なぜ『女神転生』なのか?原作小説作者がシリーズにまつわる逸話を明かす | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

なぜ『女神転生』なのか?原作小説作者がシリーズにまつわる逸話を明かす

原作小説だけでなく、ゲームやOVAの話も。

ゲーム文化 カルチャー
なぜ『女神転生』なのか?原作小説作者がシリーズにまつわる逸話を明かす
  • なぜ『女神転生』なのか?原作小説作者がシリーズにまつわる逸話を明かす
  • なぜ『女神転生』なのか?原作小説作者がシリーズにまつわる逸話を明かす

「デジタル・デビル・ストーリー」シリーズで知られる小説家・西谷史氏が、なぜ「女神転生」のタイトルが決まったかなど様々な逸話をTwitterにて明らかにしています。

1987年にファミリーコンピュータ向けに発売された『デジタル・デビル物語 女神転生』から始まり、現在では『真・女神転生』シリーズとして続くアトラスのRPGシリーズですが、その原作第1巻である「デジタル・デビル・ストーリー 女神転生」はなぜこのようなタイトルになったのでしょうか。

ツイートによると、「女神転生」というタイトル自体は原作者の西谷史氏が考えつきましたが、「Digital Devil Story」「転生の〇〇」など他の案とも悩んでおり、編集部に提案したところ当時の編集長であった鈴木敏夫氏が「絶対『女神転生』だ。これは売れる」という鶴の一声でタイトルが決定したとのことです。

当時様々なメディアで展開していた「女神転生」はOVAも発売されましたが、「女神転生2」は制作されませんでした。このOVAは、日本版発売前にヨーロッパからの予約により制作費の回収は済んでいたため金銭的な問題はありませんでしたが、「次は『男神転生』にしよう」という提案に対し西谷氏が激怒したため、企画を遅らせてしまったのだといいます。また、とある重要キャラクターを殺したことで様々な人から激怒されたとのことです。

西谷氏のTwitterでは他にも様々な逸話が語られていますので、「デジタル・デビル・ストーリー」や『女神転生』『真・女神転生』ファンの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


《みお》

取材も執筆もたくさんやる、半ライター半編集 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. “この世界にはそのうち帰ってくるよ”ストリーマー「関優太」が契約終了に伴い、12月31日をもって「ZETA DIVISION」退団へ

    “この世界にはそのうち帰ってくるよ”ストリーマー「関優太」が契約終了に伴い、12月31日をもって「ZETA DIVISION」退団へ

  2. 勇者も魔王もいない自由放浪探索系RPG『みちくさワンダラー』クラウドファンディング実施中。広大な世界に名を残せるかも

    勇者も魔王もいない自由放浪探索系RPG『みちくさワンダラー』クラウドファンディング実施中。広大な世界に名を残せるかも

  3. オープンワールドキャンプ冒険ゲーム『The Gold River Project』2026年1月に早期アクセス開始決定!

    オープンワールドキャンプ冒険ゲーム『The Gold River Project』2026年1月に早期アクセス開始決定!

  4. eスポーツ大会でまさかの不正行為も、所属チームは普通に敗北…。当該選手はチームからも除名へ

  5. 上半身だけのパートナーと接合した状態で旅を進める!ポストサイバーパンク・サバイバルホラーRPG『GRAFT』

  6. 東京都主催の『スト6』ゲーム大会、女性キャラの水着コスチュームが使用禁止に―“良い子”たちに配慮か

  7. 知ってた?「トップガン マーヴェリック」の体感アーケードフライトSTGが日本に来るぞ!!【アミューズメント エキスポ 2025】

  8. 「俺の“ポケモン”見て……!」何故か下品に見えてしまう『ポケモンスタジアム』モーション切り抜きGIF映像、謎の流行

  9. 『ロード・ラッシュ』シリーズの影響受けた格闘バイクレースゲーム『Bash Moto』Steamストアページ公開!

  10. 【PC版無料配信】異変に対処しつつ退勤を目指すホラー『異ノ故リ-Isolated Hours-』Steamで配信

アクセスランキングをもっと見る

page top