イギリスのインディーデベロッパーHello Gamesは2月22日、アクションアドベンチャー『No Man's Sky』に新たなアップデート「Fractal」を配信し、トレイラーを公開しました。
本ゲームは、無限に自動生成される宇宙を舞台に、任意にカスタマイズしたキャラクターを操作し、宇宙船を駆って様々な惑星を冒険するシングルとオンラインマルチプレイ対応作品(ニンテンドースイッチ版はシングルプレイのみ対応)。PS VR2/1を始めとするVR機器にも対応しており、VRでも全ての要素が楽しめます。
バージョン4.1アップデート「Fractal」
本アップデートでは、PS VR2への対応やVR体験そのものの改善、スイッチ向けのコンテンツとPSと同時にジャイロ操作の導入、カタログの「脅威」カテゴリ追加による収集データの拡張、高速駆動の新型宇宙船「ユートピア・スピーダー」が獲得できる共同探検新シーズン「ユートピア」の開始等が実施されています。
PS VR2フル対応
高精細なテクスチャ、パーティクルレンダリングや描画距離の増加、より高い解像度対応などにより美麗な映像でプレイが可能となったほか、ヘッドセットの振動により、惑星での落雷、噴火、大地の震動、宇宙域では大気圏突入時のコックピットの揺れなどを表現。Senseコントローラーでは、マルチツールでの弾丸発射時に音が鳴り、オーバーヒート時はトリガーに抵抗が発生など高い没入感を実現。スイッチ向けコンテンツ拡充
スペースアノマリーで祭司ナダと専門家ポロのミッションに挑戦可能となるほか、ネクサスの窓口から新たに随時更新されるミッションを請け負うことが可能。また、エクソクラフトのミノタウロスのアップグレードに繋がるミッション「A Trace of Metal」もプレイ可能に。そのほか、PS・Steam Deckと併せてスティック入力をジャイロセンサーで補助する機能も追加されました。カタログに脅威カテゴリ追加
遭遇した中で最大の草食動物はどれだったか、最高気温を達成した惑星はどこだったかなど、宝や収集したグリッチ、惑星や動物などに関して新たに様々な記録が記載されるようになりました。新共同探検「ユートピア」スタート
大型アップデート後しばらくしてから開始されることの多い共同探検ですが、第9シーズンとなる今回はアップデート直後に既に開始。今回はユートピア財団の一員として、放棄された太陽系の惑星の再建を目指します。報酬は新型の高速宇宙船ユートピア・スピーダーやホログラフィックフレンド像、新ヘルメットカスタマイズ、新たなロボットドローンコンパニオンなどが用意されているとのことです。Twitch Dropsキャンペーン間もなく開始
映像配信サイトTwitchにおいて、本作『No Man's Sky』をプレイする「Drop」タグ付きの配信を一定時間視聴することで、宇宙船を始めとする様々なゲーム内アイテムが貰えます。今回は2月23日午後10時より27日までの5日間で開催予定。各日で報酬が異なり、Twitchでの受け取り手続きを24時間以内にする必要があることにご注意ください。キャンペーンページはこちら。そのほか、宇宙船のコレクションが最大9機から12機への増加や、映像面やQoL面の改善など様々な改善や修正が実施されています。詳細は公式サイトのパッチノートで確認できます。
PS VR2のフル対応も開始された『No Man's Sky』は、PC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Xbox One/スイッチで配信中。対応機種においてVRでもプレイできます。また、GOGを除く各プラットフォームにおいて、25%から最大50%オフのセールが実施中です。
※UPDATE(2023年2時0分):アップデートの一部の紹介を追加しました。