ザック・スナイダー監督の映画「ジャスティス・リーグ」に登場するヴィラン“デスストローク”のコスチュームに刻まれた紋章に、一部で関心が集まっています。
Checking out @ZackSnyder ‘s #justiceleague display in Dallas & saw this little gem on #Deathstroke ‘s costume worn by @JoeManganiello! The bottom symbol over the shoulder is Ra’s al Ghul! I hope a Deathstroke movie w/ Joe happens. It’s such a Great backstory!#attdesigndistrict pic.twitter.com/zVo1uWzcby
— Geoff Reeves (@GeoffReeves) March 11, 2021
これは、同作の展覧会で展示されていたデスストロークのコスチュームをアップで撮影した写真から判明したもの。当初はバットマンの宿敵であるラーズ・アル・グールが設立した組織、リーグ・オブ・アサシンの紋章であると考えられており、デスストロークを演じたジョー・マンガニエロは自身のTwitterにて、この紋章はラーズ・アル・グールのイースターエッグであると述べました。
Easter Egg found... #SnyderCut https://t.co/c5FfJSrh9Q
— JOE MANGANIELLO (@JoeManganiello) March 11, 2021
しかし一部のファンにより、この紋章がラーズ・アル・グールのイースターエッグではなく、『Halo』シリーズのマルチプレイヤーエンブレムの一つ「RUNES」を編集したものだということが判明します。
It's just a modified version of the " runes" emblem from Halo.
— Richochet Designs (@Richochetdesign) March 12, 2021
2nd row all the way to the right. I don't think that's Ra's al Ghul's symbol pic.twitter.com/rIqXvqduNU
ラーズ・アル・グールの紋章とされているこのデザインは「RUNES」をバットマンの二次創作としてアレンジしたもので、Comics Crossroadsという二次創作を取り扱うデータベースサイトに掲載されています。なぜそのエンブレムがこうして使用されたのか真相は不明ですが、デスストロークを担当したデザイナーが、「Ra's Al Ghul Symbol」と検索して一番初めに表示されるこの紋章を参考にした可能性が考えられます。
これに対して『Halo』の元アートディレクターChristopher Barrett氏は、「20年前に作ったエンブレムが、デスストロークの剣についているのかな?」とTwitterで述べています。
An emblem I made twenty years ago is on Deathstroke’s sword I guess? pic.twitter.com/kbVKB5KrI5
— Christopher Barrett (@cgbarrett) March 14, 2021