パブリッシャーのKitfox Gamesは、ドワーフ生活シミュレーター『Dwarf Fortress』の有料版をSteam/itch.io向けに12月6日にリリースすると発表しました。
本作はBay 12 Gamesが2006年からリリースしてきた長い歴史を持つフリーウェアです。7人のドワーフにタスクを割り振り、工房を作らせ、畑を作らせといったオーソドックスなシミュレーション系のゲームですが、『RimWorld』『Factorio』などを先んじたジャンルの先駆者と言えます。
有料版をリリースする理由については、2019年にPatreonで詳細を明かしています。開発者が高価な薬を飲み続けていることや、家族の健康上の問題があり、政治的な情勢も考えると金銭面でさらなる安定を求めたいといった旨が語られています。
有料版ではビジュアルが刷新され、親しみやすいグラフィックに。新たなサウンドトラックも追加され、Steam版ではワークショップにも対応します。今後も無料で提供されているオリジナル版のサポートは続くとのことです。
『Dwarf Fortress』はPC(Steam/itch.io)向けに12月6日発売予定。なお、Game*Spark編集部ではKitfox Gamesに対して日本語対応の予定について尋ねています。返答があり次第追ってお伝えします。