Valveは、主に開発者に向けたアナウンスとして、Steamストア割引ポリシーの変更などを含むセール関連の情報を発表しました。
3月28日から適用される新しい割引ポリシーでは、セール間に設けられていた必須の割引クールダウンタイムが6週間から4週間(28日)に短縮され、より多くのセールの開催が可能になります。このクールダウンタイムは基本的に全てのセールに適応されますが、ストア全体で催される4つの大型セール(旧正月、サマー、オータム、ウィンター)に関してはその例外となります。
また本日より全ての開発者へ向け、Steamworks上でプロモーションイベントへの参加を管理するための一括割引ツールのベータ版アクセスが開始。これは先程の割引クールダウンタイムも含めたスケジュール管理用のツールとなっており、開発者はツール上で参加可能なイベントを一元管理できるようになります。
そのほか特定のゲームやイベントを絞るためのフィルター機能や、割引する作品やDLCにカスタム割引を適応することを容易にするツールなど、Steam上で複数のゲームを提供している開発者の役に立つ様々な機能が用意されています。
Steamworks上でアカウントを持つ開発者向けには、2022年前半の公式プロモーションスケジュールを紹介するカレンダーも公開されました。様々なセールイベントの対象となる作品に向けて2~3ヶ月前に招待が送られ、開発者は28日の割引クールタイムに合わせてどのセールに参加するかを検討できるようになるそうです。