小島監督『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』というタイトルは不本意? 映画の「ディレクターズカット」との違いを語る | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

小島監督『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』というタイトルは不本意? 映画の「ディレクターズカット」との違いを語る

本作における追加コンテンツは、本編から削られたものではなく新規に制作されたものとなっています。

ゲーム文化 カルチャー
小島監督『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』というタイトルは不本意? 映画の「ディレクターズカット」との違いを語る
  • 小島監督『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』というタイトルは不本意? 映画の「ディレクターズカット」との違いを語る
  • 小島監督『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』というタイトルは不本意? 映画の「ディレクターズカット」との違いを語る

小島秀夫監督がTwitterにて、先日9月25日の発売が決定したDEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』のタイトルに対する考えを投稿しました。

投稿にもある通り、映画におけるディレクターズカットとは、一般的に監督の意志とは異なる不本意な編集で削られたものを追加したものを指します。しかし、同作における追加コンテンツは本編から削られたものではなく新たに追加制作した完全新規コンテンツとなっており、小島監督自身は「ディレクターズ・プラス?」と表現。「僕的にはこの呼び方は好きではない。」と、タイトルに対して違和感を感じているようです。

過去の小島監督作品の完全版にあたるものやリメイク作を見てみると、『メタルギアソリッド インテグラル』『メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス』『メタルギアソリッド2 サブスタンス』『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』など「完全版」「リメイク」など直接的な表現は避けたタイトルとなっていたというのもあり、今回の『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』というタイトルは小島監督にとって少し不本意なものであるのかもしれません。


《みお》


取材も執筆もたくさんやる、半ライター半編集 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. お値段53万の“リアル”感!『バイオ RE:4』 より「アシュリー・グラハム」が1/2 スケールで立体化、台座にはLEDライトを内蔵

    お値段53万の“リアル”感!『バイオ RE:4』 より「アシュリー・グラハム」が1/2 スケールで立体化、台座にはLEDライトを内蔵

  2. 『モンスターハンター』最もエッチなサイトに投稿された“モンスター”ランキングを有志が作成―マスコット猫と首位を争う迅竜

    『モンスターハンター』最もエッチなサイトに投稿された“モンスター”ランキングを有志が作成―マスコット猫と首位を争う迅竜

  3. 海外「ゲーマーグランマ」78歳でこの世去る…ユーモア溢れる映像で240万人以上のTikTokユーザーの心つかむ

    海外「ゲーマーグランマ」78歳でこの世去る…ユーモア溢れる映像で240万人以上のTikTokユーザーの心つかむ

  4. 国際的に見た、ロボゲーにおける、非常に独特な文化的交差点の理解【オリーさんのロボゲーコラム】

  5. 幻の発売中止ファミコンゲーム、書籍化計画が立ち上がる。プレイ動画も発掘―『少年魔術師インディ』令和にまさかの復活か

  6. 新エンドコンテンツ実装の『モンハンワイルズ』無料アプデ第4弾、否寄りレビュー続くもプレイヤー同接数は安定

  7. 『空の軌跡 the 1st』が「2025年プレイすべきJRPG10選」の1位に!「日本のRPGの中でも最高傑作の一つ」と米ニュースメディア大絶賛

  8. 上半身だけのパートナーと接合した状態で旅を進める!ポストサイバーパンク・サバイバルホラーRPG『GRAFT』

  9. フロム・ソフトウェア新年企画、『エルデンリング ナイトレイン』などオリジナル壁紙&非売品グッズが当たるキャンペーン実施中

  10. 『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ

アクセスランキングをもっと見る

page top