『Project Zomboid』に影響受けた新作ゾンビアポカリプス・サバイバル『ZED ZONE』自動生成されるオープンワールドの世界から脱出目指す【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Project Zomboid』に影響受けた新作ゾンビアポカリプス・サバイバル『ZED ZONE』自動生成されるオープンワールドの世界から脱出目指す【プレイレポ】

リアルなディティールを特徴としており、体温調整やインベントリ管理、クラフト、武器カスタマイズ、建設などが楽しめます。

連載・特集 プレイレポート
『Project Zomboid』に影響受けた新作ゾンビアポカリプス・サバイバル『ZED ZONE』自動生成されるオープンワールドの世界から脱出目指す【プレイレポ】
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ゾンビ、ポストアポカリプス、サバイバル。筆者はこの単語を見るだけで食指が動いてしまいます。新作となればなおさらのこと。

そこで今回は、2023年3月30日に早期アクセスを開始したサバイバルゲーム『ZED ZONE』の気になる内容をお届けします!

『ZED ZONE』とは?

本作は、たった1人の開発者Leven Liu氏が手掛けるゾンビアポカリプス・サバイバルゲームです。2019年末から開発が開始された本作は、2022年3月25日にKickstarterキャンペーンを開始し、1か月で約100万円を集めプロジェクト達成。そして、2023年3月30日にSteamにて早期アクセスを開始しました。2Dのサバイバルゲームとして開発した経緯は、開発者が3D酔いに悩まされたからとのこと。

影響を受けた作品として『Project Zomboid(以下、Zomboid)』や『Cataclysm: Dark Days Ahead』が挙げられており、これらと同じようにドットで描かれた世界を見下ろし視点で操作していきます。オープンワールドの世界は昼夜のサイクルが存在し、自動生成によって形作られています。

『Zomboid』のようなハードコアでリアルなディティールを特徴としており、加えてアクションや戦闘要素を強めた作品として制作されています。それではさっそく、その内容を見ていきましょう!

『Project Zomboid』ライクなゾンビサバイバル!丁度良いリアルさと難易度

ゲームを始めると、まずはキャラクタークリエイトから。性別や髪形などの見た目を決めたら、各種ステータスやスキルポイントを割り振り、『Zomboid』でもお馴染みのパークを自由に取得していきます。

パークはメリットとなるものとデメリットとなるものがあり、パークポイントが0を下回らないように調整します。

さて、世界に降り立つとそこは森の中。近くには墜落したヘリコプターと死体。そして、プレイヤーはほぼ裸一貫。ここからはプレイヤーは何をするのも自由です。

画面左下には常に体力、スタミナ、空腹値、喉の渇き具合が表示されており、それらの管理をしながら生き延びなくてはなりません。また、本作には昼夜のサイクルや天候変化が存在し、雨天時や夜中は非常に冷え込みます。そのためまずは、暖を取る方法か服を探すことが先決でしょう。

携帯端末ではマップやステータスが確認可能。Pip-Boyのようにダイヤルを回したりボタンをポチポチできる。

本作は、見下ろし視点ではありますが『Zomboid』のようにキャラクターの視界が設定されています。たとえゾンビの声が近くで聞こえようと見える範囲はプレイヤーの視界の中だけ。また、建物内部も窓やドアに近づくまでわかりません。

サバイバルゲームにおいて物資を漁るスカベンジは重要です。棚や箱の中を覗いては次、覗いては次と忙しなく徘徊するのも醍醐味ですが、本作では棚などに入っている物資がグラフィックに反映されています。漁れる箇所が非常に多いだけに、パッと見てアイテムの有無が分かるのは嬉しいポイントでしょう。

プレイヤーのインベントリは『Zomboid』とは違い、『Escape from Tarkov』のようにアイテムのアイコンを配置するスタイルです。武器はプライマリとセカンダリ、ハンドガン、ダガーの4枠が設定可能。衣料品は胴体とズボン、靴、頭がそれぞれあり、ポケットなどがあればそこにもアイテムを収納できます。

こだわりの戦闘要素と多種多様なゾンビ

開発者によると、本作はリアルでハードコアな世界を生み出すだけでなく、素晴らしい戦闘体験をもたらすことも目的のひとつとして制作されています。

武器は簡単にクラフトできる石の斧や木の弓をはじめ、ハンドガン、サブマシンガン、ライフル、ショットガン、レールガン、トラップ、レーザー武器まであらゆる種類が実装されています。

弾薬とマガジンはそれぞれの口径やモデルに合ったものがあり、射撃時には排莢し、空になった薬莢を再利用することもできます。

弾は跳弾することもある。

武器にはマガジンやサイト、ストック、マズルなどのModが豊富に用意されており、対応しているものであれば自由に付け替えられます。

本作のゾンビは通常個体のほかにも、見た目が大きく異なる特殊個体が存在します。Bomberは死ぬと周囲に感染性のある液体をまき散らしながら爆発します。Spitterは胃液を遠距離から吐き出し、巨大な身体に変化したBreakerは高い耐久力があります。

ほかにも、複数のゾンビが一つになった集合体や身体に回転する巨大なプロペラが埋まっているもの、もはや人の形をしていないもの、さらには機械兵器まで登場します。

戦闘での射撃時は画面上に表示される照準を敵に合わせる必要があります。また、ローリングも実装されており、よりアクション性の高い戦闘が体験できます。


『ZED ZONE』は早期アクセスを開始したばかりの現時点でも十分なコンテンツ量と内容を誇っており、値段以上の価値があるように感じられました。

今回、プレイ時間の都合で紹介しきれなかった中には、設計図を用いた建築と電力システム新しい技術や戦闘能力などを得られるスキルツリーなど本作独自の要素も実装されています。

早期アクセス期間は4か月から1年としており、正式リリース時までに実装予定の要素は以下の通りです。

  • 技術ツリーと建築システムの改善と追加。

  • 自動生成される世界の改善。

  • 高層ビルの追加。

  • 完全なゲームガイド。

  • 完全なスキルシステムとより詳細な成長ルート。

  • 大規模なゾンビの大群。

  • タワーディフェンス要素。

  • より多くのコンテンツ、武器、敵、車両の改造。

  • ローカルCo-op。

  • NPCバトルロイヤルなどのゲームモード。

  • 人間NPCの拠点とタスク。

スパくんのひとこと

「いつの間にか目的が脱出から定住になるのはお約束スパね!」

タイトル:ZED ZONE
対応機種:PC(Steam
発売日:2023年3月30日
著者プレイ時間:2.5時間
価格:1,400円(4月6日まで1,190円のセール中)
日本語:なし

※製品情報は記事執筆時点のもの
《neko》
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