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『The Citadel』美少女の臓物飛び散る、90年代洋ゲーマー必見のサイバーモダンレトロ風FPS【爆速プレイレポ】

発売48時間以内のプレイでお届けする爆速プレイレポ。今回は『The Citadel』(PC)をお届けします。

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『The Citadel』美少女の臓物飛び散る、90年代洋ゲーマー必見のサイバーモダンレトロ風FPS【爆速プレイレポ】
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七天使の一人、Lysander。

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年8月5日にPC(Steam)向けにリリースされた『The Citadel』について生の内容をお届けしたいと思います。

『The Citadel』とは


最序盤のインタラクティブなルート選択はまさに初代『Quake』。

本作は、『Wolfenstein 3D』『Doom』『Marathon』といった90年代洋シューターの影響が色濃い、和製シングルプレイヤーFPS。 全6エピソード30ステージを攻略し、6体のボスを打倒するのが目的です。14種類の武器を使いこなし、目の前に立ちはだかる兄弟姉妹たちを蹴散らしていかなくてはなりません。

ゲーム中に集めた通貨を使用して武器・弾薬の購入や装備のアップグレードが可能です。

ビジュアルやサウンドは90年代の疑似3Dシューター風に仕上げられている一方、ADS(Aim Down Sight)や放物線を描く弾道、高さの概念、2段ジャンプ、ミニマップ、通貨を使用したショップ機能といった現代的なゲームシステムが多数導入されており、レトロな雰囲気でありながらもかなり快適にプレイすることが出来ます。また主人公「殉教者(Martyr)」を含むキャラクターの大半が美少女的ビジュアルであるのも特徴です。

右クリックでADS可能な武器も多数存在します。

細かいところですが、銃器のチャンバー内の弾の有無でリロードアニメーションが変わるのが非常に好印象でした。また、マガジン破棄時にマガジン内の残弾もあわせて破棄されるシステムとなっているのも特徴的です。

スピーディーで激しい戦闘


スナイパー「Whale Gun」を使用した狙撃。敵の懐に飛び込む前に、なるべく頭数を減らしておきましょう。

殆どの武器にはPrimary(マウス左クリック)とSecondary(マウス中央クリック)の二通りの攻撃方法が用意されており、かつレトロシューターのお約束ともいえる「同時に10種類以上の武器を所持し、かつ即座に取り出せる」仕様のおかげで、状況にあわせて柔軟に戦うことが出来ます。小部屋に押し入るときはBlunderbuss(ポンプアクションショットガン)、長遠距離の敵を狙い撃つときはWhale Gun(超大口径狙撃銃)、中距離で戦うときはAuto-Rifle(フルオートライフル、Secondaryで正確無比なレーザービームを放つ)を活用するなどして、迅速に敵集団を屠っていくことができます。

Altキーで即発動できるキック。雑魚敵であればこれだけで奈落の底に突き落とすことができます。

またAltキーで即発動できる「キック」も場面によっては非常に有効で、可燃性のドラム缶(あるいは、首から上を吹き飛ばして無力化した擲弾兵)を蹴り飛ばして爆発させ、敵の集団を一網打尽にしたりすることもできます。

印象的なビジュアルのボスキャラ。まるで弾幕シューティングゲームのようです。

ゴア表現が現代のゲームタイトルでは珍しいくらいに強烈なのも『The Citadel』の特徴です。敵の頭部を撃てば首から上が欠損し、ドラム缶や擲弾兵の爆発に巻き込めばあらゆる臓器が辺り一面に飛び散ります。また一度接地した死体・肉片にも当たり判定があり、より激しく欠損させることが可能です。これらの徹底したインタラクティブな残虐表現は有名『Doom』MOD「Brutal Doom」を彷彿とさせます。なお本記事執筆時点では、このゴア表現を完全に無効化する機能は存在しないため、グロテスクな表現等が苦手な方、慣れていない方はプレイを控えた方が良いでしょう。

ちなみに、90年代にはこれらのゴア表現は決して珍しいものではありません。たとえば、今や『Destiny』や『Halo』で知られるようになったBungieも、『Marathon』というシューターシリーズでは「通常の銃弾による死亡」「爆発物による死亡」「炎上による死亡」と、死因によって死体の2Dスプライトが異なるものになるようにされているなど、非常に手の込んだゴア表現が含まれていました。

多彩なステージデザイン


2足歩行メカに搭乗するステージ。長時間のジャンプジェット作動が可能なため、高低差の大きいマップも楽々移動できます。

逃げも隠れも出来ないステージでボスと正面衝突する様子。

本作には、空間の広狭や遮蔽物の多寡、高低差の有無など様々なバリエーションのステージが用意されており、飽きにくい構成となっています。また、90年代シューターには殆ど見られなかった「ジャンプ」「2段ジャンプ」機能が搭載されているため、現代のアクションゲームのように軽快な立ち回りが可能となっています。また、搭乗可能な重装備メカも登場するため、圧倒的な火力で敵集団を蹴散らすことも可能です。

極端な処理落ちや不具合など


本作ではゴア表現がリッチな分、大規模な戦闘中など、処理速度が極端に落ちる場面が多々あります。この場合、オプション画面から残留物表示時間(Debris disappear in)を短いものに設定することである程度緩和可能です。また、不規則に発生する「Fatal Error」CTDも悩みどころ。こちらも今後のアップデートによる改善やワークアラウンド実装が待たれます。



不具合や処理落ち等はあるものの、『The Citadel』はそれを補って余りある魅力を持ったシュータータイトルです。90年代に『Doom』や『Marathon』『Quake』などを遊んでいたプレイヤーはオマージュ要素にニヤリと出来ること間違いなし。当時のゲームを遊んだことがないというプレイヤーも、(古臭い操作性や互換性に悩まされることなく)当時のゲームのビジュアルや雰囲気に触れることができます。独特のグロテスクな表現等が苦手な方でなければ、一度プレイしてみる価値ありでしょう。

タイトル:『The Citadel』
対応機種:PC(Steam
発売日:2020年8月5日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:1,520円(無料体験版あり)



《S. Eto》

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