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【吉田輝和の絵日記】和風ローグライト『サムライブリンガー』圧倒的物量の弾幕攻撃を繰り出す“凶悪戦技”を発明してきた

吉田輝和(10代)の写真のインパクトが強い。

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【吉田輝和の絵日記】和風ローグライト『サムライブリンガー』圧倒的物量の弾幕攻撃を繰り出す“凶悪戦技”を発明してきた
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苦手なゲームジャンルは数多くありますが、死んだら装備やレベルがロストするローグライクゲームは、特に苦手で始めるのに腰が重くなります。

ゲームの腕前が並以下の僕では、「ここまで進められたのは運が100%なのに、また何十回も死ぬのか……」と、賽の河原で石を積む気分になっちゃいますね。まあそこもローグライクの魅力ではあるのですが!心が死んでいく……!

今回は、ALPHAWINGが手掛け、PLAYISMから発売された『サムライブリンガー』のPC版。本作は、侍や妖怪と戦う和風ローグライトアクションで、戦技と呼ばれるスキルを組み合わせ、自分だけのオリジナルの必殺技が作れるのが特徴です!

本作にも死んだ時にロストする要素はありますが、失うものはかなり少なめです。ローグライクは好きだけど、「あんまり難しいのはちょっと……」となっちゃう、ぬるゲーマーの僕にはうってつけのゲームではないでしょうか!

さらわれたクシナダを救い出せ!おにぎりの恩返し

主人公のスサノオは、高天原から中津国へ追放された。

その後、中津国で出会ったクシナダとイイ感じの仲になるのだが、クシナダは八岐大蛇への生贄として連れ去られてしまう。

スサノオは、八岐大蛇に挑むも返り討ちに遭ったうえに力まで奪われる。

しかし、アマテラスの助けによってなんとか一命を取り止めるのだった。

クシナダには、中津国に落とされてしょぼんとしていた時に、巨大なおにぎりをもらった恩がある。

巨大おにぎりの恩を返すため、スサノオよ、立ち上がるのだ!

……って、クシナダさん、いつも巨大おにぎり持ち歩いてるんですか?

余談になるが、僕は過去に巨大な物を作って食べるサイトを運営したことがあって、幼稚園児と同じくらいのサイズののり巻きを作って食べていた。

そんな経験を踏まえて……食べ物は普通サイズが一番だぞ!

死んでも安心。次に持ち越せる要素は結構あるぞ!

フィールドには侍や武将、妖怪が徘徊しており、こいつらを倒しながら次のエリアへのワープゾーンを探して進めていく。

敵を倒すと、戦技の巻物や回復アイテムを落とすことがある。

戦技とはいわゆるスキルのようなもので、装着することで「斬り下ろし」や「薙ぎ払い」などが使えるようになる。

アクションビルダーの画面では、5つのアクションボタンが表示されており、各ボタンに割り振るかたちで戦技の装着を行う。つまり、戦技のボタン配置は自由に設定できるのだ!ジャンプや回避などのボタン配置も思いのまま!

さらに、ひとつのボタンに複数の戦技を装着することも可能で、上の画像の構成であれば、×ボタンを連続して押すことで斬り下ろし→薙ぎ払い→突きといったように技が繋がる。

自分の理想のキーコンフィグが設定できるって良いな~!

そうそう、敵の中には名前付きの手強い「猛者」がいて装備を落とすことがある。

猛者から手に入れた装備には、HP増強や防御力強化などの効果が付与されている。装備は兜や鎧などの区別はなく、頭でも体でもどこでも自由に装着出来るぞ。

スサノオの強化方法は装備だけではない。フィールド上に存在するパズルエリアをクリアすることで、報酬として戦技の発動に必要なSPの最大値などが増加する。

冒頭にも書いたけど、死んでしまった時にロストするものは少ない。集めた装備は無くなってしまうが、拾った戦技やパズルエリアなどで得た強化は引き継がれるぞ。

これまでローグライクゲームでボッコボコにされてきた僕にとって、この要素は優しさの塊のように感じる。

『サムライブリンガー』……まさか優しさ成分でできているのか?

弾幕STGのボスキャラ気分!戦技の組み合わせは膨大

ワープゾーンには水色と紫色の2種類があり、水色の渦に入ると次のエリアへ移動し、紫色の渦に入るとボスエリアへ突入する。

登場するボスは全部で8体だ。八岐大蛇と戦うには8体のボスを倒さねばならない。

初回プレイではいきなりボスエリアに入ってしまったため、ボスが繰り出す弾幕STGばりの攻撃を避けきれず、あっさりやられてしまった。

戦技の組み方をもっと考えねば……。

戦技の種類は大きく分けると、斬り下ろしなどの攻撃戦技、ステップやジャンプの移動戦技、武器の形状を変化させたり攻撃回数を増加させたりする補助的戦技、攻撃に属性を付与する戦技がある。

前述したアクションビルダーの画面では、戦技のカスタマイズも可能だ。例えば、▲ボタンで発動する「斬り下ろし」に対して、同じ「斬り下ろし」を複数装着すると効力が増すし、別の戦技を装着すると別の効果が付与できる。

僕は、ステップの戦技を複数装着して移動速度や移動距離を向上させている。

なぜならバトル漫画のごとく高速移動が可能になるからだ!

ただ、戦技を装着した分だけSPの消費が激しくなる。SPが0になると数秒の間は戦技が使えなくなってしまうので、燃費が良くて連発できる小技の戦技と、強力なダメージを与える戦技を分けて装着する必要があるな。

戦技の盛りすぎには注意しよ……。

僕は、アクションゲームでは遠距離攻撃をあまり使わないタイプなのだが、本作ではバリバリに遠距離攻撃を使っている。なぜならメチャ強いからだ。

遠距離武器を装備し、攻撃回数を増やす「五月雨」と、近くの敵に自動的に向かう「誘導」のふたつの戦技を組み合わせると……

敵を自動追尾する無数の弾丸が射出可能になったぞ!

ザコ敵の大群だって一瞬で殲滅できるし、ボスには一度の攻撃で大ダメージが与えられる。

この圧倒的火力&物量……弾幕STGのボスキャラになった気分だ!

自分で考えた戦技の組み合わせが上手くハマると気持ちいい~(ニチャァァ)


12時間ほどでクリア出来ました。その後もがっつりハマって30時間以上プレイしています。

ゲームを進めていくうちに装着できる戦技の種類が豊富になり、色んな組み合わせの戦技を試せるようになります。そうなると加速度的に面白さが増していきます!

一番お気に入りだったのは、肩に担いだ槍や刀などの武器を射出しまくる遠距離攻撃型の戦技です。「もはやなんでもありかよ!」と突っ込みたくなるビジュアルもさることながら、多段ヒットが気持ち良い……!死んだ時に失う要素が少ないことも、僕のようなゲーム下手なプレイヤーには助かりましたね。

これで配信価格が980円だというのだから驚きです!

『サムライブリンガー』はPS4/ニンテンドースイッチ/PCを対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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