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ロシアのゲーム産業の42.3%が国外へー家族や費用の問題で留まる人も

ロシアによるウクライナ侵攻は、ウクライナのみならずロシア国内のゲーム業界にも大きな影響を与えているようです。

ニュース ゲーム業界
国外移動の時期に関して App2top.ruより

ロシアにて携帯ゲームのプロモーションを主に行っているApp2Topは、4月8日にゲーム開発者を対象に自身が行ったアンケート調査の結果を公表しました。

それによれば、回答者のうち42.3%が国外への移動を計画ないし既に行っているとのことで、戦争がゲーム業界に与える影響が浮き彫りとなっています。

今回のアンケートはゲームデザイナーやプログラマー、アーティストといったゲーム業界の関係者が主に回答しており、およそ85%がロシア国内の、残りがロシア語を母語とする他地域からとなっています。また、時間軸では3つに分割し、2月中に移動した人、3月までに間に合わなかったものの移動を計画中の人、それ以降という区分での分析となっています。

移動先に関する回答 App2top.ruより
ロシア国内への帰還に関する回答 App2top.ruより
移動しない理由についての回答 App2top.ruより

今回のアンケートでは、移動先としてトルコ、キプロス、アルメニア、グルジア等の国名が挙げられているほか、回答者が住宅の確保や新環境への慣れといった悩みを抱えていることが明らかになった一方で、なおもロシア国内に留まる理由が「両親や家族、友人知人や仕事の存在」が33.3%と最も高く、ついで「費用の問題」が15.3%となっています。

また、アンケート内ではベラルーシおよびウクライナからの回答もあったとのことです。なお、詳しい結果はこちらで確認できます。


《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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