ、約款・内部規定のどの条項に基づき入金を拒否しているのかを明確に文書で回答することを勧められ、実際に文書での回答を要求したところ、以下のような回答があったということです。
当該海外送金は弊社所定の確認事項および関係各部署での検討を踏まえ、総合的な判断により今回は当該口座への入金を見送る。
本判断は、特定の個人様・事業主様、また業種全般を一律に否定する趣旨のものではなく、送金内容、送金形態、取引背景等を基に、個別案件ごとに確認を行った結果。
具体的な判断基準や内部検討の詳細は、金融機関として開示できない事項が含まれるため開示できない。
結局どの規定や約款が根拠となって海外からの入金が停止されたのかこの回答では全く不明なままなのですが、イツキ舞氏は弁護士費用の金銭的負担や心身的負担などの問題により、これ以上の議論は断念せざるを得なかったということを表明しています。
同氏は「りそな銀行だけではなく日本の銀行が規制、入金を断る傾向にあり、実際、クリエイターの活動を制限を受けています」とも発言しており、この現状を危惧し、多くの人に広く知ってもらいたいと思ったために今回のポストを投稿したとのことです。また、政治家への陳情も検討しているとしています。
本投稿に対してのリプライには、成人向けコンテンツの海外売り上げの入金を受け付ける国内銀行や送金手段などがコメントされており、また元都議会議員で表現の自由の活動家としても知られるくりした善行氏もコメントを寄せています。
近年またもや議論が盛んになってきた、成人向けコンテンツとクレジットカードや銀行といった金融機関を巡る規制の問題。はたして解決の道が開ける日は来るのでしょうか。








