対象の時間を戻すパズルADV『The Entropy Centre』体験版プレイレポ―謎の施設の謎を解き、地球滅亡を阻止せよ【Steam NEXTフェス】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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対象の時間を戻すパズルADV『The Entropy Centre』体験版プレイレポ―謎の施設の謎を解き、地球滅亡を阻止せよ【Steam NEXTフェス】

AI「アストラ」とともに課題を解き明かしていこう。

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対象の時間を戻すパズルADV『The Entropy Centre』体験版プレイレポ―謎の施設の謎を解き、地球滅亡を阻止せよ【Steam NEXTフェス】
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Valveは、日本時間2022年10月4日からSteamにて「Steam NEXTフェス 10月エディション」を開催中です。

今後Steamにて配信予定のゲームの体験版や、開発者によるライブストリーム配信などが行われるこのイベント。体験版だけでも数百種類が遊べるということもあり、ラインナップを見て回るだけでも悩んでしまうかもしれません。

そこで、Game*Sparkではイベントで体験版を配信中の作品から気になるものをピックアップして紹介します。今回取り上げるのはパブリッシャーPlaystack、デベロッパーStubby Gamesのパズルアドベンチャー『The Entropy Centre』です。

『The Entropy Centre』とは

“物体の時間を巻き戻す銃”の力を使いながら、さまざまな難題を解いていくアクションパズルアドベンチャー。プレイヤーは地球の軌道上にある巨大な宇宙ステーションでパズルを解きながら、人類滅亡の危機を止めるべく大きな謎へと挑みます。

主人公のアリアは施設のただ一人の生き残りのようですが、なぜか記憶がありません。そんなアリアをサポートしてくれるのは、時間を巻き戻す力を持つ銃に付いているAI「アストラ」です。アリアはアストラの力を駆使しながら崩壊した施設を直したり、課題が用意された部屋を攻略していきます。

体験版では、初期の2つのメインエリアをプレイ可能。時を戻す能力だけでなく、部屋に用意されたさまざまなギミックを利用した、さまざまなパズル要素を体験できます。

時を戻す「アストラ」の力を利用せよ!

ゲームは主人公のアリアが、謎の施設にいるシーンから始まります。施設はそこら中がボロボロで、足元には舗装路から草が生えているような状態。周囲の部屋には鍵がかかって入れないため、通路を進みながら他の人がいないか探索を始めますが、少し進んだところで足場が崩壊、部屋に閉じ込められてしまいます。

部屋の中には踏んでいる間だけ起動するスイッチと、持ち上げられそうな箱が一つ。とてもわかり易いパズルです。部屋を脱出して進んでいくと、通路が崩壊した瓦礫によって塞がれています。アリアの力では瓦礫を撤去することもできず、これ以上進むこともできません。

しかし、世の中には困ったときの助け舟があるもの。ちょうど瓦礫の横に研究室があり、そこでスイッチを起動したところ「物体の時間を巻き戻すビーム銃」を入手できました。なんてラッキーなんだろう!完全に仕組まれてるなこれ。この銃は携帯型エントロピーデバイスと呼ばれるもので、使用者をサポートしてくれるパズル訓練アシスタントAI「アストラ」が付属しています。

アストラとの会話の後に、銃の力を利用して瓦礫を崩壊する前の状態に直して通路が進めるようになりました。ここからアストラの力を使用しながらパズルを解きながら、この施設に隠された大きな謎へと挑むことになります。

物体の時間を戻しながら解法を逆算!

本作はさまざまな課題が用意された部屋を攻略しながら施設を進んでいく『Portal』方式の作品。アストラの力は「特定の崩壊したオブジェクトを直す」「動かした物体を元の場所まで戻す/状態を解除する」というものです。

ステージの多くは持ち上げられる箱と起動スイッチが用意され、いかにして出口のドアを開けて次に進めるかというもの。例えば部屋にそれぞれの扉を開ける2つのスイッチがあり、1つの箱でどうにかして道を作らなければなりません。

時間を操作するギミックでは、そのオブジェクトの「12.1秒前」まで位置を戻すことが可能。一度にすべて巻き戻すわけではなく、マウスクリックして時間を調整することができます。つまり、ステージにあるABCの3地点を通過した場合、CBAの順番で好きな場所に巻き戻すことができるのです。

ステージが進むと箱を通さないレーザー装置が登場したり、踏むと高くジャンプができる箱も登場。また、デバイスもアップデートされて「過去の軌跡を削除する機能」なども追加されていきます。これらの機能や部屋のギミックを駆使しながら課題を攻略していくのです。

食べた林檎も戻せる。すごい。

体験版で遊べる範囲では一部複雑なギミックはあるものの、あくまでゲームのシステムを理解させるくらいの難易度です。

扇風機にビームを当てると回り続ける。なんかに使えそう。

体験版の最後はまさかの地球爆発!?

アリアとアストラは数々の課題を攻略し、メインフロアを2つクリアしたところで施設のコントロールルームへ。部屋の窓からは、青く美しい地球を見ることができます。しかし、ここで異変が発生。なんと地球が爆発してしまうのです!

焦るアリアに対して、アストラは冷静に部屋内の施設を起動することを命じます。わけも分からずスイッチを入れると、エントロピーデバイスが「地球の巻き戻し」を実行しようとし、起動のカウントダウンとともに体験版は終了します。

地球だ。
地球ーーーー!!

その後はゲーム本編のトレイラー映像が流れます。どうやら施設内にはデバイスに付いているアストラ以外のAIとして、独立したボディを持つ存在もいるようです。トレイラー映像の最後では、2022年の発売予定と対応プラットフォームが明らかになります。「2099年から2022年に巻き戻る」という、ゲームのギミックをしっかり反映した演出で好感触です。


ここまで紹介してきた『The Entropy Centre』体験版のプレイレポート。『Portal』などを代表するステージクリア型のパズルアドベンチャーとして、オーソドックスな遊びやすさと「時間を戻す」ギミックを利用した独自性を持った遊びやすい作品になっています。

ストーリーも謎の宇宙施設に一人残されたアリアと、人類滅亡の危機という展開、そして「地球を巻き戻す」という、本作の重要な要素を活かした体験版ラストの展開に引き込まれます。施設内のパソコンを調べると研究者や課題の挑戦者のログを読むことができるため、物語を読み解いていく楽しみもありそうです。

『The Entropy Centre』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに現地時間2022年11月3日発売予定です。


《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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