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【吉田輝和の絵日記】“全裸軍団”を従えてダンジョン攻略!戦術ローグライク『Despot's Game: Dystopian Battle Simulator』はR-18じゃない

セーラー服は武器といえば武器かもしれない。

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【吉田輝和の絵日記】“全裸軍団”を従えてダンジョン攻略!戦術ローグライク『Despot's Game: Dystopian Battle Simulator』はR-18じゃない
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今回は、tinyBuildが発売し、Konfa Gamesが開発を手掛ける『Despot's Game: Dystopian Battle Simulator』。本作は、全裸の人間たちに剣や盾などの装備を与えてダンジョンの最深部を目指す戦略ローグライクRPGです。

って、全裸!?

まさかこのゲーム、R-18……?

僕も体を張らなきゃ……!(R-18じゃなかったです)

目を覚ますと知らない部屋。しかも全裸!

4人が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。部屋の中央にあるモニターから、謎の人物の声が聞こえてくる。その声が言うには、助かりたければ、ダンジョンの最後の部屋にたどり着くしかないらしい。

よく見ると4人がヤリや盾、クロスボウといった武器防具を装備しているな……って、1人だけ何の装備も持ってないやつがいるじゃん。

じゃあせめて服着させてよ!

可愛そうだけど、全裸人間が活躍するゲームだからしゃーない。他の部屋に行ってみよう。

どうやらここは敵がいる部屋らしく、バトルが始まった。バトルは自動で行われるので、プレイヤーは何もせずに見ているだけだ。

じっくり見ていてわかったけど、4人がそれぞれ装備ごとに異なった動きをしているな。盾はタンク職で、ヤリは近距離攻撃職、クロスボウは遠距離攻撃職か。

何も持ってないヤツは……素手で果敢に戦っていた。

バトルが終わるとショップが解放された。

敵に勝利することで得られるトークンを使い、装備の購入や人員の補充ができるようだ。

クラスは全部で10種類。大きく分けると、剣士やタンクなどの前衛職、投擲士や魔術師などの後衛職、治療師やカルト信者といった特殊職が存在するようだ。武器の種類は、クラスごとに5つ、計50あるぞ!

ショップで補充した全裸人間は、最初は「新入り」のクラスなんだけど、剣を与えれば剣士のクラスに、治療器具を与えれば治療師にクラスチェンジする。与える武器によってクラスが変化するんだな。

よし、ショップで人員と装備を補充したし、ダンジョン攻略を目指して探索だ!

もちろん、全裸は続行で。

食べ物がない?そこに肉が沢山あるではないか……

いくつかの部屋を進んでわかったことがある。部屋を移動するごとに食料を消費し、空腹になるとステータスが低下するみたいだ。空腹度がゼロになると今いる部屋から移動できなくなってしまう。

食料はショップで購入できるんだけど、運悪くショップ以外の部屋で移動ができなくなった場合には、救済措置がある。

各部屋には、全裸人間を食料に交換する装置があり、仲間を犠牲にすることで食料が手に入るのだ。

って、もしかしてこの食料は仲間の肉……いいえ、わたしは遠慮しておきます。

その他にも、突然変異と呼ばれるスキルがランダムで習得できる部屋がある。スキルには、仲間の回避率などのステータスを上昇させたり、敵の能力を低下させたりするものがある。

有用なスキルを早く引けるかどうかが攻略の鍵を握りそうだな。

また、トークンを消費して購入するスキルもある。スキルを買うか装備を充実させるか悩ましいところだ。

そして、下の階に続く部屋には階層ボスがいる。

道中の敵と違ってかなり強いが、スキルを手に入れ、新しい武器も購入したし、準備はバッチリだ!

でも、しけたプレッツェルセーラー服といったギャグみたいな武器をノリで買ってみたけど、使えるかな……。

あ、ちゃんと使えた!

最強ビルドと最強ビルドがぶつかり合う対人戦!

息巻いてボスに挑んだものの、結局3階で全滅してしまった。

初回の難易度はノーマルしか選べないが、3回死ぬとイージーが解放された。

このように条件を満たすことで難易度が解放される。他にも、突然変異原、クレイジー、サバイバルゲーム、乱闘などの難易度が用意されているみたいだ!

最初の頃は、トークンの許す限り手当たり次第に装備や人員を揃えていたけど、大所帯になると食料の消費量が増え、空腹でステータスが低下してやられてしまうことが多かった。

色んなクラスをつまみ食いするより、なるべく同じクラスで、最小限のパーティーメンバーを揃えた方が良さそうだ。

それに同じクラスの異なる装備を集めることで、クリティカルヒットの確率が高くなったり、魔法を発動したりするなど、さまざまな特殊な効果が発動するぞ。

そうして考えた結果、前衛はタンクと剣士、後衛は治療師と魔術師の組み合わせに落ち着いた。

さらに、トークンで魔法ダメージを増加させるスキルや、防御力増加のスキルを購入してステータスを上げる!

そして、空腹時に攻撃スピードが増加するスキル「飢えへの怒り」を手に入れた。これがあれば、空腹時のステータス低下を補って余りある恩恵を受けられるのだ。

各部屋の敵は一度倒せば復活しないので、入手できるトークンに限りがある。

こういったところで節約しなければ!

節約したトークンを仲間の強化に割り振り、考えに考え抜いた最強パーティーの快進撃が続く。

そして……とうとうクリアだ!強いぞ、僕の全裸人間たち!

だが、ゲームはここで終わりではない。

クリアするとその時のパーティー編成が登録され、他のプレイヤーのパーティーのデータと戦えるのだ。

って、“ぼくのかんがえたさいきょうパーティー”だったのに、いとも簡単に蹂躙されてしまった……。

ダンジョンをクリアしても、戦いはまだまだ続く!


ノーマル難易度でクリアするまで8時間ほどかかりました。パーティー編成やビルドの方向性が上手くハマれば2時間ほどでクリアできると思います。

バトルは全自動なので、ビルドだけに集中できるのは個人的に好印象でした。一度クリアしても、全く別のパーティー編成やビルドを試したり、他プレイヤーのパーティーに挑んだりできますし、繰り返しプレイしたくなる中毒性があります。

ただ、ビルドに失敗して次々に仲間が死んでいくのを見守ることしかできないのがつらかったです。1人1人に名前が与えられているので愛着のある仲間が死んだ時はもう..……!まあ、いくらでも代わりはいるんですけども。

『Despot's Game: Dystopian Battle Simulator』は、Xbox One / Xbox Series X|S / iOS / Android /PC(Steam / Epic Gamesストア)を対象に配信中です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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