『Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)』における過去の公式試合について、八百長疑惑が浮上しています。
この疑惑は、Rustam Alimkulov氏が自身のTwitterならびにYouTubeにて告発を始めたことがきっかけ。同氏はかつて『CS:GO』のメジャー戦デビューを目指しPARTYというチームに在籍していた、「5TRYK#R」と呼ばれるプレイヤーです。
Alimkulov氏が主張するところによれば、2015年12月に開催された「Starladder Regional Minor Championship」における試合で八百長を行い、それにより当時のチームメンバーがおよそ5,000ドルの利益を受け取ったとしています。
また同氏は、試合中における「操作キャラクターの不自然な動き」などの録画映像、さらにはプレイヤー「HObbit」ことAbay Khasenov氏が関与していることを示す会話を証拠として公開。Khasenov氏といえば、PGL Major Kraków 2017での優勝など、いくつもの国際大会でタイトルを獲得したプロプレイヤーとしても有名です。
なお今回の告発に対し、Khasenov氏は自身のTwitterにて関与を否定。eスポーツ競技の不正を取り締まる団体Esports Integrity Commission(ESIC)の調査を受ける用意はできているとして、これまでの実績は全て弛まぬ努力と忍耐によって得られたものだと語っています。
今回とは別件ですが、過去にも海外『CS:GO』プロプレイヤーが調査を受けていたこともあり、この告発に端を発する一連の状況がどのように展開していくのか要注目です。