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【吉田輝和の絵日記】『タクティクスオウガ リボーン』を発売前にプレイ!より遊びやすくなって今回も“寝落ち”した…

あの名作タクティカルRPGがより快適にプレイできるようになっちゃった!

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【吉田輝和の絵日記】『タクティクスオウガ リボーン』を発売前にプレイ!より遊びやすくなって今回も“寝落ち”した…
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!注意!本記事には、『タクティクスオウガ リボーン』の序盤のストーリーに関する記述が含まれています。なるべくネタバレを避けたい方は閲覧にご注意ください。

今回は、スクウェア・エニックスが贈る『タクティクスオウガ リボーン』のニンテンドースイッチ版です。

1995年にスーパーファミコン向けに発売された『タクティクスオウガ』は、ヴァレリア島を舞台に三民族の紛争を描いた名作タクティカルRPG。2010年には、進行データの一部を保持しながら、さまざまなIFシナリオが楽しめる「運命の輪 C.H.A.R.I.O.T.」などの新要素を追加した『タクティクスオウガ 運命の輪(以下:運命の輪)』が、PSP向けに発売されました。

そして、『運命の輪』をベースにした本作は、グラフィックの高解像度化をはじめ、生演奏のBGM、フルボイス化、UIの一新、バトルデザインのリメイクなど、さまざまな要素がパワーアップしています。

そんな本作を発売前にプレイする機会を得たので、テンション爆上がり!

『タクティクスオウガ』は、スーパーファミコン版、セガサターン版、PSP版、バーチャルコンソール版と、移植やリメイクが発売されるたびにプレイしていたので、嬉しさもひとしおです!

仮初の平和は終わり、再び民族間の争いが始まる……

ヴァレリア島では、長期間にわたって民族紛争が続いていたが、覇王と呼ばれるドルガルアのおかげでしばらくは平和だったそうだ。しかし、ドルガルアが死んだことで、支配者層のバクラム、人口の大半を占めるガルガスタン、少数民族のウォルスタの三民族が、ヴァレリア島の覇権を巡って争うことになる……というのが本作の世界設定だ。

主人公のデニムは少数民族のウォルスタ!……ってことは一番旗色が悪そうだな~。

本編が始まる前に、いくつかの質問に答える。

質問の回答次第で主人公の初期パラメータが変化するのだろう。

乱世では力こそパワー!

ここはSTRが上がりそうな回答ばかり選ぶぜ!……って、とんでもない脳筋キャラが生まれそうな予感がする。

こちらが脳筋キャラにされてしまいそうなデニムくんだ。

暗黒騎士団によって父親が連れ去られてからというもの、ウォルスタ解放軍の一員として、姉のカチュア、幼なじみのヴァイスと共にゲリラ活動をしている。

3人は、暗黒騎士団の団長「ランスロット」が町に訪れるという情報を手に入れ、ランスロットの暗殺を企てる。って、解放軍総出じゃなくて3人で戦うの?そりゃお姉ちゃんも止めるよ。

……なんて言っていたら、バトルがいきなり始まっちゃったぞ!

バトルは、敵味方入り乱れてのターン交代式だ。WT(ウェイトターン)と呼ばれる数値が小さいユニットから行動ができる。

このバトルで操作できるのはデニムのみで、カチュアとヴァイスはオートで行動する。

ここは、脳筋キャラ(脳内設定)のデニムが先んじて……あ!ヴァイス、ガンガン攻めすぎ!まあ、それじゃあヴァイスに甘えて後方支援を担当しますね……。

って、脳筋なのに姑息……最低なキャラになっちゃったな。

いや、プレイヤーの僕のせいだけど。

遠距離攻撃は超便利!だけど誤射には注意

町にやってきたのは暗黒騎士ランスロットではなく、聖騎士ランスロットだった。

つまり、同名の人を間違えて暗殺しかけていたのだ。危ねー。

本作は、マルチストーリー&マルチエンディングシステムを採用しており、プレイヤーの選択によってデニムの属性が、法と秩序を尊ぶL(ロウ)、中立的なN(ニュートラル)、束縛を嫌って自由を優先するC(カオス)のいずれかに変化し、ルートが分岐する。

僕の選択がどのような影響を及ぼしているのかはわからないけど、デニムが嫌な奴になっている気がする。

ともあれ、ランスロット一行との誤解は解けた。

デニムとランスロットたちは、ガルガスタンによって幽閉されているウォルスタ解放軍指導者・ロンウェー公爵を救出するため、行動を共にすることになる。

ワールドマップでは、次のシナリオを選択する以外にも、クリア済みのマップで演習を行ったり、ショップで買物したりできる。

演習とは、オリジナル版にあったトレーニングモードのようなもので、これを利用してレベル上げが可能だ(トレモ、『運命の輪』では無くなっちゃったんだよね……)。ただし、ストーリー進行に合わせたレベルの上限があるので、無限に強くなれるわけじゃない。

