海外メディアVGCは、アクションRPG『イモータルズ フィニクス ライジング』の続編がキャンセルされたという、ユービーアイソフトの開発関係者からの声を取り上げました。
ギリシャや中国など、神々の住まう世界を舞台としたARPG
本作は2020年にリリースされたアクションRPGで、プレイヤーは主人公である「フィニクス」となり、神々によって与えられたアビリティや武器を駆使し、ギリシャ神話最凶の巨人とされるテュポンを討ち倒すための冒険に出ます。
2022年にはSteam版がリリースされているほか、DLCも複数発売されており、こちらでは中国神話などギリシャ神話以外のものもモチーフとされています。
期待されながらも、結果は微妙だった?本作に下された決断
今回、VGCに匿名で語られた開発関係者からの声によれば、「続編」は前作と同様に『アサシン クリード オデッセイ』で知られるユービーアイソフトのケベックスタジオが担当していました。しかし、IPとしての確立が難しいという理由から、今月のはじめに「続編」の開発計画はキャンセルという判断が下されたようです。
さらにVGCは、『イモータルズ フィニクス ライジング』は好意的な評価を得ていたものの、販売本数の結果としてはあまり振るわなかったことも述べており、その多くはセールで割引された際に購入されたものであったことも指摘しています。
ユービーアイソフトは今年の1月にも、3つの未発表タイトルの発売をキャンセルしたほか、既存のブランドやタイトルにより注力していくような計画を発表しています。キャンセルされた"3つのタイトル"に「続編」は含まれていないものの、『イモータルズ』シリーズとしてのフランチャイズはユービーアイの戦略に含まれていないようです。
また、ユービーアイソフトの広報担当はVGCに対して、「噂や憶測に関してはコメントしない」との反応を示しました。