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現実の極右政党の元副党首が作ったそうです―風刺的ゾンビシューター『Acquitted』【開発者インタビュー】

「言論の自由や自己防衛の権利といった、不可欠な権利に関する態度を明確にするため」に本作を作ったとのこと。

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現実の極右政党の元副党首が作ったそうです―風刺的ゾンビシューター『Acquitted』【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Nordic Empire Games開発、PC向けに5月3日にリリースされた風刺的ゾンビシューター『Acquitted』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、襲いくるゾンビの群れと戦う風刺的ゾンビシューター。無罪を言い渡された少年は、裁判所を出ると、多くのゾンビの群れに襲われます。ハクスラ要素や基地建設要素も搭載。18種類の武器やアイテム、ランダム生成のマップなども特徴です。記事執筆時点では日本語未対応。

『Acquitted』は、895円で配信中

下記の回答には一部極端な政治的思想が含まれていますが、本企画はつねに、1人のゲーム開発者の考えをありのままに伝えるものであり、インタビュアー及びGame*Spark編集部の考えとはまったく関係ありません。また、本企画におけるインタビューの打診タイトルの選定は、開発者の人となりが大々的に宣伝されていない限りはゲームのみを見て行っています。

――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

William Hahne氏(以下William)Nordic Empire Gamesの代表、William Hahneです。私は退役軍人であり、以前はスウェーデンの保守派政党の副党首として政治家をしていました。私が好きなゲームは『Age of Empires II』と『Counter-Strike 1.6』ですね。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Williamこの風刺的なゲームの開発が始まったのは、言論の自由や自己防衛の権利といった、不可欠な権利に関する態度を明確にするためです。

――本作の特徴を教えてください。

Williamわかりやすい、右翼的で政治的なメッセージが特徴だと思います。多くの欧米のゲーム会社はとても左翼的ですが、私たちは右翼的なゲーム会社なのです!

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

William言論の自由と自己防衛の権利を支持するすべての人にプレイしてもらいたいです。あと、楽しいシューティングゲームが好きな人ですね。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

William本作は、カイル・リッテンハウスという少年がアメリカで起こした事件から影響を受けています。彼は自分を殺そうとする左翼派の人たちから自己防衛しなくてはいけませんでした。

――本作において敵はあくまでゾンビです。もしかして、左翼的な人々は脳なしのゾンビのようだということですか?(編集部注:この項目は当初帰ってきた返答を踏まえた上で、より開発者の意図を理解しやすくするために行った追加質問です)

Williamそうです。「脳がない」というダブルミーニングのジョークでもありますね。

――ゲームを自分の政治思想を伝えるメディアとしてどう思いますか?(編集部注:この項目は当初帰ってきた返答を踏まえた上で、より開発者の意図を理解しやすくするために行った追加質問です)

William欧米のゲーム産業は極左的な考えに支配されています。そのため、反対に私たちのような右翼的なゲームを作るゲームスタジオがあるということは重要だと思っています。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

William開発チームメンバーの1人は今日本で勉強していますので、もし日本のゲーマーの方にご興味があれば、いつでも歓迎ですよ!

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Williamいいえ、ありませんでした。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Williamはい、もしゲーマーの方が本作の配信をしていただけるのでしたら、私たちも拡散のお手伝いをさせていただきます!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

William私たちは日本が大好きです。スウェーデンにもぜひお越しください!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。


《Chandler》
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