とはいえ、戦いを重ねるごとに武器の熟練度が上昇するし、新しいスキルや必殺技が習得できるので、上限レベルになっても演習をする価値はあるぞ。

ところで、友達の名前をゲームキャラにつけるのはRPGの醍醐味だよね。僕の仲間は全員女の子なんだけど、仲間の名前は、友人のオオハラ君やアベ君、編集担当のまげま氏など、知り合いのおっさん達から拝借したぜ!

クラスは、それぞれに使える武器が決まっていたり、得手不得手があったりする。また、近接タイプのクラスでも、遠距離攻撃ができるスキルや魔法が使えるものがあるので、そういったところを加味して、全体のバランスを考えた編成をしたほうがいいな。

また、ニンジャやナイトなんてカッコいいクラスもあるようだ。さて、誰をクビにして新しい仲間を迎え入れるか……。

バトルフィールドでは、崖や民家などの高低差があるオブジェクトが存在する。弓や魔法攻撃の軌道上に障害物があると、敵に攻撃が届かない場合があるので気をつけないとな。

それ以上に気をつけないといけないのが、仲間への誤射だ。敵ばかり見ていると、目の前の仲間に当たってしまうこともしばしば……。

何回かまげま氏に殺されたよ!(編注:指令したのは吉田おじさんです)

離反されないよう忠誠度には気をつけて!

ストーリーやバトルのことばかり紹介しちゃったけど、ショップも大切な要素のひとつだ。

ショップではアイテムの購入以外にも、装備を合成して強化したり、仲間を雇用したりできるぞ。

仲間の雇用にしても、装備の合成強化にしても、何かとお金がかかるのが悩ましいところだ。節約しなければ!

そんな時は、バトル中に敵ユニットを説得して仲間に引き入れちゃおう。よし、お金を使わずにニンジャのミスティが新しく仲間になったぞ!

実は……この直前にデニムもニンジャにクラスチェンジしていたので、「新しいニンジャが増えるよ!!やったねデニムくん!」なんて喜んでいたんだけど……ミスティは、僕のデニムより片手刀のスキルレベルが高い。ぐぬぬ……!

新入りに嫉妬することもあったけど、基本的に仲間は大切にしている。なぜなら仲間には、忠誠度があり、それが一定以下になると離反する恐れがあるからだ。

忠誠度システムがなかったら仲間の扱いが雑になってたな……。

忠誠度は、数値としては確認できないけど、デニムに対してどんな印象を抱いているかはわかるので、きな臭い主張をし始めたら注意が必要だ。

デニムは、僕の選択によって、脳筋で、姑息で、疑り深く、人の頼みを全く聞かない嫌なヤツになっているかもしれないけど、仲間からの評価は高いようだ。よかったよかった。

みんな……これからもズッ友だよ!

しかし……とあるバトルで全滅の危機を迎えた時、事件は起こった。

戦闘中、仲間の命を救うことができなかったのだ。

一応、仲間はHPが0になってもアイテムによって蘇生は可能なんだけど、一定ターンが過ぎるとそのまま死亡してしまう。

僕は、蘇生のアイテムの買い出しを忘れてしまい、仲間の蘇生ができなかった。でも、忘れ物なんて誰にでもあるし、ドンマイ僕!

今回死んじゃった仲間とはズッ友だったし、きっと許してくれるよね……?

すっごい恨み言。

こりゃ今までも陰口を叩いていたな……。


コントローラーを握りながら寝落ちするくらいガッツリハマってました!なので、正確なクリア時間はわかりませんが、おそらく30時間はプレイしていたと思います。

レベルの管理がクラス単位からユニット単位に変更されていたり、レベル上げの手段として演習モードが追加されていたりと、『運命の輪』では、個人的に「う~ん……」と思っていた箇所が改善され、より快適にプレイできるようになっていました。オートセーブや倍速モードなどの追加要素もカユい所に手が届く感じです!

初心者の人はもちろん、旧作をクリアした人にもぜひおすすめしたいタイトルです!

『タクティクスオウガ リボーン』は、PS5/PS4/ニンテンドースイッチ/PC(Steam)を対象に2022年11月11日(Steam版は2022年11月12日)発売予定です。

(C) 1995, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.


《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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