9月15日から9月18日の会期で行われた「TGS2022」。ついに果たされたリアル開催の裏で、今年も同時開催されていたのが「TGS VR 2022」です。昨年の「TGS VR 2021」では『モンハンライズ』マガイマガドや、「進撃の巨人」から、獣の巨人が壁を破壊するシーンが展示されていました。
3Dモデルを展示する形になるので、昨年に引き続き今年も没入感が非常に高い本イベント。そこで、本記事では「TGS VR 2022」各ブースをフォトレポでお届け。テンションが上がったブースを紹介します。筆者の使用したVRデバイス「Meta Quest 2」。ちなみに、博物館の展示のように見るべきポイントが多いので割愛しながら紹介していきます。
◆COREエリア
中央エリアでは様々な立像がお出迎え。「TGS2021」でも同じようにガンダムやソニックがこちらを迎えてくれましたが、今年は「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」や巨大な「ライザ」などが追加。『エグゾプライマル』のエグゾスーツまで存在していました。
このメインホールでは、地下に降りていくことで「ゲームの歴史」を体験しながらVR観光出来るというのがウリ。本イベントのメインとなる空間です。
地下に潜っていくと「Geo Gallery of Game History」ブースにてゲームクイズが出題され、イエス/ノーの門をくぐるアトラクションも。正解で本VR空間で着られる服もプレゼントされる仕組みになっていました。
●BOATRACE
COREエリアから横道に入ると、実際にボートレースを体感できるような3D映像が楽しめるブースが存在。ド迫力のアトラクションとなっていました。
◆FOREST AREA
●SEGA/ATLUS
こちらではご存じ「ソニック」と『ペルソナ5』からモルガナが登場していました。昨年は「ジャックフロスト」の立像などが登場していたエリアです。
●バンダイナムコエンターテインメント
『ONE PIECE ODYSSEY』や『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』が紹介されています。マンガ好きにはたまらないラインナップでしょう。
●環境省
昨年も出展していた環境省。去年と同じく、ゲーマー心をくすぐる角ばった展示物でエコを提唱していました。
●イマクリエイト
こちらではVRタイトル『Groove Fit Island!!』の展示が行われていました。味のあるキャラクターたちが印象的です。
●Ralph Lauren
アパレルブランド、「Ralph Lauren」もVRに出店していました。アバターに同ブランドの服を着せることでオシャレな気分に浸れますね。
●UCC
VR空間にカップが並べてあると飲む動作をしたくなってしまうもの。「伝説のコーヒー鑑定士」だったというNPCが店員さんをやっていました。
◆DESERT AREA
●コーエーテクモゲームス
こちらでは、なんと『ライザのアトリエ』から様々なライザがポーズ別で出現。3か所の撮影スポットが用意されていました。COREエリアに存在した巨大なライザ像も含めると、4人もの彼女を見ることが出来ました。
●カプコン
カプコンブースでは『エグゾプライマル』や『ストリートファイター6』の展示がずらり! 巨大モデルはさすがに見ごたえがありますね。
●KOJIMA PRODUCTIONS
なんと、『デススト』のあの部屋が再現されていました。思わずトイレ・シャワー室に入ってみたくなります。
●Magic: The Gathering
ここでは「Magic: The Gathering」のイラストを観ることが可能。カードゲームと没入感のあるVRは親和性が良いのかもしれません。
●Gugenka
「Gugenka」ブースには『戦場のフーガ』関連モデルが並んでいました。
●CharacterBank
ここでは、VRゲーム『RUINSMAGUS』の街角をそのまま再現。本イベントではやはりVRタイトルは豪華な仕様となっています。
●VARK
バーチャルイベントを楽しむことが出来るサービス、「VARK」。マスコットキャラクターのVARKくんが存在感を放っていました。
◆QUARTZ AREA
●KONAMI
筆者のテンションを上げてくれたのはこちら。『遊戯王 クロスデュエル』にちなんで、デュエルフィールドにて「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」などを召喚可能です。カードゲーマーの夢「モンスターを召喚したい」が一瞬とはいえ体感できました。
●スクウェア・エニックス
ここではクラウドたちの3Dモデルや、ずっと観ていたくなるFFイラストが展示!バスターソードなども浮かんでいたのですが、正直、紹介しきれない!
●ポールトゥウィン
こちらではメタバースに関連し、ポールトゥウィンのマスコットキャラクターがお出迎え。
●サビオス
●Metaani
メタバースNFT「Metaani」も出展していました。可愛らしいアバターが目を引きます。
●ディスクロニア: CA
昨年も豪華なブースを出展していたVRゲーム開発会社MyDearestのタイトル「ディスクロニア: CA」。ドームの中ではミニイベントまで開催されていました。
●カバー
そしてカバーより、「ホロライブ」のホラー企画「hololive ERROR」が展示。本作にまつわるVtuberのパネルがズラリと並ぶさまは圧巻でした。
●ZONe ENERGY
そして、各所に設置してあったZONe ENERGYブース。ZONe缶を手に取ると派手なエフェクトが発生しました。VRならではの演出と言えるでしょう。
毎年、開催期間が終わると消えてしまうのが勿体ないほどの「TGSVR」。来年は何が待っているでしょうか。最近ではリアルイベントも増えてきましたが、コロナ禍によって著しく進んだオンラインサービス。ゲームファンにとっても、チェックすべき項目が増えそうですね。