シリーズ製品5種で検証!HyperXゲーミングセットであなたに合うのはどれ? | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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シリーズ製品5種で検証!HyperXゲーミングセットであなたに合うのはどれ?

2022年2月から3月にかけてのゲーム業界はとても盛り上がっており、良作はできるだけ高音質で楽しみたいもの。そんな悩みを解決すべく、HyperXのヘッドセット5種を徹底レビュー。

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2022年2月から3月にかけてのゲーム業界はとても盛り上がっています。『Horizon Forbidden West』『ELDEN RING』『グランツーリスモ7』や『バビロンズフォール』などゲーマー期待の最新作が目白押しです。この先にも、発売を待ちきれない注目の作品たちが控えています。

そんな最高のゲームをより素敵な体験にするには、ゲーム環境を整えることは必要不可欠。その中でも「音」の環境を整えることは非常に重要と言えるでしょう。BGMや効果音、音声まで、ゲームにおいて音は非常に重要な要素の1つです。今回は、新作のプレイを「より良いものにしたい...。でも何を買ったらいいの?」「そろそろグレードのいいゲーミングヘッドセットに変えたい!」と悩む読者の皆様のために、HyperX様からのご提供でシリーズヘッドセット5種類を徹底レビューしました!

Cloudシリーズとは?

2014年に長時間の装用に最適なイヤークッションと、迫力のある音を再生する大口径ドライバが特徴の「Cloud Gaming Headset」が登場しました。その後、7.1ch バーチャルサラウンドサウンドを搭載し、さらに新カラーを追加した「Cloud II」が2015年に発売。HyperXのベストセラー商品となりました。

そして2020年、Cloud IIの性能をそのままに、最大30時間の使用ができるワイヤレスヘッドセット「Cloud II Wireless」が登場し、より快適なゲーミングを楽しめるようになりました。

Cloud II、Cloud II Wirelessのここが良い

まずHyperX製品の全体的な特徴として、非常に快適な装着感があること。側圧は強すぎず弱すぎずで耳を優しく包み込むような装着感があります。一方で頭を多少振ってもヘッドセットそのものがずれることはほぼありません。さらに迫力かつスピード感のある音質で、ゲームだけでなく映画や音楽の視聴にも向いているのがポイント。Cloud IIはまさに迫力を体感したいゲーミングには最適です。

Cloud II Wirelessは、ワイヤレスなだけあって手に持ってみると多少重量感を感じます。しかし装着してみるとそこまでの重さは感じず、ヘッドバンドや耳に重さを感じるといったことはありません。また、左のイヤーカップで電源ONとマイクのミュート、右のイヤーカップでボリューム調整ができるため、非常に便利です。

実際にいくつかのタイトルで確認をしてみます。まずは『Apex Legends』をプレイしてみましたが、少し高音が耳につくところはあるにしろ、ちょうど良いポイントが強調されているのか、足音の聞き取りやすさは高く、またスライディング時などのゴリゴリといった音が非常に気持ち良く感じます。また、強調された高域のおかげで、メカニカルな音は小気味よいカチャカチャという音が楽しめます。

また、Cloud II Wirelessでは多少チューニングが違うのか、尖った部分がまろやかになってより耳にやさしく、聞きやすくなった印象。筆者が普段使いするのであれば、間違いなくCloud II Wirelessを使用すると思います。同じシリーズの機種ではありますが、音の違いは結構あるため、購入の際には可能であれば是非視聴してほしいところ。

次に『ファイナルファンタジーXIV』をプレイしてみます。環境音から生活音などの日常的な音、そして攻撃の音に加え、細かい表現がなされたBGMが様々な場所で楽しめます。実際にCloud IIシリーズで体感してみるとわかるのですが、どの音も非常にバランス良く再生され、どちらかというと快適さが高いため、より装着感を気にせずプレイに没頭できるという印象を受けました。エンジョイ向けから高難度コンテンツまで幅広く用意されているという意味でも、ストレスを感じにくいという点では強みのように感じます。

Alphaシリーズとは?

