もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】

待望のウインターセール、折角の欲しいと思ったゲームや買ったゲームを存分に遊べるよう、理想と現実のPCスペックを考えてみましょう。

連載・特集 特集
もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】
  • もう2021年末!ウインターセールの時期に、PCスペックも見直してみよう【コラム】

2021年の年末最後のイベントといえば毎年恒例のウインターセールでしょう。話題の作品の他、思ってもみなかった作品に出会うチャンスでもありワクワクする期間でもあります。

ですが、折角の欲しいと思ったゲームや買ったゲームがPCスペックが足りなかったり、起動できなかったり……と、そんな悲しいこともあるかもしれません。

弊誌では以前「メモリ16GBはもう時代遅れ?今PCゲームに必要な最新AAA級推奨スペックとは」という記事でも特定のゲームを想定した今後のパーツ構成に触れましたが、本記事では実際にコアゲーマーである筆者が必要な想定環境と必要スペック、という視点から具体的に2021年末におけるPCスペックを見直してみようと思います。

PCスペックを更新するキッカケとは

筆者の自作PCの歴史を振り返ってみると、最初の切っ掛けはNEX/PC-98互換機で『Windows 95』が重すぎてまともに運用できなくなったことが最初だったと思います。当時の環境は既に記憶がハッキリしていませんが、画面写真の『プリンセスメーカー3』と『パンツァードラグーン』のPC版がスペックの問題でプレイできなかったことが入り口だったように記憶しています。

しかしながら、仕事であったりゲームであったりと見直す時期は人さまざまです。時を戻して2021年の年末の今、来年度も見据えたPCスペックを改めて見直すキッカケは前回の記事でも触れた『アイドルマスター スターリットシーズン』と発売時からプレイしている『DJMAX Respect V』でしょう。

前回PCを組み直した時はAdobeソフトの重さに耐えきれなかったのが切っ掛けでした。そして今回は『アイドルマスター スターリットシーズン』です。レイトレーシングONの状態でライブパートに入るとまともにプレイできないため、なくなくオフにしてエンディングまでプレイすることになったのですが、GTX1080(当時約10万)もそろそろ限界だなと感じてきています。

あわせて仕事用のメインディスプレイもEIZOのColorEdgeシリーズに置き換えようかと思っていたのですが、先日高リフレッシュレートのディスプレイに触れて優位性を実感してしまったことでゲーミングモニターも導入しようという思いも強くなっています。それらを踏まえつつ、まずは現状の筆者PCのスペックを見てみましょう。

最近ゲームセンターで『CHUNITHM NEW』の新筐体を触ったことで120Hzディスプレイの良さを知ってしまったこともディスプレイの変更を考える一因に挙げられます。
  • 現在スペック
    CPU
    Xeon E5-2630 v3 @ 2.40Ghz Haswell-EP
    メモリ
    Crucial DDR4-2400 64G(16*4)
    マザーボード
    MSI X99S Gaming 7
    サウンドカード
    Creative Soundblaster ZxR
    ビデオカード/ディスプレイ
    MDT241WG (1920x1200@59Hz)
    NVIDIA GeForce GTX 1080


見事に数年前のゲーミングPC(除メモリ量)といった構成ですね。とはいえ、現在業務で使用している分には最新のAAAゲーム以外にそこまで不満がないのも事実。その点を踏まえて、ある程度はパーツの流用を前提として、今後のことを思いWindows11への移行も見据えた形にしましょう。上記を踏まえると流用できるのはM.2 SSD1基と各種HDD(3基+SSD2基)とサウンドカードのみとなります。流用部分は少ないですが、数年前のPCのマザーボードとグラボだと意外と機能面での要件のハードルが高いWindows11や、もちろん最新ゲームには太刀打ちできない部分もあるので仕方ないですね…。

自作の場合は次に必要なのはパーツを選定していく作業ですね。とはいえ、自作PCのトレンドや規格は常に変動しており、中々選択が難しいと言わざるをえません。特にマザーボードは安定の一番の要になるためしっかりしたものを選びたい所。ふつうは自作の前に予算を決めますが、まずは理想を追及するため予算は度外視で考えてみます。

その上で選定したのはMSIの「MEG Z690 ACE」(約8~10万)です。少々割高な感じはありますが、光学ディスクドライブを外付けにしてしまえば流用パーツも問題なく扱えるかなと感じています。

マザーさえ決まってしまえば後はそれなりに決まるもので、CPUはPCIE 5.0などに対応した「Core i9-12900K」(約8万)で行くことにしましょう。メモリはCrucialの「CT2K32G48C40U5」64GB Kit (2 x 32GB) DDR5-4800 UDIMM(約7~8万)でもあればまず業務に困ることはないでしょう。

理想とはいえ、この時点で筆者の貯蓄がほぼ飛びかけていますね……更にここにビデオカードは妥協せずGTX3090(約30万)を載せようと考えるもののの、流石にビデオカードの値段が、まだ収まらない半導体不足もあり半端じゃないですね。とりあえず最初にいったとおり、まずは理想の構成の追求ですので、この調子でどんどん行きましょう。

次にディスプレイです。筆者はデザイナーでもあり、ディスプレイはそちらの業務で使うことも想定しなければならないのでAdobe RGB対応が望ましいのです(対応してないとホント困るんです…)が、そんな望みをかなえるゲーミングディスプレイなんてあるわ……なんとありました。

MSIの「Creator PS321QR」(約7~8万)これに決まりです。クリエイター向けのゲーミングディスプレイが出ているなんて思わなかったので、素で喜びましたね。このディスプレイの発見が今回一番の収穫かもしれません。

しかし理想とはいえ、今の段階で必要予算が既に合計で約60万オーバーという現実が立ち塞がりました…。今後の買い替えを数年考えなくても良いことや、高画質かつ、最高の環境でゲームや仕事ができると考えればまだ安いと考えるべきかは皆様次第です。

この構成で何をするの?

