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灰に覆われた世界の終末サバイバル『Ashwalkers』交渉か暴力か…選択の果てに何を見る【爆速プレイレポ】

人類生存をかけ希望の地を目指すサバイバルADV『Ashwalkers』のプレイレポートをお届けします。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」です。

今回はNameless XIIIが開発し、Dear Villagersと24 Entertainmentによって2021年4月15日にPC向けに販売が開始されたサバイバルアドベンチャー『Ashwalkers』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Ashwalkers』とは?

世界は火山災害により一面が灰に覆われた。文明は失われ、人口も激減。200年後、残された人類の希望を胸に、第3分隊のメンバー4人は生き残りをかけ伝説の地「Dome of Domes」を目指す旅に出る。

本作はポストアポカリプス世界を舞台にしたサバイバルアドベンチャーです。プレイヤーは分隊の空腹度や体温、エネルギーに注意し人類生存の道を探すことが目的となります。

しかし、灰に覆われた世界ではいつ不測の事態が起きるかわかりません。プレイヤーは時に道徳的ジレンマを抱えた選択を迫られることもあり、重要な決断を下さなければなりません。平和的手段をとるか、暴力で解決か、それとも……。

開発は『Life is Strange』で有名なDontnodの共同創業者Herve Bonin氏が設立した新スタジオNameless XIIIが務め、今回がそのデビュー作。人間関係やストーリー分岐などにも注目していきたいところですが、さっそく気になる内容をプレイしていきましょう。

『Ashwalkers』の実内容に迫る!

第3分隊が探索に出てから13日目。一行は放棄された前哨基地に到着しました。どうやらここにあるビーコンから「Dome of Domes」の情報を得ることができるようで、今後は各地でビーコンを探すことになります。

次の目的地に向かうための作戦を立てることになった一行。プレイヤーはここで初めての選択をすることになります。本作では冒険を進めるごとに、度々重要な選択を迫られることがあります。それぞれののメンバーに選択肢が存在し、その意思傾向も変わってきます。

分隊のリーダーである「Petra」は勇敢であり、聡明な判断を下します。恰幅の良い戦士「Sinh」は割り切った性格をしており、力で解決しようとすることが多いです。おそらく、分隊唯一の女性「Kali」は楽観的。平和的な交渉を好みます。偵察係の「Nadir」は警戒心が強く、慎重に物事を見ます。選択肢に正解はありませんが、誰の答えを支持するかでルートが分岐します。慎重によく考え、時には大胆な選択肢を選ぶことも間違いではないかもしれません。

物資を集めてキャンプを建てよう

しかし、「Dome of Domes」までは長い道のりです。そのため、道中で物資を集めサバイバル生活をする必要があります。道を歩いていると時折、白い光の柱を見つけることが出来ます。

この光にインタラクトすると、食糧や医療キット、焚き火をおこすための薪を入手することが出来ます。ただし、物資を入手するにはエネルギーゲージを消費します。画面右下に表示されるゲージを確認し、どの隊員に採取させるかも重要なポイントでしょう。

ステータスゲージが減少してきたら隊員たちをキャンプで休ませましょう。左上のテントアイコンを選択するとキャンプを設置することが出来ます。隊員にはそれぞれ、空腹体温エネルギー、そして外傷または、どれかしらのゲージが0になると減少する体力ゲージが存在します。キャンプではそれらのゲージを物資を消費することで回復させることが出来ます。また、体力ゲージが0になると分隊員は死亡するので注意しましょう。

また、キャンプ内での隊員の行動はスケジュール画面より選択できます。行動は全部で4種類。外的脅威から隊員を守るために見張りに立たせる。就寝しエネルギーを回復させる。もしくは、隊員同士を会話させるか、周囲を探索させ物資を得ることもできます。

突然の危機を乗り越えよう

旅を続けて数日後、一行は前方に古びたマンションを発見しました。

この世界ではやけに綺麗な外観のまま残っていることを訝しみながら玄関をくぐると、背後で突然ドアが閉まります。それが罠だと気づいたときには既に遅く、周囲をざっと見渡すだけで、2ダースほどの狼の毛皮を着た野蛮人に囲まれていました。槍や弓を構えた戦士の中でも一際大きい男が進み出て、隊員たち「1対1の決闘」を申し入れてきました。

ここでプレイヤーには選択が迫られます。決闘を受けるか、拒否するか。しかし、とても拒否できそうな雰囲気ではないのでここは決闘を受けましょう。

背の高い野蛮人は満足げに頷き、誰が相手をするのか促してきます。ここはやはり、分隊の「力」担当Sinhの出番、と思いましたがここで天啓がおります。喧嘩とは無縁な平和主義者にして、おそらく女性のKaliにこの場を任せてみましょう。

決闘もプレイヤーの選択によって進行します。さっそく野蛮人により拳が繰り出されましたが、Kaliは楽々それを躱します。

そしてカウンターには行かず、そのまま相手を引きつけるKali。しかし、逃げまわるのも時間の問題。追い詰められたKaliは立ち止まります。止めを刺すべく歩みを詰める野蛮人。万事休すかと思ったその時、事は起こります。突然、野蛮人の足元の床が崩れ落ちました。彼はそのまま動けなくなり、敗北を宣言。腐った床板に誘導したKaliの作戦勝ちでした。

このようなイベントは頻繁に、そして突然発生します。選択によっては物資を得たり、逆にダメージを負ってしまうこともあるので常に慎重に事を運びましょう。


灰色に染まった世界は常に危険と隣り合わせです。天候は時間とともに変化し、吹雪や灰の嵐、酸性雨などが分隊員のステータスにも影響を及ぼします。サバイバル難易度は高く、常に死と隣り合わせの状況が続いており、緊迫感のあるギリギリのプレイを体験する事ができました。

残念ながら現在日本語訳は実装されておらず、英語がある程度理解できない場合は、本作の魅力である物語性を楽しむことは難しいでしょう。なお、スタート画面ではキャンプの会話や各地で収集することができる情報を百科事典より閲覧することができ、より世界観を深く理解することができます。

今回のプレイでは3時間ほどで目的地に到着。上手くいった場合は1周は約2時間程度でクリアできるようです。はたして分隊員は「Dome of Domes」にたどり着けたのか。結末は34種類。どういった終わりを遂げるのか、是非自分自身の目で確かめてみてください。

タイトル:Ashwalkers
対応機種:PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2021年4月15日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:1,220円


《neko》
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