ロードトリップADV『Open Roads』はFullbrightから離れて開発継続中―共同創設者による女性差別問題から約2年 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ロードトリップADV『Open Roads』はFullbrightから離れて開発継続中―共同創設者による女性差別問題から約2年

FullbrightのSteve Gaynor氏は現在個人開発者として新作に取り組んでいるとのことです。

ニュース ゲーム業界
ロードトリップADV『Open Roads』はFullbrightから離れて開発継続中―共同創設者による女性差別問題から約2年
  • ロードトリップADV『Open Roads』はFullbrightから離れて開発継続中―共同創設者による女性差別問題から約2年
  • ロードトリップADV『Open Roads』はFullbrightから離れて開発継続中―共同創設者による女性差別問題から約2年
『Open Roads』

FullbrightのSteve Gaynor氏は、ニュースレターを公開し、ロードトリップアドベンチャー『Open Roads』の開発チームは同社から離脱したことを明らかにしました。

女性差別などが問題となりクリエイティブリードを辞任

『Open Roads』は2020年12月に発表された母と娘の旅が描かれるロードトリップアドベンチャー。デベロッパーとして発表されたのは『Gone Home』などで高く評価されていたFullbrightでしたが、同社の共同創設者であり『Open Roads』ではクリエイティブリードを務めていたGaynor氏が、主に女性をターゲットとした差別的言動などによって有害な職場環境の原因になっていたとして批判され、主導的な役割を辞任する事態となっていました。

当時海外メディアPolygonが報じた内容によると、元従業員はGaynor氏について「彼の得意技は人の意見を笑って、他人の前で恥をかかせることでした」と語っていました。


現在は開発チームがFullbrightを離れる

上記の問題発覚から約2年が経過しましたが、この度Gaynor氏はFullbrightのニュースレターとして近況を報告。それによると、Fullbrightは『Open Roads』のデベロッパーではなくなり、開発チームはOpen Roads Teamとしてクレジットされるとのことです。今後の同作の情報についてはパブリッシャーであるAnnapurna Interactiveのニュースレターを登録して欲しいともしています。

またGaynor氏自身については、ここ1年はFullbrightで個人開発者として新作の開発に取り組んできたとのこと。そもそも同氏は大規模なプロジェクトを管理したり他人に指示したりすることに向いておらず、そのストレスがスタジオのメンバーへの態度に影響を与えたと振り返っています。もっと早く対応すべきだったと後悔しており、そうしなかったことは自分の責任であるということも付け加えられています。


Open Roads Teamが手掛ける『Open Roads』は、Windows(Steam)およびコンソール向けに発売予定です。



ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム -Switch
¥6,836
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《いわし》

誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 【1,980円→0円】モンスター収集オープンワールドRPG『Cassette Beasts』年末第11弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布―12月29日午前1時まで

    【1,980円→0円】モンスター収集オープンワールドRPG『Cassette Beasts』年末第11弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布―12月29日午前1時まで

  2. 【1,260円→0円】2人協力専用ADV『We Were Here Together』年末第10弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布。12月28日午前1時まで

    【1,260円→0円】2人協力専用ADV『We Were Here Together』年末第10弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布。12月28日午前1時まで

  3. 「ゲーム史上最悪」と酷評…元『GTA』プロデューサーの新作『MindsEye』がMetacriticで2025年ワーストゲームに

    「ゲーム史上最悪」と酷評…元『GTA』プロデューサーの新作『MindsEye』がMetacriticで2025年ワーストゲームに

  4. 【4,100円→0円】高評価探偵RPG『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』年末第9弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて無料配布。12月27日午前1時まで

  5. Amazonプライム会員なら初代『Fallout』&『Fallout 2』が無料!不朽の名作が1月27日まで遊べる

  6. 『Clair Obscur: Expedition 33』GOTY剥奪後、繰り上げ受賞の『Blue Prince』パブリッシャーが「AI不使用」を明言

  7. 日本語対応・超自由な宇宙生活シムがSteamウィンターセールで90%引き最安値!

  8. 『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」。生成AI使用で「GOTY」剥奪に関し弁明

  9. 【1,565円 → 0円】巨大怪獣・ヒーロー・ロボットが大乱闘!ACT『GigaBash』無料配布。頂点に立つのは誰だ

  10. Xの不評“画像を勝手にAI編集”新機能で…『ヘブバン』イラストコンテストは「X以外の応募方法」も視野に

アクセスランキングをもっと見る

page top