ゲーマーとしての一番は今回のキッカケになった『アイドルマスター スターリットシーズン』です。記事中でのスクリーンショットはオプションで無理して高画質に上げていましたが、実はまだ上がるんですこのゲーム。それが内部解像度。遠景などで効果を発揮する部分なのですが筆者環境でこの項目を上げるとビデオカードのメモリが足りず機能しません。なので最高の環境でSTAGE FOR YOUモードを楽しみたいというのがゲーム部分の目的の一つです。

ほかにも、筆者の大好物である音楽ゲームにおいては、内容の密度と一画面に出てくるノーツ(譜面)の増加に伴った難化に対応するため、スクロールがクッキリと見えることが重要です。最近の音楽ゲームではそれもあってか、高リフレッシュレートのディスプレイへの対応は既に当たり前になってきています。

密度と速度が上がるほど、音楽ゲームは凶悪になります。もちろんその凶悪な譜面を御しきるのが音楽ゲームの楽しみのひとつですが、高リフレッシュレートのディスプレイの導入はハードウェアレベルでそれを大きく手助けしてくれる劇的な効果があることを先日プレイした『CHUNITHM NEW』の新筐体で知ったので、正直なことを言えば筆者にとっての最優先はディスプレイです。

業務PCとしての側面を考えると、クリエイターとしては、『Premier』のほか『Photoshop』『Illustrator』など、インストールされているアプリケーションは、ほぼ全て毎日使用しています。作業時にはメモリが10GB位消費されていることもザラですが、覚えている限りで最高に消費されていたのが『After Effects』での38GBだったと思います。

更に現在利用しているディスプレイは1920*1200で16:10というちょっと特殊な比率をしています。発売当初は画面も広くて作業しやすいと重宝していましたが、Macに印刷物関係の制作環境を移行して以来、画像でも分かるようにこの解像度でも手狭感を感じてしまっています。WebデザインはWindowsで行っていますが、合わせてディスプレイも解像度が上がれば、かなり作業が楽になるかなと考えています。

しかし今は、折角のウインターセール。それならばもっと強力なAAAゲームを今の間に買って溜め込み……。とりあえずここまでの想定スペックと価格を見てみましょう。

  • 理想スペック
    CPU
    Core i9-12900K(約8万)
    メモリ
    Crucial CT2K32G48C40U5 32Gx2(約7~8万)
    マザーボード
    MEG Z690 ACE(約8~10万)
    サウンドカード
    Creative Soundblaster ZxR(流用)
    ビデオカード/ディスプレイ
    Creator PS321QR(約7~8万)
    NVIDIA GeForce GTX 3090(約30万)

    予想必要予算 約64万円

いっそスパ君がクリスマスプレゼントで上の構成プレゼントしてくれないかなー?とかとか、どうですか編集部!?

・・・流石に現実に戻りましょう。

構成を真面目に考える

画像は『神田川JET GIRLS』。ここまでの本記事には一切関係無いですが、台詞を使いたかっただけです

膨れ上がった理想構成の60万オーバーの予算が示すとおり、過度に理想を追い求めすぎるのは現実的ではありません。ですので、真面目にゲーム構成だけを見据えたスペックを考えてみることにしましょう。

今、無理矢理にでもPCを組み立てる場合、メモリはまだDDR4で16GBもあれば十分だといえるでしょうし、ビデオカードもレイトレーシングの有無に関わらず「RTX3060 Ti」以上を用意すれば、現在発売されているゲームをプレイするだけなら何も問題は無いかと思います。

ですが、流石にここで記事を終えてしまうと編集部からも怒られてしまうので、匿名ながらAAAタイトルの現場の開発者から、今後の環境構築の参考になるかもしれないと思いお話を聞いてきました。結果、今後のPC環境に影響を与えそうな予感があるポイントが2点。

  1. 今後はストレージの方が重要になるかも?
    現在の開発環境ではデータを数多く投げて展開させるゲーム構造が主流になっており、今後はストレージの読み込み速度が重要なM.2 SSDがメインになると考えられます。特にPS5やXboxでのM.2 SSDの採用とハードウェアレベルでの最適化により、現場の開発もそちらを想定したデータ開発に移行しつつあるとのこと。

  2. PCI.E 4.0ですらデータ転送速度自体は持て余している
    細かい話は長くなりすぎるため全て省略しますが、グラフィックボードでデータを表示するにあたって、転送速度や表示速度には現世代でもそこまで困ってはいないそうです。一方で、大きく不足しているのはメモリ容量で、データの展開のために一番重要な要素でありながら全く足りてないとのことです。ただし、開発スタジオによってネックになっているかどうかは違うので一概にもいえないとのこと。

来年度の半導体価格の動向次第では、これらはPCの構成環境にも影響を与えるのではないでしょうか?


根本的な話をしてしまえば、たとえ記事の存在自体を揺るがす言葉であっても「今は時期が悪い」というのはとても簡単でしょう。前回の必要メモリを問う記事では結局濁した書き方になってしまいましたが、現在執筆段階ではGTX 3090のリーク記事も出た上、CPUも新世代に移行。「2022年の夏頃(資金的にも)に改めて考えたい」というのが筆者的には理想も捨て切った現実的な答えになるかと思います。

とはいえ、自作PCには魔法の言葉があります。
「欲しいと思ったときが買い時。」本記事でも後半で記載している通り、現時点で最低限ゲームを楽しむための要件は実のところそう多くありません。誰かに流されず自分の思う理想を追い求めましょう。


《rate-dat》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top