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最新作迫る『地球防衛軍』って、なぜこんなに人気なの? 新隊員たちに届けたいシリーズの魅力と『地球防衛軍6』の注目点

最新作『地球防衛軍6』の登場が徐々に近づくこのタイミングで、今も根強い支持を受ける名シリーズの魅力や、新作で気になるポイントなどを振り返ります。

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最新作迫る『地球防衛軍』って、なぜこんなに人気なの? 新隊員たちに届けたいシリーズの魅力と『地球防衛軍6』の注目点
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記念すべき1作目の発売から来年で20周年を迎えるほど、長く愛され続けている3DアクションSTG『地球防衛軍(EDF)』シリーズ。そのナンバリング最新作『地球防衛軍6』が、いよいよ8月25日に発売されます。

根強く支持してきたファンにとっては、念願だった新たな『地球防衛軍』の到来ですが、本シリーズに触れたことがない方からすれば、「なぜそんなに人気なの?」と疑問に思っても不思議ではありません。というのも、ゲーム画面を切り取った画像を見ただけでは、本シリーズの魅力はなかなか伝わりづらいところがあるためです。

しかし実際に遊べば、その面白さはストレートに伝わってきますし、他の作品では味わえない醍醐味が詰め込まれていることも分かります。また、そうした魅力に惹かれたまま、一気に駆け抜けてしまう没入感の高さも見逃せません。

 『地球防衛軍』シリーズが気になっていたけど、手を出すかどうか迷っている──そうした迷えるユーザーたちが、地球を守るEDFの新たな隊員に志願できるよう、今回は『地球防衛軍6』が受け継ぐシリーズの特徴や、本作の注目点などをお伝えします。

■人智を越えた圧倒的な存在を相手に、ビルをなぎ倒し廃墟にしながら生き残れ!

『地球防衛軍6』画面写真

『地球防衛軍』シリーズのゲーム性を出来るだけ簡潔に表現すると、「現代と同じような世界を3D空間に用意し、マイキャラが持つ重火器などで敵を掃討する、TPS視点のアクションSTGゲーム」になります。

昨今ではTPS視点のSTGが人気ですが、対人もしくはチームで戦う対戦形式か、過酷な戦場を舞台とした作品が主流。対人であれ対CPUであれ、「人対人」のようにマイキャラと敵が概ね同等の存在として描かれるケースがほとんどです。

『地球防衛軍5』スクリーンショット

しかし本シリーズの場合、こちらは等身大の人間ですが、立ちはだかる相手は異星人。また実際に戦うのは、彼らが送り込んだ兵器や巨大生物で、いずれもマイキャラよりも大きな敵ばかり。小さい相手でも10メートル以上の大きさを誇り、大型だと50メートルをも超えるサイズになります。

こうした敵は恐ろしく、また手強くもありますが、巨大な分だけ撃破した時の爽快感も格別。人間サイズの敵と競い合う対人ゲームもいいものですが、怪物と呼んで差し支えのない巨大生物が群れを成し、画面を覆い尽くす物量で迫ってくる恐怖感。それを、武器の特性を活かした立ち回りとテクニックで立ち向かい、ビル群と共に無数の敵を殲滅。廃墟にひとり佇んだ時、ようやく「生き残った…」と安堵がこみ上げてくる感覚は、『地球防衛軍』シリーズならではの醍醐味です。

■操作はシンプルだけどゲーム性は奥深く、プレイスタイルに合わせた楽しみ方も可能

『地球防衛軍5』スクリーンショット

本シリーズの基本的な操作は、左右のスティックで移動と照準を行い、あとは武器の切り替え・リロード・射撃だけ。兵科による特殊なアクションも加わりますが、操作自体はいたってシンプルなので、アクションゲームに慣れていれば問題なくプレイできるシンプルさも魅力のひとつです。

しかし、シンプルながらも単純ではない──それが『地球防衛軍』なのです。まず、襲い来る敵の群れは時に津波のようで、何の対処もしなければただ飲み込まれるのみ。また、強力な個体も多数存在し、文字通りの意味で蹂躙される危険に晒されることも少なくありません。

見た目だけの虚仮威しではなく、画面を覆い尽くす圧力に見合った手強さは、「異星人の侵略」という絶望感とシンクロし、プレイヤー自身もこの世界にいるような臨場感を味わわせてくれます。

『地球防衛軍5』スクリーンショット

しかも、本作の恐ろしさは、ただ敵の数が多いだけではありません。例えば、海岸から上陸する敵の撃退に向かったら、それは敵の罠で、砂浜にいる自分たちに向かって陸側から巨大蟻が襲いかかるといった状況もあります。

陸側は敵に埋め尽くされ、突っ込めば死は免れません。かといって、背後は海なので逃げることもままならず。絶え間なく近づく巨大生物。銃で応戦して一匹二匹を倒すも、毎秒ごとに近づく敵の群れ──このような、シチュエーションを活かした「絶望感作り」も巧みで、プレイヤーに飽きを感じさせません。

初見だと「ぜってー無理だろ、これ!」と思わず叫んでしまうシチュエーションもありますし、実際かなり厳しい戦いになることも多々。その意味では、何度も挑んで攻略法を見出す“死にゲー”的な楽しさもあり、ゲームとしての手応えはこの上ないほどです。

『地球防衛軍6』画面写真

かといって、アクション上級者以外はお断りの難しさかといえば、それは明らかに“NO”と言えます。敵を倒すと、より強い武器やアーマー(いわゆるHP)の上限が上がるアイテムがドロップされるので、プレイすればするほど各兵科を強化することが可能。また、取得時にアーマーが即回復するアイテムもドロップされるので、被弾しても回復しつつ戦って凌ぐこともできます。

どうしても行き詰まったら、クリアしやすいミッションに戻り、よりよい武器を手に入れてから再戦するのも立派な戦略です。また、アクションが少々苦手なら、難易度をイージーなどに変更し、恐ろしい敵を容易くなぎ倒す一騎当千感を満喫するスタイルもアリでしょう。

シンプルなのに、決して単純ではない。そこに『地球防衛軍』の面白さがあります。



《臥待 弦》
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