モバイル向けF2P『Tom Clancy’s エリートスクワッド』ゲーム内映像から「突き上げた拳」の意匠を削除予定―無神経だったとして謝罪 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

モバイル向けF2P『Tom Clancy’s エリートスクワッド』ゲーム内映像から「突き上げた拳」の意匠を削除予定―無神経だったとして謝罪

「突き上げた拳」の意匠は今日の#BlackLivesMatter運動にて「反差別」「反警察暴力」のシンボルとして用いられているほか、古くからストライキや革命運動などで用いられてきた歴史があります。

ニュース ゲーム業界
モバイル向けF2P『Tom Clancy’s エリートスクワッド』ゲーム内映像から「突き上げた拳」の意匠を削除予定―無神経だったとして謝罪
  • モバイル向けF2P『Tom Clancy’s エリートスクワッド』ゲーム内映像から「突き上げた拳」の意匠を削除予定―無神経だったとして謝罪
YouTubeチャンネルGamersPreyによって公開されたイントロ映像

ユービーアイソフトは、傘下のOwlientが開発・運営を手掛ける『Tom Clancy’s エリートスクワッド(Tom Clancy’s Elite Squad)』について、ゲーム内映像に一部不適切な表現が含まれていたことを謝罪、近日中に当該表現をゲームから削除すると告知しました。


これは、ゲーム内イントロ映像に登場した「突き上げた拳(raised fist)」の意匠を指したもの。キャンペーンモード内の映像にて、プレイヤー勢力と敵対するテロ組織「UMBRA」の使うシンボルとして登場します。「突き上げた拳」の意匠は今日の#BlackLivesMatter運動にて「反差別」「反警察暴力」のシンボルとして用いられているほか、古くからストライキや革命運動などで用いられてきた歴史があります。

またゲーム内映像では、UMBRAが民衆の支持を得るための広報戦略として、「差別のない世界(egalitarian utopia)」を標榜することに言及したナレーションも行われています。海外メディアのKotakuはこれについて、BLM運動にまつわる陰謀論と結び付けて紹介しています。

Tom Clancy’s エリートスクワッド(Tom Clancy’s Elite Squad)』はiOS/Android向けに基本無料で配信中です。詳細は公式サイトにてご確認いただけます。
《S. Eto》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. ValveがSteam返金ポリシーを更新―先行アクセスでのプレイも返金期間にカウント

    ValveがSteam返金ポリシーを更新―先行アクセスでのプレイも返金期間にカウント

  2. 大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円

    大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円

  3. 『GTA V』幻のエピソードではトレバーがFBIに潜入!? 声優が明かした「ゲーム未使用のボイス収録」

    『GTA V』幻のエピソードではトレバーがFBIに潜入!? 声優が明かした「ゲーム未使用のボイス収録」

  4. ホバーボードを操る猫ちゃんが邪悪なユニコーンを爆散させる『Gori: Cuddly Carnage』8月配信決定!

  5. 『グランブルーファンタジー リリンク』全世界累計100万本セールス達成などでサイバーエージェント好調。3月中間決算営業利益は前年同期比56.0%増の273億円

  6. 『女神転生』シリーズで知られるゲームクリエイター金子一馬氏コロプラで新規オリジナルIP制作中―転職エージェントからの紹介で入社

  7. 「PS5 PRO」内部資料は本物だった?リーク動画がソニーの著作権申し立てで削除

  8. 『モンハンライズ』が990円な「ニンテンドースイッチ ゴールデンウィークセール」開催!4月23日から5月6日まで

  9. 懐かしタイトルが復活するかも?Atari、かつての親会社名「Infogrames」を新パブリッシングレーベルとして復活

  10. 「あと1ターン…」が止まらない!『Civ6』いつでもどこでも遊べるスイッチ版が330円セール中。5月5日まで

アクセスランキングをもっと見る

page top