2017年にリリースされた次世代ゲーミングヘッドセット「Cloud Alpha」は、ゲーミングヘッドセットでは初のデュアルチャンバー構造を採用し、50mmドライバと合わさってクリアで歪みのない音質を実現したシリーズです。まさにエポックメイキング的な製品であり、革新的なプロダクトになりうるとのこと。ダイナミックレンジも広く、ゲームだけでなく音楽鑑賞や映画鑑賞にも最適なハイクオリティモデルとして愛されています。

2022年の上半期の注目製品であり、CES2022でも注目を浴びているAlphaシリーズのワイヤレス版は2022年4月に発売予定で、ゲーミングヘッドセットでは世界初の最大300時間の長時間動作が可能なモデルです。

Cloud Alpha、Cloud Alpha Sのここが良い

音楽鑑賞や映画鑑賞に向いている、とのことでまずはいくつか楽曲を聴いてみます。リファレンスとして普段から聴いている楽曲に加え、様々なジャンルを聴いてみたところ、Cloudシリーズと比べるとよりふくよかになったベースやキックといったものが楽しめます。一方でギターなどでは甘さも感じられますが、攻撃的な部分はちゃんと攻撃的に出してくれる印象。EDMなどのクラブミュージックもアガる音を素直に出してくれました。

それでは実際にゲームで確認してみます。まずはCloud Alphaを装着し『ELDEN RING』で確認してみますが、全体的にまとまった音でありつつも、金属音や空気感といったものが緻密かつリアルに表現されています。独特のダークさなどは一切失われず、世界観をより深めるような印象です。

次に『レインボーシックス エクストラクション』をCloud Alpha Sでプレイ。音の定位はわかりやすく、ちょっとした音も聞き逃すことは少なそうな印象。ここで7.1chバーチャルサラウンドのチェックをしてみます。ONにするとセンターにぎゅっと寄って中高域以上がブーストされるような印象がありますが、それと同時に360度に空間が広がったようなイメージで、よりリアルな空間定位を感じることができます。人によってかなり好みが出る部分ではありますが、空間把握という意味では効果は高いでしょう。

そしてCloud Alpha Sの特徴でもある低音調節スライダーの効果を確かめるべく、再び音楽を聞きつつ試してみましょう。閉、半開、開の3段階で設定できますが、開けるにつれて低音が増していきます。ベースが太くなるといった印象を受けますが、正確には超低域の方が伸びるといった感じ。ゲームよりは音楽鑑賞や映画鑑賞向きな機能だと感じました。また、開けることで若干左右に広がった印象を受けるため、ステレオ感が足りないゲームをプレイする際に開けて調節してみるのも良いかもしれません。

Cloud Core WLのここが良い

HyperXによると「Cloud Core WL」は、よりFPS体験を充実させるチューニングがされており、Cloudシリーズと比較してもより手の出しやすい価格が特徴。ゲームを手軽に楽しむユーザーを対象に、ゲームから音楽・映画鑑賞までカバーしているそうです。とは言うものの、手触り等は他製品に劣らず、装着感は良好。操作部分もCloud II Wirelessと変わらず、操作がしにくいといった点もありません。

Alphaシリーズと同じ曲を聴いてまず音の出方を確認していきます。Alphaシリーズと比べるとよりベースがはっきりしたという感じで、ロック系ではうねるベースを存分に楽しむことができます。一方EDM系ではキックやベースが前面に押し出されており、クラブの現場っぽさを感じる出音で、リスニング用としてはかなり好みでした。

次に『デビル メイ クライ 5』をプレイして確認しましょう。カットシーンやプレイ中の音にはかなり重厚感があり、銃声を始めとしたSEがより重く感じられ、まるで映画を見ているよう……と表現するのが良さそうな印象を受けます。筆者としてはFPSだけでなくスタイリッシュなアクション系のタイトルに向いていると感じました。

自分にあった製品を見つけよう

昨今、手軽に様々な作品を高品質で楽しめるようになりましたが、できればより快適に自分の好みの音で楽しみたいもの。本稿で述べたように、筆者としてはCloud II WirelessやCloud Core WLといったワイヤレスモデルが、非常にバランス良く音を鳴らしてくれる印象がありました。

一方でCloud IIやCloud AlphaはまさにFPSプレイヤー向きといった音を出してくれる印象で、より音を聞き逃したくない人向けと言えるでしょう。また、唯一低音調節スライダーが搭載されているCloud Alpha Sは、ある意味飛び道具的なところもありますが、低音の迫力を自分で調節したい!という方にはうってつけと言えます。

様々な音が良く聞こえる”解像度”が高いHyperXの製品ですが、自分にあったものを探してみるのはいかがでしょうか。各製品は公式サイトおよび公式Amazonブランドストアにて確認できます。

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《kuma》
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